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今日は「母の日」である。ただしイギリスの「母の日」である。今日はレントの第4日曜日である。キリストの受難にちなんで長い禁欲的な生活を送ってきた人々にとってようやくレントの中間点にさしかかったところである。ちょっと息抜きをしたいところだが、イギリスの教会もそれを大目にみた。イギリスの昔の「母の日」は日本でいえば、奉公人の藪入りといったところであろう。ただし、イギリスの奉公人、とくに女の子は年に一日だけ里帰りして母親の顔を見ることが出来た。 |
暦
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Domine la |
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今週末は明日が処女マリアの「受胎告知」の日に決まっている。明日3月25日に大天使ガブリエルがマリアを訪れ、その瞬間彼女は聖霊によって受胎し、12月25日にイエスを出産することになる。この日は固定祝祭日であるが、明後日はレントの中間の日であり、イギリスでは「母の日」となっている。「天上の母」と「地上の母たち」で忙しい週末である。また神聖な「受胎告知」の日のブログは私の雑文で汚したくないので、明日は最小限の文のきれいな「受胎告知」でしめたい。今日は明日のせるベリー公の時祷書にある「受胎告知」のフォリオにのっているラテン語について私なりの解釈を書いておこうと思う。このラテン語は「受胎告知」にふれているわけではない。 |
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もっとも異教的な日本の菓子屋がでっち上げた「ホワイト・デー」のついでといっては罰が当たるが、「グリーン・デー」ともいうべき「セント・パトリック・デー」を取り上げておこう。明日はアイルランドの守護聖人セント・パトリック(Saint Patrick)の祝祭日である。宗教改革以前にカトリック教会により聖人になった人物に関しては、イギリス国教会は一応の敬意を払っているかと思っていたが、私の種本”The English Year”にも、Edith Holden の絵入り日記にも、セント・パトリックには一切ふれていない。 |
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いよいよ3月、ローマ時代には新年であり、われわれが12月といっている月は10番目の月であったことは英語にも残っている。ローマでもっとも人気のあった戦いの神マルスに由来する。われわれが1月、2月と呼んでいる月には名前すらなかった時代もあるという。さらに教会歴では、3月1日からレントにはいる。昨日まで浮かれていたカーニバルが終わり、キリストの受難を偲び、肉をたたなくてはならない。 |

桜と日本人ですね。なぜか、三島由紀夫を思...



