Buon appetito a tutti!〜真珠のブログ〜

最上のソースは空腹であるbyソクラテス

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<「家庭の味」ってどんな味?!>

 私の幼少の頃は未だ近所にコンビにがありませんでした。
学校の宿題やテスト勉強の際のコピーは、いつも近所の文房具屋さんまで自転車でとりに行く。
いつも不便に感じたものです。
 
 食事は基本的に、母の手料理。
 もしくは、週末に近所のファミレスや都内のホテルへお食事に行っていました。
 スーパーで買う冷凍食品やお惣菜などは、子供すら閉口してしまうものでした。
 
 今思い返すと、今のお惣菜や冷凍食品は真空調理などの科学進歩の元、
味も食感も風味も昔とは比べ物にならないほど発達していると思います。
  
 程なくコンビにができ始め、瞬く間に全国区となりました。
 
 コンビニ・スーパーが競ってお弁当開発に乗り出しお母さんがお弁当をつくらないでも良い、とても便利な時代がやってくるのです。

 しかし、そこには大きな落とし穴がありました。

 食べると舌が真っ赤に着色されてしまうような紅生姜や、添加物だらけの加工食品・漬物・カップ麺・ジュースなど・・・。

 お弁当なども保存料や着色料に汚染され、色鮮やか=美味しそうと間違った意識の消費者の元市販され「便利さ」と言う名の毒された食生活への徐々にシフトしてゆくのです・・・。
 
 もともと自然食品の店などはありましたが、一部の利用するのはアトピーや癌などで本当に困っている人だけ。無農薬栽培の野菜・果物や、抗生物質を投与されてない動物の肉などは、高価で普通の健康な人はわざわざ買う必要が無い。一握りのお金持ちと、病気の人だけが買う物。と言う社会全体の風潮すらあったように思います。
 
 実際、現在も添加物が入り発色剤などの添加物が入ったソーセージの特売は良く見かけるものです。ただ、あまりにも色々な混ざり物が入っている食べ物とそうでない物とは健康な舌を持つ人ほど敏感に違いが分かります。特に、身体がまだ毒されていない子供達は本来であれば好んで食べないはずなのです。

 それを、「美味しくないから食べたくない」と言った子供に対して、「贅沢な子」の一言だけで片付けないであげてください。健康であれば、通常であれば「人口的」な味を拒んで当たり前なのです。

 添加物が入っている冷凍食品や、先述のソーセージなどを美味しいと言って食べる子供のほうが逆に心配です。
 
 添加物は、何故取らないほうが良いのか?
 
 何故だと思いますか?!

 JASでは、添加しても良い・あるいはいけない。添加の上限の基準を設けてあります。
 実験結果に基づき、人体に影響が無いものと判断された基準を指針としているわけです。
 
 が、しかし・・・・

 普通に考えてみてください。添加物が入り加工された食品を食べるようになってから何年経っていると思いますか?私達日本人が、日本に誕生し、何も添加されていない食べ物:豆類・玄米・貝・魚を食べていた歴史とどちらが長いと思いますか?比べ物にならないでしょう?
 
 人類は先祖からの遺伝子情報に基づき、それが脈々と受け継がれ、生活習慣や食習慣の変化の中で私達の人体も徐々に変化しています。
 
 その変化の中で目に見える分かりやすい例では、正座文化の頃よりは足が長くなっています。欧米化された食生活で、以前は一重瞼が多かった日本人ですが、パッチリした目の子供達が増えたこと。
 
 そして、目に見えない事では、生活習慣病が大人ならずとも子供にまで出てきていると言うことです。
 また、切れる・引きこもるなどは昔の生活をしていた人には考えられない精神状態であったと言えます。メタボや肥満などの生活習慣病は、ある種欧米型の食事が原因と特定されつつあり、日本人古来の食習慣が見直されつつありますが、切れるや引きこもりといった心の問題は添加物が原因では無いか?と便利になりすぎた食生活を見直す運動が徐々に広まりつつあります。
 
 便利になった現代ですが、今まさにそれを見直すときに来ていると私は感じています。

 フードアナリストはレストラン(コース料理を出す単価が高いお店限定ですが)・食空間を評価、格付けする専門家です。現在約4500人のフードアナリストがいます。ミシュランガイドで★を取るレストランの多くは、添加物は勿論使用する食材も農園と提携し信用できる有機栽培の野菜を取り寄せたり、素性がきちんとしている勿論、抗生物質など投与されてい無い大切に育てられたおにくを厳選していたりします。
 
 化学調味料を使えば、脳みそはだますことができるかも知れません。しかし、身体はだまされません。身体に有毒なものは摂取するのは一瞬ですが、体外に出すことはとても難しいのです。(理由を詳しく書くと、本1冊分になるのでこちらでは割愛します)
 
 「デトックス(=毒素排出)」と言う言葉は、アンチエイジング・美容を語る際に良く使われ「かっこいい・美容に良い何か」と思われ、根本的に理していない方も多いようです。
 
 たとえば、便秘で肌荒れに悩んでいた女性が、岩盤浴でこんなに汗をかいてデトックスしたから大丈夫よね〜♪などと言っているシーンを見かけます。
 勿論、汗をかいて老廃物が出るのは良いことです。また、岩盤浴は便秘にも効果的と歌っているところもあるようです。しかし、便秘が解消されなければ本当のデトックスにはならない。根本的な問題がどこにあるかをわかっていないと、なかなか解決には繋がらないものです。実は、「便秘は下痢より悪いこと」と医者もよく言います。便秘が原因の肌荒れであれば、何はともあれ便秘を改善するための生活習慣を改めないといけないのです。

 便秘・生活習慣病・切れる・引きこもるなどのトピックだけで本1冊ぐらい書けてしまうし、講演会も開けてしまいますので、今日のところは本題の「家庭の味」に戻します。

 餃子事件をきっかけに、無添加・国産・有機などの表記を気にして買う消費者が出てきて嬉しい限りです。但し、●何が無添加なのか?●国産でも輸入品と大差ないほど汚染されているものもある。●有機・特定栽培・無農薬って何?表記はいよいよ細かく分かれ、消費者側も勉強しなければ追いつけない。自分が本当に買いたいものを果たして買っているのか・・・?問われると胸を張って答えられる方がどれだけいるでしょう?
 
 携帯のバーコードで読み取ると、作り手が見える「手紙のついた野菜」というのもがありま。手紙がついてない野菜たちと比べると少々高めですよね。ブランディングイメージやマーケティング戦略からするとなるほど関心します。しかし、普通の家庭の主婦からしてみれば、JAや近所の農家から買う「手紙が着いてない普通の野菜」と「手紙のついた野菜」が同じ条件で育てられ、同じような品質であれば安いほうを買えば良いのでは無いでしょうか?
  
 お店などで気になることがあれば、お店の方にどんどん質問する消費者になってください。クレーマーになれと言っているのではありません。コミュニケーションを取ることで、お店の姿勢・今まで見えなかったことが見えてきます。

 当然のことですが「得るものがあれば失うものあり」

 便利さと引き換えに、私達は何を失ったのでしょう?
 
 物が溢れていることだけが「豊かさ」では無いのではなのいでしょうか?

 うちの子には「デパ地価の惣菜しか食べさせてない」から大丈夫ですか?

 「家庭の味」「おふくろの味」「おばあちゃんの味」「お姉ちゃんが作ってくれたケーキの味」「パパがはじめて作ってくれたチャーハンの味」ってどんな味でしょうか?どこかに売ってるでしょうか?この味が分からない人が居たら、その人の事どう思いますか?
  
 餃子一つでも、いろんなものを刻んだり、混ぜると手がべとべとしたり、台所は汚れるしお気に入りの中華屋さんの餃子を買ったほうが美味しいって思うこともあるかも知れません。
 でも、手作りの餃子ってやっぱりどこかほっとしませんか?多少ひだが均一で無くったって、ちょっと焦げちゃったって、味の記憶、美味しい思い出に残るものだと思いませんか?

 そして、何が入ってるか分からない、何か入ってるかも知れない?!食べ物より、自分で選んだ材料で何が入っているか分かる餃子。ヘルシーにしたいから鶏肉の餃子にしようとか、冬は白菜・春はキャベツとか中の具材にも季節感を取り入れたりなど・・・。
 手作りにしかできない事って沢山あります!

 また、レシピ通りに作っても家庭の色って出るものです。

 私のレシピが大雑把なのは、そのため。自分の舌で確かめ、野性の感を目覚めさせ家庭の味を作って欲しいです。

 会社や学校で嫌なことがあって、愚痴りながら帰宅して帰ってくる家族。一人言えで待っていて、また愚痴を聞かされるの!?もう嫌だわ!!って思っていても、黙って愛情たっぷりの手料理を出してあげてください。

 一口食べた瞬間に、愚痴っていた口が嘘のように綻び、ほっとした顔が見れたらこっちのものです。

 家庭が愛情溢れる。ほっとできる。家族団らんのひと時が何よりも楽しい。そんな家庭・家族が増えることを願って・・・。

 


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