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四季の詩
海・山・川 大好き!!

書庫田之筋小学校時代

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大きな樹木の茂る小さな学校で、よく森の話をしました。
その中のひとつです。
 
第5話
森のおくりもの
 
 今日も森のお話の続きです。
 私たちのまわりには、森からのたくさんのおくりものがいっぱいです。
 新聞、本、ノート、輪ゴムそして、床や柱、机や椅子も、接着剤やアイスクリームの中にも、森林はこっそりと、おくりものをしているのです。
 ここまでは、前の時間に話しましたね。
 そればかりではありません。
 わたしたちが呼吸するときに必要な酸素は、だれがつくったものでしょうか。
 地球の緑色の植物は、空気中の炭酸ガスを吸い込んで、かわりに酸素をはきだしてくれるのです。
 緑色の植物は、川や海の中の藻、花壇の花、道端の雑草、それに森の木々があります。緑の多いこの小学校には、30種類以上の樹があり、学校をとりまく周りの山にも、檜や杉の木がたくさん植えてあります。これらの山の木や校庭の木に、毎日、少しずつ少しずつ、酸素を造り出してくれているのです。都会の学校では味わえないすてきなおくりものを毎日、届けてもらっている私たちです。
 おもいっきり深呼吸をすると、緑いっぱいの空気を吸い込むことができます。
 みなさんは、森林浴ということばを知っていますね。自然公園には、散歩をする道がつくられています。そこを歩いて、小鳥の声を聞いたりしながら、心をゆったりとさせながら、森のおくりものであるきれいな空気をいっぱい吸って、すがすがしい気持ちになることを森林浴といっています。
 校庭の大きな木の下で、みんなといっしょに、給食を食べたとしたら、さぞおいしいことだろうなあと思います。
 今日の森の話は、ここまでで..。
 また、次の機会にお話をつづけます。
 みなさん、校庭の木の種類をたくさん覚えましたか。
                     緑の学校で  1996.5月13日
 
 
ボランティアは、「有償か?無償か?」と、論議された時代があります。
今は、有償ボランティアの時代に入っていると思うのだけど・・・。
無償、結構です、
その人の心の持ち方次第ですよね。
そんなことは、おかまいなしに小学生に語ったことがあります。
 
第4話
ボランティア度
 青少年赤十字の登録式にあたり、ボランティアについてのお話をします。ボランティアということばを日本語では、奉仕と訳しています。青少年赤十字の目標に入っていることばですね。日本語に適当なことばがなかったので、奉仕という訳し方になっていますが、世界のこどもたちは、ボランティアということばで赤十字活動をしています。 今から、話すことをゆっくり考えてね。
 
 「世界のどこかのある国で、食べ物もなく飢えた人たちがたくさんいたとします。そこで、日本人の一人ひとりがお米をコップいっぱいずつ持ち寄って、たくさんのお米を寄付しました。この行為は、まだ、ボランティア度1点なのです。
 たくさんのお米が届くのになぜだろう?
 ちょっと待てよ、あの国の人たちは、普段は、お米を食べているのかな?
 いろいろ調べてみると、とうもろこしの粉を朝、昼、晩と料理して食べていることが分かりました。
 そこで、集めたお米をおにぎりやたきこみごはんにして売って、お金にかえて、干しとうもろこしを買い、送りました。
 いいぞ!!、相手のくらしかたや立場が理解できたのだね。これでも、ボランティア度は、20点です。
 その国の人々がなぜ飢えているのかが分かれば、50点です。
 じゃあ、何をすればいいのでしょう?
 水がないので、作物がとれないから食べるものがないんだな・・・。
 アイディアを出し合って、そのお金で、井戸を掘ろうと行動に移すことができれば、80点。
 100点になるには、その国の人たちが、みんな生活ができ、自分で食べられるようになったときをいうのです。」
        (「かけはし」八幡浜教育事務所発行1994年第7号部分引用)
 
 このように考えると、ボランティアは、ひとつの国も変えることができる力を持っています。また、ボランティアをすることによって、自分も変えることができます。自分の考え方や生き方を変える力があります。そうしたときの自分に気づいたとき、人は、しあわせを感じるのです。何かしてあげたいと思っていた人に、自分が何かしてもらっていることに気づかされる力があります。こういうボランティアは、楽しくってやめられない。本気でやらなきゃあ、『まごころ』でやらなきゃ何も変わらないのです。                  JRC登録式にて   1996.5月10日
  (柱)JRC =ジュニアーレッド・クロス 青少年赤十字
小学校での訓話は、はじめてです。
一年生に話が伝わるかな・・??と、思ってなるべくやさしたとえ話をいれて、児童への希望を述べてみました。
訓話のあと、1年生担当のFURUYA先生に、尋ねてみました。
「一年生は、からだでことばを感じますから、大丈夫ですよ。いいお話でした。」と、言ってくれたのを思い出します。
 
第3話
さくらとパンジー
 今日は、花のお話をし、皆さんに対して希望を述べたいと思います。
 今、さくらとパンジーが、校庭の近くで花を咲かせています。
 ある日、パンジーが、(さくらに言いました。)「あなたは、なんてみごとな花なのでしょう。花は、きれいだし、木にいっぱい咲いていて、すてきし、お花見にみんながやってきてくれるし、みんなから好かれるのもあたりまえ。とても、うらやましいことです。」と、言いました。
 すると、さくらは、(言いました。)「いいえ、わたしこそあなたがうらやましのです。わたしがきれいに花をさかせていられるのは、ほんのひととき。ところがあなたは、冬の寒さの中で、花のつぼみをつけ、たくさんの花芽を出し、次々と花を咲かせ、いつまでも美しく咲いていられるではありませんか。」と、言いました。
 このお話には、どのような意味があると思いますか。
 花には、それぞれの姿や形があります。ひとつひとつの花には、そのよさや特徴があるのです。自然の恵を受け、「まごころこめて」咲いているのです。
 みなさんも、一人ひとりの顔や形が同じでないように、ひとりとして同じ人はいないのです。この地球上にいたった一人しかいない自分です。
 たった一度しかない人生を、たったひとつしかないいのちを、もっともっと大切にしてもらいたいと思います。
 どんなに他人をうらやんでみても、どんなに自分をつまらないものと思ってみても、結局は、自分はじぶんでしかありません。自分自身がもっている大切な宝物。自分だけにしかないよさを見つけ、自分のよさを十分に発揮できる人になってください。
 先生たちも、みなさん一人ひとりのよさを伸ばすために力いっぱい努力していきたいと思います。
 そのためには、ひとをうらやむことなく、自分はみんなのためにこのことができるんだ。「ひとりは、みんなのために、みんなは、ひとりのために。」と、まわりの人をいつも大切にしましょう。
 自分の心をいつもきれいにし、自分の花を咲かせましょう。そして、みんなで力を合わせ、1年生をいれた全校児童84名のはなをこの田之筋小学校区全体に、いっぱい咲かせましょう。
                     はじめての校長訓話 1996.4.15 
 参考文献:
 肱川町教育委員会・同和教育協議会編 ふれあい童話「ばらとけいとう」から、校庭の花に置きかえて
 
今から、15年前の話です。
当時、ピカピカの1年生も20歳〜21歳になっています。
成人おめでとう!
 
第2話 
おおきくなあれ
 
 ピカピカの1年生の7名のみなさん、おめでとう。今日は、お兄さんやお姉さんたちが、「うれしいな、楽しく学校生活を送ろうね」という気持ちを込めて、みなさんを迎える会を開いてくれました。
 お兄さんやお姉さんたちのやさしい気持ちいっぱいの1年生を迎える会でしたね。各学年の出しものは、楽しかったですか。手作りのプレゼントを、もらってよかったね。
 ちょっと突然ですが、今から名前を呼ばれた人は、前にでてきて下さい。
1年生の淵本知理さん(118.7cm)、尾上政喜くん(123.7cm)、6年生の水口理映子さん(117.0cm⇒148.0)、山本光明くん(121.2cm⇒157.8)。
 今、ならんでもらったわけを話します。みなさんは、そのわけがわかりますか。
 理映子さんの1年生の時の4月の背の高さが、知理さんぐらいだったのです。それに、光明君のピカピカの1年生の時は、政喜くんぐらいでした。なんと、5年間しかたっていないのに、こんなにも、背が伸びたんだね。このように、体は、ぐんぐん成長します。好き嫌いを無くして、よく食べて、元気よく遊んだり、運動をしたりすると、このように、かっこよい体になるんだね。
 一方、しっかりと勉強もして、心を磨くことも大切なことです。先生のいうことを良く聞いて、教室での勉強の時間も頑張りましょう。
 上級児童のみなさんも、6年間の小学校生活の中で、体だけ大きくなるのではなく、『よく学び、よく遊び』、心も大きくしていくよう努力しましょう。上級児童のみなさん、今日は、1年生のためにみんなで力をあわせて、
一生懸命に演技し、みんなで楽しいひとときを過ごすことができ、とてもよかったです。
 今日のように、いつもやさしい気持ちで、下級児童やお友達に接していき、いじめのない楽しい学校生活を送りましょう。         
1年生を迎える会にて   1996年4月20日
 
子どもたちへ健やかに育てと、話しかけてきたメッセージ集の開設をしました。
田之筋小学校は、西予市(旧宇和町)にある小さな学校です。
時折、実名が入っているメッセージもありますが、子どもたちは、立派に成人していて、当時のことが思い出されますから、そのままにしています。
ここに掲載する話は、フロッピーに残っていたもので、時系列に関係なく、順不同です。
 
第1話 
ONE  FOR  ALL
ALL  FOR  ONE
  
 15名の新入児童のみなさん、学校は、楽しいですか。2年生以上の63名のお兄さん、お姉さんたちは、下級生にやさしくしていますか。
 ただ今、名前を読み上げられましたみなさんを今年度の児童会活動の役員として任命します。
 新しい学級役員や児童会役員のもとで、田之筋小学校の児童としてどこを、どうすれば、みんなの学校生活が楽しくなり、みんなの生活がまわりの人によい影響を与えることができるかということを常に考えていく児童会活動や学級会活動が始まったのです。
 今日の任命式にあたり、ONE FOR ALL ALL FOR ONE ということばをみなさんとともに考えてみることにします。一度、いってみましよう。
日本語で表すと、どんなことばがいいかな・・・・?
・・・・「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」。
 保健委員の人は、給食の後、食器の後かたずけをします。食器を持って来るのが遅い人もいます。でも、早く遊びたいのをがまんして待っています。食器をちゃんと棚に置かない人もいます。だが、保健委員の人は、きちんと整理をしていきます。このように、ひとりの委員は、みんなのために当番活動をしているのです。放送委員の人だって、給食を食べたいのをがまんして、みんなが楽しくなるようにと校内放送をしてくれているのです。このことは、ONE FOR ALLということですね。
 通学班でみんなが歩くとき、新しい1年生にあわせてゆっくりと歩いています。このことは、ALL FOR ONEということですね。足にけがをして歩きにくい人がいたとしても、みんなはその人にあわせて歩くことができます。
 私たちは、学校に限らず、家庭や地域の生活の中で、ONE FOR ALL ALL FOR ONEの気持ちで行動することが多くあります。児童会の役員のひとりひとりは、いろいろと考えて、みんながよくなるよう、みんなのためになるよう努力して下さい。また、全校児童のみんなは、ひとりひとりのために、どこを、どうすれば、もっとよくなるかということを考え、実行していきましょう。
 本日、ここに『まごころこめて』の児童会活動が出発しました。
みなさん、楽しい学校にしましょう。
                       役員任命式にて 1997416
 
 

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