フォーサイトで日本と世界の情報を先取り

どこにも載っていない「最深」情報をお届けします

全体表示

[ リスト ]

 イランの鉄道建設にインドが手を貸すことになった。計画されているのはオマーン湾に面する港チャーバハールとその西北の内陸部ファーラジを結ぶ六百キロの鉄道路で、アジア横断鉄道計画(沿線二十六カ国、総延長八万一千キロ)の一部でもある。

 鉄道が開通すればインドのメリットも大きい。インド鉄道局のK・C・ジャーナ局長は語る。

「インド北西部の港から船でアラビア海を渡って貨物をチャーバハールに運び、そこから鉄道に載せれば、イラン経由でロシア、あるいは中央アジアやヨーロッパに物流ルートができる」

 また、バンダルアンザリなどイランのカスピ海沿岸の港まで運べば、対岸のロシア・アストラハンからの鉄道網を利用して、モスクワやサンクトペテルブルクへの物流路も確保できる。

 インドが協力するのは、線路の敷設、運行システムや信号・電気系統システムの改良、職員養成、列車や部品の提供など。国際鉄道連盟の下部組織として中東鉄道アカデミーをイランに設立する支援も行なうという。

(フォーサイト2008年6月号)

「アジア」書庫の記事一覧


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事