|
現在(2015)行っている研究です。
1、高齢者のテレビ理解
高齢者がテレビを見間違う事例を集めています。子どもの間違い方と似た間違い方が出てきて驚かされます。研究費申請中ですが、世間は子どもでもテレビがわかると思っていますから、大人がわからないなどという研究では、意義を認めてもらえないです。
ザッピング対策に番組の構造を複雑にしているのは、日本くらいなものです。ストーリーのつながりが悪いので「テレビ離れ」が起きているのです。高齢者にわかる番組は誰にもわかると思うのですが。
2、アニメ「サザエさん」の時制変化の分析
今度、本を出すので「サザエさん」の時制表現や段落分けの手掛かりを見直しています。本当に安定して使われています。日本人に映像の時制を教えたのは「サザエさん」ですね。
3、NHK教育の幼児番組における3次元表現
テレビ画面は平らです。平らなものを3次元に見るためには、どこかで平面を3次元に見る練習をしなければないわけです。NHK教育の幼児番組は、人が出てきても2次元的表現です。重なりやすれ違いがありません。2次元から3次元への橋渡しは、このあたりで教えられているのではないかと思い、どんな所で重なりが出るか、分析をしています。
テレビはメディアです。メディアが通じるということは、番組を作る人と視聴者が、ともに同じ約束事を持っているから通じるわけです。テレビを見るための約束事とは何なのか、なぜ共有できるのかを研究しています。
|