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宮城県タクシー協会仙台地区総支部は28日、仙台市の繁華街・国分町に客待ちタクシーが 違法駐停車するのを防ぐ対策「ショットガン方式」の導入を見送ることを決めた。理由について、 「経費がかさみ、客の利便性も下がる」としている。 同方式は、タクシーは国分町近くの待機場で待ち、客の利用に応じて乗り場に車を送り出す。 総支部は市内で同日開いた市中心部タクシー交通問題対策協議会の総会で、「実施費用として 年間2500万円かかり、恒久対策としてはハードルが高い」と、導入を断念する最終報告を公表した。 同方式は違法駐停車を一掃する切り札として期待されており、総会に出た県警や東北運輸局の 担当者からは、導入見送りの結論に対して異論が続出した。県警は席上、青葉区の西公園近くの 駐車禁止指定を解除して待機場として利用できる案を示し、再考を求めたが、結論は変わらなかった。 来賓として出席した梅原克彦仙台市長も冒頭のあいさつで、「市役所前の市有地や市道を待機場 として提供する」と協力姿勢を示したが、総支部に翻意を促すには至らなかった。 総支部は3月、同方式を国分町で試行し、5月に「おおむね成功」と評価する中間報告をまとめていた。 千葉幸一支部長は「ショットガン方式は費用がかかり、ぎりぎりの経営努力を続けるタクシー会社に負担を 求める環境にない。乗り場が限定され、乗客の利便性も下がる」と話している。 |
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2007年12月01日
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