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軍事・兵器

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 核開発を目指すイランが、パキスタンの「核開発の父」アブドル・カディル・カーンと接触を図ろうとしているとの情報がある。

 イスラマバードの消息筋によれば、イランの革命防衛隊の幹部三人が八月上旬、パキスタンに入国、自宅軟禁下に置かれているカーンとの直接会談を求めたが、パキスタン当局から拒否された。

 しかし、カーンの代理人と革命防衛隊幹部との会談がセットされ、幹部らの要請がカーン本人に伝えられた模様だ。

 どのような要請が行なわれたのかは一切伝えられていないが、幹部のうち二人はかつてテヘランでカーンと会い、射程三千キロで核搭載可能なミサイルの開発について話し合ったことがある人物だという。

 また、革命防衛隊幹部はイスラマバード滞在中、カーンの親族とも熱心に接触を図り、特に義理の息子であるサード・アリ・カーン氏とは直接会ったとされている。

 こちらのカーン氏の身辺は米英の情報機関要員によって監視されており、革命防衛隊幹部との秘密会合の直後、同氏は英国情報部員とトラブルを起こして、一時パキスタン当局に身柄を拘束された。

(フォーサイト2005年10月号)

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 周辺国まで巻き込みながら互いを牽制しあう中国とインドの動きが目立ち始めている。

 中国は新疆ウイグル自治区のウルムチとチベット自治区のラサを結ぶ西部高速道路の建設を決定。この道路は中央アジアとの境のカシュガル、ホータンまで延長され、戦車や装甲車も走行できる仕様となる見込みだ。

 また、来年試運転が始まる青海省のゴルムドとラサを結ぶ青蔵鉄道も、いずれ内モンゴル自治区まで延びる予定。沿海部からの援軍の到達時間を従来の八十時間から十八時間に短縮することで、インドに対する中国軍の展開速度を格段に向上させることにもなる。

 ただし、一連の動きは、インドを軍事的に威圧するためというよりも、むしろ中印間で未決着の国境線画定で優位に立つことが目的と見られている。

 一方、インドはロシアと十月中旬、パキスタンに接するインド・タール砂漠で大規模な陸空合同軍事演習を行なう。訓練は一週間の予定で、両国から特殊部隊も参加。第三国における国際平和維持活動を想定し、両軍の間での「相互運用の可能性{インターオペラビリティ}を模索する」とインド陸軍高官は言う。

 そんな中、インドの隣国バングラデシュが核開発に乗り出した。頼みの綱は中国だ。さきごろ訪中したカレダ・ジア首相は、核開発への支援を要請。原子力発電所建設のため、専門家の派遣も依頼した。

 天然ガス資源に恵まれたバングラデシュは原発を必要としてはおらず、核を手に入れる目的はもっぱら政治的なものだ。バングラデシュが見習おうとしているのは、核技術に関して大国インドと肩を並べたパキスタン。さらには、中国と核技術の関係を深めることで、インドに対する圧力にしたいとの思惑も見え隠れする。

(フォーサイト2005年10月号)

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 旧ソ連崩壊後、世界第三位の量の核兵器と欧州最大級の規模の通常兵器が残されたといわれているウクライナが、インターネットを通じ余剰兵器を売却する計画を検討しているとの情報が流れている。

 欧州の軍事筋によると、ユーシェンコ大統領らウクライナ最高首脳の会合がこのほど開かれ、同国国防省が作成した余剰兵器のネット売却計画を承認した。計画では、専用のウェブサイトを開設し、数百種類に上る各種兵器の写真やデータを掲載、外部から閲覧できるシステムを構築する予定だ。

 対象となる兵器は戦車、武装ヘリコプター、艦艇、ミサイル、装甲兵員輸送車、軍用トラックなどで、売却にはネットオークション方式を採る見込み。ウクライナ国防省幹部は「ウクライナ兵器産業の開放性と透明性を実現するため、この方式を採用することにした」と述べているという。

 ウクライナではクチマ前政権時代に、核弾頭を搭載できる巡航ミサイルがイランや中国に秘密裡に輸出されていたことが判明し、国際的批判を浴びた。前出の欧州軍事筋は、「ウクライナ兵器のネット売却については米国やロシアの了解が得られているようだ」と述べている。

(フォーサイト2005年8月号)

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