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地元のFMラジオ放送局。様々な分野で活躍する女性を紹介する「なでしこ横浜」のコーナーで先日
取り上げられたのは出水田有紀さん。旧姓・田村有紀さんは20年ほど前に活躍された神奈川の
長距離ランナー。
かのロス・オリンピック当時、日本のトップアスリートとして活躍されており10000mではオリンピ
ック代表の最有力候補と目されながら、選考大会ですい星のごとく現れた”松野明美”さんに敗れてし
まい、しかもこの時A標準記録に僅か5秒足りずオリンピック出場は叶いませんでした。もしこの時
松野選手が現れなければ”各国一人”のB標準枠で出場で来ていた筈です。その後も”太ると速く走
れない”と言う食べる事への恐怖から拒食症に陥り、生死の境をさ迷うほどの大病を経験。
ようやく体調を戻して出場した2年後の国体の5000mで劇的な優勝を遂げ「奇跡の復活」とマスコミ
にも大きく取り上げられました。この頃から日本女子長距離のレベルがグ〜ンと上がり、記録も大きく
伸びる事になり、そう言う意味では佐々木七恵さん、増田明美さん、松野明美さんに肩を並べる女子
長距離界のパイオニアの一人だと個人的には思っています。
31歳で現役を退かれ、現在は横浜市内の会社に勤務する傍ら、地元の高校の陸上部のコーチをさ
れており、忙しい日々を過ごされているとか。「現役の時に自分が感じた事、やりたかった事、こう指
導して欲しかったなど、選手としての体験から見つめ、生徒たちがそれぞれ目標を持ち、それを一つ
一つクリアして行き、かつて自分が抱いていた夢を生徒達にも追いかけて欲しい」と言います。指導
する白鳳女子高は今では高校駅伝の常連校。本日行われる”全国高校女子駅伝”でも神奈川県代
表として出場が決定しており活躍が期待されます。特に今回は今年1月の”都道府県対抗女子駅
伝”の中学生区間(3区・3キロ)を走ったお嬢さんも同じ高校の陸上部に入部されたそうで、もし選手
に選ばれ出場すれば話題にもなるでしょう。
現役時代、その実力と共に清楚な雰囲気と容貌、そして拒食症克服と言う話題性でテレビで幾つかのドキ
ュメント番組も作られるほどの人気選手でしたが、この日のラジオのインタビューでも相変わらずどこか
戸惑いのある様な穏やかな受け答え。
現役時代から「俺が俺が・・・」のビッグマウスの多い今の選手たちと違い、誠実、且つ真摯にインタビュ
ーに答える姿は頭の良さも覗え”好感”でした。指導する立場になった今もあくまでも選手たちのサポー
トに廻る発言。年齢を重ねても気負う事のない、控えめな態度は少しも変わっていませんでした。 |
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勤務しながら、コーチもされていて、とでもすごいことだと思います。
自分の経験を活かし、良い選手を育てていって欲しいと思います。
2017/3/12(日) 午前 8:43 [ kos*g*67*8 ]
> kos*g*67*8さんへ
娘さんの出水田眞紀さんの夢は母の叶わなかったオリンピック出場を果たす事だとか。高校は母の指導する白鳳女子で直接指導を仰ぎ力を付けました。今年は大学最終学年。その椅子を狙うライバルは強力で数も多いですが実現出来ればかつての有紀ファンとしてもうれしい事です。
2017/3/18(土) 午後 6:00
女性としても人間的にも、とても魅力のある方です
2018/12/5(水) 午前 5:39 [ nao***** ]