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 イランが最近、民兵組織を一本化した「革命防衛隊」のメンバーを大量にレバノンに派遣したことが判明。イスラエルや米国は意図を探るのに懸命だ。

 イスラエルの外交筋によれば、革命防衛隊の将校五十―七十人が十一月下旬、シリアのダマスカス経由でレバノンのベカー高原にあるシーア派武装組織ヒズボラの基地に到着した。イランとレバノンのヒズボラとの結びつきは何も新しいことではないが、これだけ多数の革命防衛隊将校が一度にレバノン入りするのは異例だ。

 イスラエルの情報機関筋が注目するのは、これら将校とともにイランの新型対戦車ミサイル・システム二基も現地に到着したこと。このミサイルは、ロシアの「Kミサイル」のイラン版とされているが、まだイスラエル軍もまったく情報を得られていない「不気味な兵器」だという。もうひとつ奇妙なことに、このミサイルとともにイスラエルのメルカバ戦車の実物大模型まで持ち込まれている。

 イスラエルの軍事アナリストは、ヒズボラの対イスラエル戦術の支援強化が狙いと分析しているが、米軍筋は、イランがレバノンやイラクなど中東各地で新たな行動を起こす前兆ではないかと警戒を強めている。

(フォーサイト2006年1月号)

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 イランのアフマディネジャード政権が「改革派」と目される西欧各国駐在の大使を次々に解任している模様だ。これまでに解任ないし左遷されたとみられるイランの大使は約二十人。この中には駐英、駐仏、駐独、ジュネーブ国連代表部の大使が含まれている。

 いずれもハタミ前大統領の支持者で「改革派」と色分けされる上、イランの核開発計画に関する欧州各国との交渉に直接携わっていたといわれる。

 アフマディネジャード大統領の側近は一連の外交官人事について、「一九七九年のイラン革命以来最大の“粛清”」と指摘。今後も世界各地に駐在する「改革派」外交官の追放を行なう考えを示唆しており、実際、近くマレーシアやアラブ数カ国のイラン大使に帰国命令が出されるとの情報も流れている。

 一連の“粛清”における最大の犠牲者は駐英大使だったモハマド・ホセイン・アデリ氏。米国で長年教育を受けた同氏は、イラン革命以後欧米に派遣されたイラン外交官の中で最も英語が堪能で西欧的価値を理解できる人物と目されていた。

 にもかかわらず駐英大使職は在任一年足らずで解任。ロンドンの外交関係者は「イランと欧米との関係を修復する上で決定的なマイナスになるのは疑いない」と危惧している。

(フォーサイト2005年12月号)

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 イランは同国初の気象衛星を近く打ち上げる計画だが、その目的は米軍などの軍事活動を監視するためとの見方が有力だ。

 中東の軍事筋によると、衛星は「メスバ」と呼ばれる。八年前からイタリアの技術者の協力を得て開発が始まり、このほど二基が完成。打ち上げはロシア製のコスモス3ロケットによって行なわれると見られる。最長で五年間は軌道上にとどまり、継続運用される可能性があるという。

 この衛星は気象・実験用とされているものの、二基のうち少なくとも一基は中東全域にある米軍やイスラエル軍の施設を監視する能力を持つと見る専門家が多い。

 イスラエルの情報機関関係者によれば、メスバの打ち上げは当初、来年春以降とされていたが、核開発疑惑をめぐって欧米とイランとの緊張が増したのを受け、計画が前倒しされた可能性が高い。ワシントンの中東筋も「米軍の侵攻やイスラエルによる奇襲攻撃に備え監視能力を高める必要があるという軍部の圧力で、急遽早まったのかもしれない」と語っている。

(フォーサイト2005年11月号)

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 国際テロ組織アル・カエダが、エジプトのシナイ半島北部と中部の山岳地帯に拠点を構築、同半島の一部を支配下に置いた模様だ。ワシントンの情報機関筋によると、アル・カエダは現地のベドウィン族やパレスチナ人の協力を得て、路肩爆弾や対人・対戦車地雷を仕掛けているほか、ロケット推進擲弾砲や対戦車兵器などで武装した戦闘グループを配置。エジプト治安部隊は幹線道路とその周辺にしか立ち入れない状態だという。

 エジプトの治安当局者は、面積約六万平方キロのシナイ半島の五分の一がアル・カエダの掌中にあると見る。半島西端に位置する大動脈、スエズ運河もアル・カエダの攻撃可能範囲に入ったといわれる。

 シナイ半島はエジプトの東端にありイスラエルと国境を接する。イスラエルの軍情報機関シンベトの高官によれば、山岳地帯で訓練を積んだパレスチナ人が同半島のリゾート地に滞在するイスラエル人観光客を攻撃する恐れが出ている。シナイ半島からアル・カエダ分派としてガザ地区に送り込まれ、パレスチナ過激派のハマスなどと連携行動をとっているグループの存在も確認された。

(フォーサイト2005年11月号)

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 アル・カエダの首謀者、オサマ・ビン・ラディンが九月にイラクに潜入するとの情報が流れている。
 テルアビブの消息筋によれば、現在イラクにいるテロリスト、ザルカウィとビン・ラディンの間で取り交わされた秘密メッセージをイスラエル情報機関が解読。ラマダン(断食月)が始まる前の九月後半、イラクで大規模攻勢の指揮を執るようザルカウィがビン・ラディンに要請したことが判明した。
 ザルカウィは、九・一一同時テロに匹敵する規模の対米攻勢を仕掛けるためビン・ラディンがイラク入りする必要性を説くとともに、現在の潜伏先よりイラクの方が安全だと唱えているという。
 イスラエルの情報機関は、ビン・ラディンがザルカウィの説得に応じ、イラク入りを目指して、潜伏先とみられるアフガニスタンを既に出発した可能性があるとも見ているようだ。
 米情報機関筋によれば、ビン・ラディンがアフガンからイラク入りを図る場合、パキスタンとイランにまたがるバルチスタン地方からイラン経由で密入国する陸上ルートと、同地方からペルシャ湾に出て船で行く海上ルートの二つが有力。パキスタン情報当局は最近、ペルシャ湾内にアル・カエダが新たな海洋基地を設営し、イラク南部のバスラとの間で密輸船を行き来させていると述べている。
 一方、ザルカウィについては、イラク北西部のアンバル州にアル・カエダの新たな出撃拠点を築こうとしているとの観測が流れている。
 アンバル州はバグダッド近郊からシリア、ヨルダンおよびサウジアラビアとイラクとの国境地帯に広がる地域。七月にイラク国内で捕らえられた、ザルカウィの側近が隠し持っていたメモなどから、アンバル州で自爆テロ要員を訓練する秘密計画が発覚した。
 米軍が入手した指令書には、同州を欧米や中東へのテロ攻撃の出撃基地とすることが謳われているという。同州にはすでに五千人に上る戦闘員が集められているとの情報もある。

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