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 イランが国際テロ組織アル・カエダの指導権を掌握しようと画策しているとの情報がある。

 パリの国際治安筋によれば、イランは十月から、アル・カエダの中で親イラン派とみられるメンバーを首都テヘランに集め、軍事訓練やテロ活動教育を施している。実際の訓練はイラン革命防衛隊の秘密組織の幹部によって行なわれているという。

 イランで訓練を受けている親イラン派のリーダーはエジプト出身のサイフ・アル・アデルとみられ、同筋は「イランはアル・アデルらを積極的に支援し、アル・カエダの指導権を掌握することを狙っているようだ」と指摘する。

 アル・アデルはかつてエジプト軍特殊部隊に所属していたことがあり、二〇〇一年の米同時多発テロに関与した容疑で米連邦捜査局(FBI)などが行方を追っている。一九九八年のケニア、タンザニアの米大使館同時爆破事件の主犯格だったともいわれる。

 中東外交筋によると、アル・アデルはイラク内でテロ活動を指揮していた時、イラン革命防衛隊幹部と接触し、その後頻繁にテヘランを訪れるようになったという。パリの国際治安筋は「イランがアル・アデルを、オサマ・ビン・ラディンとその側近のアイマン・アル・ザワヒリに次ぐナンバー3に昇進させるようアル・カエダ指導部に迫ったとの情報もある」と述べている。

(フォーサイト2007年1月号)

 南米チリに滞在中のフジモリ元ペルー大統領が日本に舞い戻る可能性がある。

 ペルー当局からフジモリ氏の身柄引き渡しを求められているチリの最高裁筋によれば、最高裁は既に最終審理に必要なすべての尋問や証拠調べを終了、一月中にも引き渡し可否の決定を下す見込みだが、ペルー側の請求を却下する公算が大きいという。ペルー側が身柄引き渡しの理由としているフジモリ氏の大統領時代の汚職や殺人容疑について明白な証拠が挙げられないためとみられる。

 ペルーの首都リマの消息筋によれば、ペルーのガルシア政権はチリ最高裁の却下決定を既に予想し、十月からフジモリ派と帰国の条件について秘密交渉を行なっていた。しかし、最近になってガルシア政権の与党アメリカ革命人民同盟(APRA)内で、フジモリ氏が帰国すれば野党勢力が一気に力を増し、政権を脅かしかねないとの意見が強くなったため、秘密交渉は中断されたという。

 同消息筋は「ガルシア政権と同じ中道左派のチリ・バチェレ政権は対ペルー関係の悪化を避けるため、最高裁の決定後、フジモリ氏の滞在延長を認めない可能性が強い」と指摘する。そうなると、日本国籍を持つフジモリ氏は日本に“帰国”せざるを得なくなる可能性が高いという。

(フォーサイト2007年1月号)

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