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はじめに
大座礼山には、ブナの巨木がある。
中四国一だともいわれている
ブナの南限は、九州だから、当然、西日本一となる。
西日本一なら・・・・日本一かも〜〜??
ところが・・・・・^^!!
どっこい・・・・???
2010.5.16撮影
2010.7.17撮影 次は、私見「ブナの巨木考」です。
第1章 ブナ林を守ろう
石鎚山系の東の端に大座礼山があります。
その登山道には、「ブナの森を守ろう」というアッピール板が、ブナの木の根っこに置いてありました。
高知市立三里中学校の登山部です。
中学校に登山部があるなんて、いいですね。
顧問の先生と休みの日に、山に入っているのでしょうね。
高知には、たくさんのブナ林があります。
それらを探索し、保護活動をしている中学校の登山部だと想像しました。
三里中学校登山部にエールを贈ります!
ブナを愛する人は
地球を愛する人
自然を大切にする人は
人を愛し自分をも大切にすることができる人
それは、心やさしき人
やさしくなろう やさしくなろう
もっともっと やさしくなろう
by foo3776
三里中登山部ー残り少ないブナの森 自然林を守ろうー
第2章 西日本のブナ林 西日本型のブナ林は、林床に、スズタケを敷いいています。
伯耆大山のブナ林は、裏日本型のブナ林で林床にクマイザサ(九枚笹=クマザサ)をともなっています。
登山道から見る限り、原生林には、さほど大きな木は、ありませんでした。(2009.5.2観察)
大山の登山道にて
九州の祖母山のブナは、標高900mあたりでみられ、やがて、1200m付近のツガ(栂)の原生林に押されています。背は、高いが、幹の周りはさおど大きくはありません。(2010.5.4観察)
祖母山登山道にて また、英彦山のブナ林は、北峰と南峰を結ぶ稜線あたりに分布していますが、積雪や台風の被害を受けやすく、枝も折れ、倒木している樹もあり、寿命が短いと思いました。現在、植樹もしたりして、保護活動がなされています。(2010.6.12観察)
英彦山北峰から中岳へ向かう登山道にて 北海道の黒松内町には、自生北限地帯である歌才ブナ林があります。
この森は、開拓の伐採から免れ、現在は、大切に保護されています。(国の天然記念物)
背丈が高く、空にまっすぐに伸びて、枝は、幹の上部から数本に分かれています。
黒松内町と西予市は、ブナが縁で姉妹提携をしています。
ボクは、交流団長として訪れて、歌才森林公園でブナの苗木を記念植樹をしています。
あれから、何年経ったのかな・・・?
2007.7.29でした。あれから、3年経ったのですね。
歌才のブナは、短い夏の太陽をいっぱい浴びるために、葉っぱがとても大きく、西予市野村町のブナの原生林の葉っぱと比較すると、6倍ありました。
歌才自然館のポスターより
植樹風景です。10年後には、訪れてみたいと願ったのです。
長生きしなくてはね!!
歌才自然公園にて
大野ケ原の原生林の葉と歌才の自然館横のブナの葉を比較したものです。
「大野ケ原ブナの原生林」を検索していただけたら、幸いです。
6倍です。
石鎚山のブナ林も他の樹木と混住しています。
森林の垂直分布の説明板は、とてもいい教材です。
クリックをして、拡大して見てください。
石鎚登山道にて 第3章 ブナの樹の比較
ブナの寿命は、場所によって異なります。
北海道のそれは、150〜170年ほどだということです。
すくすくと成長も早いのですが、短命です。
本州では、長寿で約250年ほどということです。
樹齢400年のブナの樹が青森にあると聞いています。
槍ヶ岳にも上りましたが、登山道では、ダケカンバなどと混在しています。
ブナの巨木日本一は、何を基準にした「ものさしし」があるのでしょうか?
純林の中では、樹齢が日本一というものさしもあるかと思います。
樹齢400年を越えるブナの木があるともいわれています。
環境省では、地上から1.3mの高さで幹の周りを測ります。
測定位置に枝が分かれていたら、幹周りも大きくなります。
十和田市奥入瀬に「森の神」さんがいて、幹廻り601cmあり、ブナの巨木日本一と確認されています。
この木は、上部の方で枝が3本に分かれています。単幹の測定値なら、日本一なんです。
また、秋田嫌悪白岩岳の中腹にあるブナは、幹廻り806cmです。この木は、2本の幹がある中では、幹回り日本一といってもよいのでしょう。
いやいや、ほかに・・???
青森市の梵珠山には、862cmがあり、これも日本一!!
さて、大座礼山のブナの巨木は・・・??
やはり、日本一です。
枝分かれをしている部分が低い位置にあるのが特徴であり、日本一です。
胴回りも大きいのですが、その特徴的な枝の張り方が扇のように開いていて、先のほうまで折れていないのです。そこが、日本一なのです。
次回は、メジャーを持って出かけます。
では、大座礼山のブナの巨木をゆっくりと、ご鑑賞ください。
苔むしています。
低い位置から枝を張っています。
太陽をたくさん浴びるように枝を広げて、葉緑素をいっぱい作るためです。
巨木にイロハカエデが寄生しています。
ここは、大座礼山の山頂から下ったところにあり、風の害を受けない場所かもしれません。
保護活動がなされて、6年前よりは、巨木は、元気になってきたそうです。
巨木の2世のブナの実です。
殻は二つに割れ、地面に落ちて、種を飛ばします。
下の画像は、歌才のブナの種です。これも、大きいですね。
いろいろと、とりとめもないことを書き連ねました。
巨木や巨樹を愛する会のみなさんの目にとまり、私見に対してお叱りを受けるかもしれません。
日本一となると、観光客がバスツアーでやってきます。
木の根を踏み、土を固められて、すぐに枯渇していきます。
何よりも、大座礼山の精霊が静かに眠る森を大切にすることが大切です。
地元の人たちの保護活動が実を結んできています。
登山口には、肥料を一袋持ってあがってくださいという、協力依頼のチラシがあります。
でも、現在は、肥料とナイロンの袋がなくなってきています。
今日も森の精霊は、静かに眠っています。
大座礼山のブナの巨木
追記:どなたかブナの木について、豆知識でもいいですから、教えてください。
2010.7.21記す |

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