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前回の記事で、個人的にあまりにも楽しく、こんな話をもっとたくさんの人としたいなあ、、、
と思って掲載したカヤさんとのやりとり。
この記事に対するコメントも非常に面白かったので記事にしちゃいます!
決して手抜きではございません!!
もしよろしければ参加いただいた方、またそれ以外の方からもコメントいただきたいです♪
※前回記事と同様、forestthreeのコメントはより分かり易くするために多少変更しています。
また、今回の記事の趣旨からはすこし外れるかな?と思われたコメントも失礼ながら今回は
削除させていただきました。ご了承いただければと思います。
【前回記事:非常に重要で有意義な質問に寄せられたコメントとforestthreeのやりとり】
sabisabicbさん >有意義な話ですね。今は遺伝子撹乱も問題視されていますね。
たぶんご存知のB博物館長N氏が先日も熱く語っておりました。
でもビオトープじゃないんですが、水質の為にドブ貝となれば、
ハゼ科も必要でしょうし・・・。難しいモンですね。
forestthree>sabisabicbさん
水質のために大型二枚貝、、、淀川でNPOがやってますね。
たしかに大型二枚貝の水質浄化、というより浮遊粒子状物質や藻類を濾しとる
能力は凄いと思います。70ℓバケツに珪藻類が増えて緑になった水。
皇居のお堀やコイ釣堀の色とでも言いましょうか、、、。
その中にドブガイをひとつ投入。一晩でほとんど透明になりました。
淀川ではヒレイケチョウガイという二枚貝を使用しているようです。
本来は中国大陸産の貝ですが、淡水真珠養殖用に輸入され改良されたものでは
ないかと推察されます。 なので流出したら大変だと思い、動向に気をつけてい
ましたが、代表のかたは気をつけていると仰っていました。
たしかにばら撒くのではなく、これも淡水真珠養殖と同様、貝を硬い網で
はさんで投入する方法。 しかし、いくら気をつけても養殖魚やペットが流出・逸出
してしまった例はたくさんありますから個人的にはやめていただきたいなあ、、、
と思っています。淀川に住んでいる貝を利用すればまだいいのに、、、。
僕がビオトープを通して教えたいことと同様なのですが、なにかひとつの生物の
能力に頼って環境保全に活かすというのは、特に閉鎖環境ではない、自然環境に
おいては少し違うのかな?と思っています。
本来水質が良かった水域ならその水域に水質を保つ能力があったはずで、それが
なにかの要因で失われたわけです。 その失われた能力、システムを何らかの形で
代替して水質を良くすることが本来であると思います。
そして僕はビオトープを通してそういった本来水辺が持つ能力や、失われたもの
がなんなのか?を伝えたいと考えています。
sabisabicbさん>外来のはカンベンして欲しいですが・・・、 本来いたであろうドブ貝の類
やエビさん達には是非戻ってきて欲しい、そう思うのです。
そうすれば激減している植物プランクトン消費グループが富栄養化を防いでくれる。
そう思うのです。ただ遺伝子撹乱に当てはめるとOUTなんですよね。
宮城でもこのグループが外来魚等で激減しちゃって、どうにかしないとって所まで
来ています。ちょっとビオトープの話とは逸れましたが・・・。
たいがいの池では小魚を確認することができなくなっています。
これでは貝も育ちませんし、貝が無ければタナゴは無理です。
魚がいなくなる前に食い尽くされるほどエビは外来の好物で、コイ・大型フナ
も好物にしてますし・・、とにかく池も人の手を入れなくては生き残れない時期
に来てるのかもしれません。
forestthree>sabisabicbさん
タナゴやエビ・貝類がめっきり少なくなったといえば宮城県でいくと伊豆沼が有名
ですかね・・・。
僕が思うに外来魚保護論者(この呼び方が正しいのか分かりませんが、、、)が
言うことに一理あるなあという言葉があります。 「外来魚に食べ尽くされるほど貧弱
な在来生態系になってしまったんだ」 ということです。
勿論、ことはそんなに単純ではなく、人間の開発が在来魚類に与える影響・責任と
外来魚の問題・それに対する人間の責任とはまったく別なのですが、、、。
在来魚や生物を育む能力を日本の水域が失っている、もしくは弱くなっているのも
確かですね。
茨城県霞ヶ浦の自然再生事業地(アサザプロジェクトというプロジェクトによる
ものです)ではやはりブラックバスやブルーギルが見られますが、それ以上に
在来魚類や二枚貝類(ドブガイ、イシガイ)が多数確認されるようになってます。
人間が駆除するのも勿論大事なんでしょうが、在来生物が元気に生きていける環境
を取り戻すことで、生きものたちが自らの力で外来種に対峙し、未来を切り開いて
くれるのでは?と思っている今日この頃です!きれいごとでしょうか?
sabisabicb>外来に勝てれば良いのですが、 こちらの田舎の山の中の、湧き水の入る池でも残念
ながら外来が入ると、 エビ全滅、小魚全滅、大型化が起きています。外来自体で産んで
食うの食物連鎖を完成させています。池の底はヘドロが厚く堆積し、貝類の生息も困難
な状況。このままでは在来の「小魚」は水槽の中しか繁殖地を近い将来持たなくなって
しまうと思うのです。
カヤさん>エビや魚、貝などがいない擬似生態系もある意味、異様なものかもしれませんね。
湿地やため池といった生態系の模写(・・・表現悪ですが日本語が浮かびません)で
あるなら、小川とのネットワークを再現し、そういった生物も自然に進入できるように
できればベストなのでしょうが。
forestthree>sabisabicbさん
難しいですね、、、。あくまでも僕の発言は理想なので、そう簡単ではないとも
思っています。でもある条件下では間違いなく在来生物が生息しやすい環境を取り戻す
ことでブラックバスやブルーギルに対する抵抗力が上がると思いますよ。
このやり方は西洋医学の手術に当たる駆除と違い、じっくり効いてくる、もしくは普段
から病気にかからないようにする東洋医学的なものかもしれませんね。
forestthree>カヤさん
もちろん河川や湖沼などの生態系を完全に模写するとなればその生態系(環境システム・
エコシステム)を形成している全ての要素(生物要素のみではありません)を出来る限り
用意するのが理想だと思います。
僕のビオトープはコンセプトを絞ってそれに適したものを造ればいいので、
設計がある程度単純で簡単に出来るのですが、実際に自然環境において再生や保全を
おこなっていくためにビオトープを造成するにはもっと複雑で様々な知見を活用する
必要がありますよね。
そして随時調査・研究をおこないながら良い結果は伸ばし、悪い結果は修正していく
「順応的管理」が重要になると思います。
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私は直接関わっていませんが、大学の先輩がNPOで淡水生物の保護やビオトープ整備する活動などをしており、議論をしたことがあります。そのなかで一番重要だとその先輩が言っていたことは、せっかくつくったビオトープだが維持管理をする人間がいないということ、活動にはお金が必要だということです。
2005/12/23(金) 午前 1:37
NPOなどはあくまでボランティアなどが中心の非営利団体であり、その活動を強要するわけにはいかないということです。確かに、高い意識を持った人たちの集まりではありますが、人々にはそれぞれ仕事があり、家族があり、ビオトープ中心の生活をするわけにはいかないということなんです。そうした状態ですので、団体の一部の中心メンバーの負担が大きくなる。
2005/12/23(金) 午前 1:38
流れ者、、、サンタです。 メリーメリー ホワイトクリスマス 幸せ配達サンタ。。より。
2005/12/23(金) 午前 1:45 [ 伊井 武 ]
カヤさん→いや、NPOは決してボランティアが中心ではありませんよ。日本ではそういうNPOも多くまだそのようなイメージですが、、、。実際僕自身、前職がNPO法人の職員だったわけですが、そこはかなり稼いでいますよ。もちろんボランティアになる仕事や持ち出しでおこなう事業もありましたが、基本的にはお金を必要なだけいただいてました。それが難しいのは学校相手のときくらいです。これからは環境NPOも事業を展開してビジネスにしなきゃですね!
2005/12/23(金) 午前 1:58
ただ、企業ではなくNPOである意義が、特に地域に対する貢献とか市民の利益に供するという部分にありますからただただ利益追求ではいけませんが、、、。
2005/12/23(金) 午前 2:05
僕はビオトープによる自然再生・保全をビジネスにして行きたいと考えています。維持管理は作ったところ(人)、所有するところ(人)がすればいいと思いますし、維持管理を積極的におこなえるようなシステムのビオトーププログラムを開発すればよいのだと思っております。
2005/12/23(金) 午前 2:16
そうなんですね。その先輩は、団体唯一の職員(非常勤)としてスズメの涙ほどの給料をもらいながら大学に通っており、そのような儲けれる団体にしようと頑張っておられましたが、うまくいかなかったようです。田舎ゆえにお金も人も集まらなかったのでしょうね。
2005/12/23(金) 午前 2:16
日本におけるNPOの伸び悩みは 1)ほとんどの人がボランティア団体だと思ってお金を介した相手ではないと決めつけていること、 2)制度を作った国がそういう認知を進めなかったこと、 最後にこれが一番大きな要因だと思いますが、3)NPOに携わっている人たちがそういう状況に甘んじてなのか、ビジネスをしてこなかったこと が大きな要因だと思います。
2005/12/23(金) 午前 2:29
魅力ある事業を展開し、提供すればNPOにはまだまだ可能性があると思いますし、今がそのチャンスだと思います。ただ、NPOであるメリットは意外と少ない、というよりデメリットも多いので、自分のやろうとしていることがNPO向きなのか、それともその他の法人にしたほうが良いのかを見極めないといけないと思います。
2005/12/23(金) 午前 2:33
NPO時代のクライアントはどんな所なんですか?また、今後どんなクライアントと付き合って行きたいと思っているのですか?
2005/12/24(土) 午前 10:58
sabisabicbさん→町内会的なものや公務員的というか役所などの下請け、天下り先といったおもむきのNPOもありますが、着実に事業展開型の新しい環境NPOも生まれてきていると思います。そういう団体が大勢を占められるか?それともやはりそういう団体のほうが稀有な存在になってしまうのか?の岐路が今なのかもしれませんね。
2005/12/24(土) 午前 11:47
カヤさん→クライアントはまず役所ですね。(国、自治体ともに)馬鹿な役人もまだまだ多い現状かもしれませんが、着実に新しい感覚を持った役人も出始めており、NPOをビジネスの相手として地域に根ざし、また斬新で効果的(費用対効果など)な事業をおこなおうという人もいますね。
2005/12/24(土) 午前 11:52
その自然再生事業のなかで学校ビオトープをかなりの数造りまして、それを起点に環境教育プログラムなどを実施していました。これが主でした。徐々に増えてきているのが企業との協働による自然再生で、社員教育や環境学習、福利厚生ということで荒廃した自然環境の再生をおこなっていました。他には博物館への講師派遣や有機農業団体との協働事業などクライアントは多岐にわたりましたよ。
2005/12/24(土) 午前 11:59
独立した現在はとりあえず一人ではそう手広くできないので、ビオトープ事業、特にすでに造成されたものの活用されなかったり、管理されていないビオトープの再生や環境学習プログラムを中心に実施していきたいと考えています。なので当座の主なクライアントはビオトープを持った学校や企業を考えています。あとはビオトープ管理をおこなうことができる人材の育成をおこないたく、それに関係する企業や団体ともお付き合いしたいなあ、、、と考えてますね。
2005/12/24(土) 午後 0:06
大阪の河川浄化の話はぼーっとテレビを見ていましたが、外来種だったんですね。 外来種を問題にするとヒステリーだと揶揄する人がいますが、神経質になってなりすぎることはないと思います。
2005/12/24(土) 午後 10:41 [ yam*not*kec**n ]
独立しての仕事のきつさは想像もつきません。社長業、営業、経理、技術、全部自分でやるなんて私には考えられません。目標達成できるといいですね。フォレストスリーさんが活躍される世の中は恐らく私が喜ぶ環境だと思いますので。
2005/12/25(日) 午前 2:47
カヤさん→そうですね。独立は厳しいと思いますが、がんばります!
2005/12/25(日) 午後 6:59
はじめまして!おや、カヤわんさんのお友達でしたか!今度またゆっくり読みに来ますねー!おもしろそうです。私の校舎の中にもビオトーオプがあります。たぶん悪い方の例だろうなあ・・・?(^^;)
2006/1/3(火) 午後 3:08
azusan_happyさん→カヤさんはこのブログの一番のお得意さんです♪初めて今日統計を見てびっくりしました!
2006/1/3(火) 午後 3:34