ヘ短調作品34

ルブランの回想録の link 先はゲストブックを御覧ください。

イェーツ

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「今日の詩」はイェーツお得意のケルト神話物である。イードという名前はケルト神話ではよく出てくる名前だそうだ。イェーツがここで取り上げるのはケルトの死の神様で、継母に白鳥に姿を変えられた海神リルの息子だそうである。それはともかく行末にすべて同じ言葉を持ってくれば韻文詩になる。一つ勉強になった。


Aedh Wishes For The Cloths Of Heaven

Had I the heavens' embroidered cloths,
Enwrought with golden and silver light,
The blue and the dim and the dark cloths
Of night and light and the half light,
I would spread the cloths under your feet:
But I, being poor, have only my dreams;
I have spread my dreams under your feet;
Tread softly because you tread on my dreams.

Yeats.


イード天の布を願う

金や銀の光で刺繍した
天の布があるならば
夜や光や薄明で細工した
青や灰や黒の布があるならば
あなたの足下に広げます。
貧しい私が持つのは夢だけ 
夢を足下に広げます 
お静かに夢をお踏み下さい。

イェーツ

妖精の歌 -- イェーツ

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A Faery Song

Sung by the people of Faery over Diarmuid and Grania,
in their bridal sleep under a Cromlech.

WE who are old, old and gay,
O so old!
Thousands of years, thousands of years,
If all were told:
Give to these children, new from the world,
Silence and love;
And the long dew-dropping hours of the night,
And the stars above:
Give to these children, new from the world,
Rest far from men.
Is anything better, anything better?
Tell us it then:
Us who are old, old and gay,
O so old!
Thousands of years, thousands of years,
If all were told.

William Butler Yeats



妖精の歌

妖精たちの歌、クロムレックの下で
新婚の夜を過ごすダイアミードとグラニア

わしらは陽気な年寄りさ、
そりゃーとっても年をとってのさ
千年も万年もねかかるよ
全部話すとしたらね。
妖精の国に来てくれた子どもたちには
静けさと愛をあげよう。
露の雫が落ちる一晩中、
お星様を見上げながらね。
妖精の国に来てくれた子どもたちには
大人たちにはない安らぎをあげよう。
もっといいもの、もっといいものがあるかい?
あったら言ってごらん
わしらは陽気な年寄りに、
そりゃーとっても年をとってのさ
千年も万年もねかかるよ
全部話すとしたらね。

イェーツ

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The Wild Swans At Coole

THE trees are in their autumn beauty,
The woodland paths are dry,
Under the October twilight the water
Mirrors a still sky;
Upon the brimming water among the stones
Are nine-and-fifty Swans.

The nineteenth autumn has come upon me
Since I first made my count;
I saw, before I had well finished,
All suddenly mount
And scatter wheeling in great broken rings
Upon their clamorous wings.

I have looked upon those brilliant creatures,
And now my heart is sore.
All's changed since I, hearing at twilight,
The first time on this shore,
The bell-beat of their wings above my head,
Trod with a lighter tread.

Unwearied still, lover by lover,
They paddle in the cold
Companionable streams or climb the air;
Their hearts have not grown old;
Passion or conquest, wander where they will,
Attend upon them still.

But now they drift on the still water,
Mysterious, beautiful;
Among what rushes will they build,
By what lake's edge or pool
Delight men's eyes when I awake some day
To find they have flown away?

William Butler Yeats



クール湖の白鳥

樹々は秋の装いで美しい、
森の小道は乾いている、
十月のたそがれ時
水は静かな空を映し、
石にあふれる水には
五十九羽の白鳥がいた。

私が数え始めてから
十九番目の秋のことだった、
私が鳥を数えおわる前に
鳥たちは突然舞い上がり、
騒がしく羽ばたきの音を立て、
私の周りをぐるぐる回った。

私はこのすばらしい鳥をずっと見てきた
でも今日は心が痛む。
夕暮れの声が岸辺で初めて見た時から
すっかり変わってしまった。
鐘を鳴らすような羽根の音が
もっと軽やかだった。

だが疲れ切ってはいない、恋人同士
冷たく和やかな流れを行き来し、
空に上ることもできる、
心は老いてはいない、
情熱も求愛も放浪する力も
残されている。

鳥は今は静かな水の上をさまよう、
不思議だ、美しい。
ある日目覚めでみれば
鳥が去っている。その時
どの葦に巣をつくり、どの湖畔で
人の目を楽しませているのだろう。

イェーツ

Aengus のカタカナ表記

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昨日ミミさんのコメントで「エングス」ではなく、「アンガス」という表記があったという投稿を頂きました。これを英語の先生に聞いたところ返事がありましたので紹介します。


<さておたずねの件ですが、ふつうは「アンガス」あるいは「エンガス」
あるいは「インガス」と表記し、統一性に欠けます。たしかにアイルラ
ンド語からの発音がややこしいからでしょうで。「エングス」や
「アングス」は聞いた事がありません。

追伸

エインガスもよくみかけます。>

ということでした。私の後半の「グス」というのは英語圏に多少ともいた人間として恥ずかしい間違いであるので修正したいと思います。ただミミさんのいわれた小説「マジソン郡の橋」がベストセラーになり、そこでは「アンガス」となっていたそうですから、日本では「アンガス」が多数派として定着するものと思います。

それを承知の上ですが、年甲斐もなく強情な私は多少抵抗したいのです。「ゲーテ」ではなく「ゴエテ」だ、いや「ギョエテ」だといったドイツ文学者をまねるようなものですが、Aengus のカタカナ表記を「エンガス」で修正させて頂きます。

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今日投稿した「エンガス放浪の旅」でコメントがあった。私はアイルランド神話のことは何も知らずに投稿した。彼の名前の発音も定かではないが、英語版のウィキペディアに解説があった最初のの方だけでも紹介することにしよう。かなりやんちゃな神様で人気はあるであろう。後少しは追加していく予定である。<>内は私の挿入である。さらに意味不明の箇所はとばした。

アイルランド神話の神で Aengus (??engus, ??engus, Angus, Aonghus, Anghus)は Tuatha D?? Danann の一員で、おそらく愛と若さと詩的霊感の神である。彼の頭の周りにはキスを象徴する4羽の鳥がいたとされる。(ラブレターの最後に xxxx と書く習慣はそこから来ていると信じられている。)彼の両親はアイルランド神話の主神ダグザ (Dagda)とボアンド(Boand)であるとされる。ダグザは夫のいるボアンドと恋に落ちだ。この不倫の恋を隠すためにダグザは太陽の動きを9カ月間止めた。したがって、不倫の子エンガスは1日で生まれた。Elcmarが彼の養父である。

エンガスは成人して父ダグザを彼のすみかブルー・ナ・ボーニャ(ボイン川流域)から追い出した。エンガスはダグザが彼の土地を息子達に分配した後に帰ってきた。したがってエンガスには財産は何もなかった。エンガスはダグザに昼と夜だけブルー・ナ・ボーニャに住まわせてくれたと頼んだ。ダグザはよかろうといった。ところが、アイルランド語には不定冠詞 a がない。<つまり単数形も複数形の区別がないらしい。ここは日本人には分かりやすい>父親は一日と受け取ったが、エンガスは昼と夜すなわちいつまでもといったと理屈をこねた。かくしてブルー・ナ・ボーニャ に居座り、乗っ取ってしまった。

これとは違ったバージョンもある。"The Wooing of ??ta??n" では、エンガスは同じ策略を使って養父の Elcmar を Br?? na B??inne から追い出している。このときは実父のダグザがこれを黙認している。このバージョンではミディールがエンガスの養父になっている。 Elcmar はダグザに寝取られるボアンドの亭主である。

エンガスは夢に見た女の子と恋に落ちる。彼の母親ボアンドは1年間アイルランド中を探し回り、父親のダグザも探し回る。とうとう、王 Bodb Dearg of Munster が一年後に彼女を見つける。

エンガスは竜の口の湖にたどり着き、150人の女の子がペアで縛られているのを発見した。彼は彼の女の子 Caer Ibormeith を見つけた。11月1日 Caer Ibormeith は他の女の子と一緒に1年間白鳥の姿に変えられることになっている。エンガスは白鳥の姿をした Caer Ibormeith を見つけられれば彼女と結婚できるといわれた。エンガスは彼女を見つけた。彼は白鳥に姿を変え歌をうたって飛んでいった。美しい歌を聞いた人は三日三晩、眠り続けた。


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