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俺は少し前からベンツのサポートカーを探している。 サポートカーとは、いわゆるサービスカーのような イメージなのだが、存在としてはセカンドカーである。 しかし、セカンドカーと言うとなんだかセレブな人だと 勘違いされてしまう。「車?ベンツに乗ってるんだけど、 通勤とかはセカンドカーで、、、」イケスカ無いヤツって 感じだ。だからあえて、セカンドカーとは言わない。 中古のベンツ、何時壊れて動かなくなるか分からない。 そんなときの通勤の足代わりが最大の目的で、なおかつ 燃費のあまり良くないベンツと入れ替わり立ち代り乗って 総合的経済性向上を図りたい。そして最近は趣味で自転車 やタイヤを積んで走る。将来構想としては、ジャッキや工具 を積んで移動サービスカーだ。お粗末な住宅環境からガレージ の持てない俺は、露天の駐車場はおろか、公共の路上さえ ガレージに代えるつもりだ。 燃費が安くて、維持費が安くて、荷物が沢山載る、そう、 その条件に合致するのは軽自動車の箱バンだ。候補は以下の 車種に絞られた。 ホンダ:アクティーバン スズキ:エブリイ ダイハツ:ハイゼットカーゴ ミツビシ:ミニキャブバン スバル:サンバー 日産:クリッパーバン(三菱・ミニキャブバンのOEM) マツダ:スクラム(スズキ・エブリィーのOEM) この手の車は基本設計を軽トラと共有しているせいか、 軽自動車のクセして意外や丈夫に出来ているようだ。 中古車市場では10万キロを超える過走行車に平気で 何十万もの値段を付けている。つまり、中古車は割高だ。 さらに、前席の下にエンジンを搭載するというレイアウト の結果、大部分の軽箱バンにはレカロが取り付け出来ない。 歴史的にみてこの手の車でレカロが取り付け可能なのは 現行型のアクティーバン(バモス・バモスホビオ含む) だけである。 製造メーカーの評価は別として、レカロというシートを 俺は気に入っている。今のサポートカーであるミニカは ノーマルシートで数ヶ月乗って、その後にレカロを装着 したが、その激変ぶりには驚かされた。特に柔な足回り の軽自動車を的確に走らせるには必須の装備だと実感した。 中途半端に古い中古の軽箱バンは割高で経済的合理性に 欠ける。20万円以下の激安軽箱バンは超低年式・超過走行 のダブルリスクを抱えている。そして年式・走行からみて 割安な車両は土木・建築系で使われていたもので明らかに 程度が悪い。 今日俺は、新車も視野に入れようと近所のホンダディーラー にカタログをもらいに行った。そしてそこで見つけたのが 「お中元カー」だ。お中元カー?初耳だ。ディーラーの 営業マンから出たその用語には流通業界固有の事情が隠され ていた。話は、こうだ。 お中元シーズンの6月から8月ぐらいの時期は宅配の ボリュームが普段の月に比べて激増するらしい。その お中元シーズンの膨大な宅配をこなすために、デパート の配達部門や宅配業者は大量の派遣・パート・アルバイト などを動員、そして、その時期だけ使うために軽箱バンを リースする。 その需要に対応するべくリース会社は新車を購入して 数ヶ月だけ貸し出す。そして繁忙期に1,000キロから 2,000キロ程度走った軽箱バンが中古車市場に流れる。 それがお中元カーだ。 ホンダディーラー、新車販売で収益を上げる →リース会社、リース契約で収益を上げる →デパート配送部門や宅配業者、車両リース料をカバー して余りある収益をお中元商品販売や配達業務で上げる →リース会社、数ヶ月で引き上げた車両を中古車市場に 流して投資資金回収 →ホンダディーラー、中古車として仕入れて再販でさらに 収益を上げる →俺、新車同然の車が新車の2割以上安く買える どうだ、誰もが勝者の理想的な市場形成ではないか! これはまさにお中元という日本独自の商習慣が生んだ 究極の市場構造だ。近江商人の教え「三方よし」どころか 「全方よし」ではないか!? 聡明な読者の方はもうお気づきかと思うが、お中元カー が存在するように、お歳暮カーも存在する。惜しむらくは 俺がその存在に気づくのが遅かったため、お歳暮カーが 売り切れてもなお在庫で残ってしまっていた昨年のお中元 カーにしか出会えなかったため、その車は走行距離こそ 1,600キロというまだ慣らしも終わっていない状態だが 登録から既に半年以上経っていることである。 しかし、俺はそのお中元カーを買おうと思う。たまたま 近所のディーラーが昨年のお中元カーを売り残していたのと、 俺がふらりとカタログをもらいに行ったのは、きっと何かの ご縁だろう。購入動機はそれだけで十分だ。 ただひとつ腑に落ちないのは、安いとはいえ諸経費込みの 乗り出し価格95万円がファーストカーであるベンツの 購入価格を超えることである。。。 お中元カーの市場形成は極めて合理的だが、俺の人生には いつもさまざまな矛盾がある。。。 .
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確かに箱バンは高いですね。特にサンバー、アクティは人気車種なので
10年たっても高額です。それでも過走行でメンテナンス費用が確実にかかる代物です。上位2機種以外ではハイゼット、エブリイが人気で続きますが。現在はエブリイが多数販売されていて少しお値打ち状態ですね。先日も業者から程度のいい1オーナー4WD マニアルどうと言われたけど即金では買えませんでしたけど。市場価格よりはお値打ちでしたね。業販ですから、同じ過走行でも記録簿整備付とは
不明車では意味が違いますから。もうだいぶ前の内容ですみませんね。すでに購入していらっしやいますか?
2010/7/14(水) 午前 0:36 [ hiro ]