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 日本に事実上“亡命”していたペルーのフジモリ元大統領が突如出国、ペルーの隣国チリに入国し、当局に身柄を拘束された。さまざまな憶測が飛び交っているが、ここまでは計算済みのシナリオであるようだ。

 ペルーの首都リマの消息筋がフジモリ氏の政治団体「シクンプレ」幹部の話として明らかにしたところでは、チリ当局から身内への連絡を許されたフジモリ氏は持参の携帯電話で「すべて予定通りにコトが運びそう」と伝えてきたという。この幹部は十月末に東京で行なわれたフジモリ氏とシクンプレ首脳との秘密協議に参加した人物。「チリ行きは東京での会合で決まったが、何カ月も前から練ったプランだ」とも語っている模様だ。

 一方、東京にいるフジモリ氏側近によれば、日本に残した恋人とされる女性にもチリから電話があり、同氏は心配する必要はないと述べたという。

 リマの消息筋は「リマの日本大使公邸人質事件の際の強行突入と同じように、フジモリ氏は今回も用意周到に準備し、あらゆる事態を想定して電撃行動に踏み切ったのだろう」と指摘。自身の身柄のペルー送還に備えた“秘策”まで策定済みだと見る向きもある。

(フォーサイト2005年12月号)

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 汚職や選挙不正などの疑惑により支持率の低迷にあえぐペルーのトレド大統領が、来年七月末の任期切れ前にも国外に政治亡命するのではないかという観測が流れている。

 首都リマの消息筋によれば、トレド大統領は、来年七月二十八日のペルー独立記念日に新政権が発足すれば、在任中の自らの不正疑惑に対する司法当局の追及は避けられないと判断、国外亡命の準備を始めている。

 トレド大統領自身に二〇〇一年の大統領選での買収工作や汚職の嫌疑が持ち上がっているほか、エリアン夫人の公金流用、実弟の事業への不正便宜供与などの疑惑も出てきた。最も深刻なのは大統領選に際しての不正選挙登録(政党登録に必要な有権者の署名の偽造)疑惑で、新政権下で訴追されれば、トレド氏の有罪は必至といわれる。

 大統領はブラジル亡命を希望しており、この夏密かにルラ大統領に打診したものの、よい返事が得られなかったという。そのため、リマの外交筋の間で最近有力視されているのが、イスラエルへの亡命説。

 エリアン夫人はユダヤ系でヘブライ大卒。ヘブライ語に堪能で、イスラエルに友人・知人が多い。トレド大統領が五月末、夫人など家族を連れてイスラエルを訪問し、各地に足を運んだことも、イスラエル亡命説の背景となっている。

 次期大統領選に出馬の意向を日本で表明したフジモリ元大統に続いての“脱出”となるか。

(フォーサイト2005年11月号)

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