宙茶屋 星が好き

ジミで遠い天体が好きです
今日のお話はPentax K-5シリーズや、
同じCMOSセンサー(IMX071)を利用したNikonのD5000、D5100、D7000に限定した小ネタです。

ところで、小生の使用している一眼レフカメラはPentaxのK-5IIsです。
ブロガーの星屋さんでもK-5系のカメラを使われている方は、意外と多いようです。
最終機種のK-5II、K-5IIsの発売から数えると既に6年、
初代K-5の発売からだとナント8年も経っているのですね!
そろそろ代替わりしてもおかしくないのですが、
良いカメラだけに、今使ってもそんなに困ることはありません。
というわけで、K-5シリーズがまだ活躍している間に、今回の情報を公開しておこうと思った次第です。

さて、以前もネタにしたことがありますが、
天体写真におけるISOの設定値は、皆さんはどうされていますか?
ネットでも色々言われていますが、小生は、
「1ADUあたりの電子数が1e-となるISOで撮影するのが良い(ダイナミックレンジの観点から)」
という説を信じています。
面倒なので詳細の説明は省略しますが、
この件については色々なところで論じられているのでそちらを参照にしてください。

それでは、1e-/ADUとなるISOは一体いくらなのか?
Canonのようなメジャーな機種ならその手の情報はポロポロ出てくるのですが、
残念ながらPentax機でそんな情報はどこを探しても出てきません。
というわけで、小生も諦めて適当な感度(100〜400)で撮影していました。

ところが、ここにきて色々情報が出てきました。
まず、同じIMX071センサーを使ったASI071MC-Coolのマニュアルの7ページのグラフ
上から2番目のグラフを見ると、Gain90のときに1e-/ADUになると書いてあります。
でもオシイ!これはGain値。ISO値ではありません。

で、ここでもう一つのリンク先を紹介します。
こちらの上から3番目のグラフを見てください。K-5のISOとダイナミックレンジの関係がでています。
ここで、一旦最初のリンクに戻って下さい。上から3番目にGainとダイナミックレンジの関係が出ています。
Gain90のときのダイナミックレンジは12.8くらいかな。
2番目のリンクの上から3番目のグラフをもう一度見て、
ダイナミックレンジが12.8になるときのISOを読み取ると、大体ISO200ということになります。
というわけで、1e-/ADUとなるISOを200と間接的に求めることができました。
(ISOのステップを細かくすると、ISO160が一番近いようです)
小生の感覚(ISO100〜400)も中々イイセン行ってたようですネ(笑)

実際はバックの空の明るさや、光学系の明るさを考慮することになるので、これが最適値になるとは限りません。
(固定撮影など露出が短い場合や、画像処理を全くしない人には、意味のない話です。)
ただ、感度決定の一つの指標になるのではないでしょうか?
というか・・・・・この説って、正しいのだろうか?(笑)

とにかく、全国のK-5系ユーザーさん、ともに頑張りましょう!

この記事に

開く コメント(6)[NEW]

素敵なオジサマ

ご無沙汰しております!皆さんのブログに中々レスが残せずすいません。
4月末に誕生日を迎えました。
目指せ素敵なオジサマ!(笑)

イメージ 1
というわけで、セルフ誕生日プレゼントです!(部屋がカオスなのは勘弁してくださいね! 笑)
汚いけど新品のCMOSカメラ「Toupcam カラーです」
安いカメラなのですが、持ち主を選ぶ奴かもしれません。何故って?

①買った時からセンサー表面にゴミがいっぱい乗っかっていました。
 →保護フィルターを外してブロアでシュコシュコやったら取れました。
②センサーが何故か所定の位置から回転しており、カメラの東西南北がずれていました。
 →北方向にマジックでしるしをつけました。

クレーム出せばいいんだろうけど、写るし面倒くさいからいいや
オジサマはそんな野暮なことは致しませんヨ。

あと、これは小生のせいですが、
バローレンズの固定ネジが馬鹿になったので、バローにはガムテープでくっつけています。
もう一度いいますが、新品のカメラです(笑)

というわけで、早速見せてもらおう、Toupcamの性能(ry

イメージ 2
木星
2018.04.29 00h19m gain500 25ms 5000フレーム中1500フレームを合成 Toupcam(カラー)
2300mm/F22.5(Vixen ED102S+2.5倍バローレンズ)
防府市台道 トリミング済み 下が北です。

使った感想ですが、やはり最初は最適な設定を掴むのに少し苦労します。
その辺は、このカメラに限ったことではないのでしょうが。
でも、今までのカメラに比べて設定が少々シビアかな?(あくまで「少々」のレベルですけど)
あと、思ったよりも感度が低めのようにも感じます。
AR0130って、もっと高感度だったように思うんだけどなぁ〜、気のせいだろうか?
でもまだできる子だと思います。

本命は夏の火星なので、それまでには使いこなせるように頑張ります!


そういえば、ペルセウス座に新星らしきものが出現したようです。
詳細はこちらで!↓

この記事に

開く コメント(22)

春のダイヤ改正

それはうららかな春の朝のことでした。
やわらかい朝日のシャワーを浴びながら心地よく単車を運転していたとき・・・・・

イメージ 1

またやってしまいました!

今度は完全な自爆です。
ズボンのお尻にでっかい穴をあけてしまいましたが、
スピードが出ていなかったこともあり、お陰様で怪我は大したことありませんでした。

前回の事故よりまだ半年余りしか経っておらず、その時の傷も癒えきらないままでの今回の事故です。
年齢と共に社会的な責任が増していく一方、リスクの大きい乗り物に乗り続けていくことについて最近考えていましたが、
この度のことを機に、二輪車より降りる決心をしました。
春は別れの季節でもありますが、こんな突然の別れもあるのですね。

その夜、電車から降りてトボトボ歩いていると、公園に桜の花が咲いていました。
サボ桜が、花をつけている・・・・・」

イメージ 2
月(月齢11.9)
2018.03.29 18h47m ISO400 1/100s PENTAX K-5IIs 
55mmF5.6(smc PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 AL)
手持ち撮影 山口県防府市台道 内臓ストロボ使用

盃があれば「てっぽう」ですが、
無鉄砲がだんだん許されなくなるのが大人の階段を登る代償。
でも、そのことは悲しいだけではなく、新たな可能性だって秘めているに違いありません。

本日、廃車届を提出しました。
素晴らしい青春の想い出をありがとう!

そういえばこの春のダイヤ改正で、JR三江線が廃線となりますが、
(正確には、17日のダイヤ改正でナント一旦増便し、31日をもって廃線)
まさか小生の単車の方が先に廃車とは・・・・・
兎に角、小生にとっての春のダイヤ改正でした。
そして、このブログの更新頻度は三江線のダイヤ以下!(笑)

この記事に

開く コメント(24)

緑色の太陽

先日、実家の祖母が亡くなりました。97歳でした。
老衰で最後は眠るように亡くなったようです。

小生が天文少年の頃、祖母は天文関係の書籍をよく買ってくれました。
祖母には望遠鏡でたまに星を見せてあげていました。もっとも、すばるなどを見せてあげても
「うちは目が細いけんようわからんねぇ・・・・・」
といった感じでした。

ある日、望遠鏡にサングラスを付けて太陽を見せてあげたときのこと。
祖母:「おやおや、お日様を望遠鏡で大きゅうして見ると、緑色に見えるんじゃねぇ・・・・・こりゃ凄いねぇ・・・・・」
小生:「いやいやばあちゃん、そりゃサングラスの色じゃけん。ホンマは黄色なんよ。それより黒点がみえるじゃろう?」
祖母:「うちは目が細いけんようわからんねぇ・・・・・(笑)」
祖母:「ウラカン君は星のことをよう知っとるねぇ。学者さんになるんね?工作が好きじゃけんお爺さんみたいに工廠で働くんもええねぇ。でもホンマはお百姓が一番エラいんよ。」
小生:「ばあちゃん、もうええじゃろ!早ようせんとサングラスが熱で割れておおごとになるけん!」

昔は太陽観測ではアイピースの後ろにサングラスをつけて観測していました。↓
イメージ 2
このサングラスを通すと減光されるのは勿論のこと、
可視光域の長波長と短波長をばっさりカットしているためか太陽が緑色に見えていました。
更に、対物レンズを30mmに絞って見るのですが、
それでも長時間の観測でサングラスが熱で割れてしまうため、5分以上の観測はNGでした。
特に、小生の機材は反射望遠鏡だったため、斜鏡が傷まないかとそりゃ気が気ではありませんでした(笑)
(今ではこのサングラス、危険なため国内メーカーでは扱われなくなったようです)


あの頃のことを思い出しながら、手にしたサングラスで久々に太陽を見ました。
このサングラスを使ったのは本当に30年ぶりくらい?(笑)

イメージ 1
太陽
2018.03.10 13h18m ISO400 1/1000sec_50exp PENTAX K-5IIs 
920mm/F30.6(Vixen ED102S 対物レンズを30mmに絞り込み) 
Losmandy GM-100EQ 防府市 ビクセンφ24.5mmサングラス使用 下が北

直焦点撮影の際は、レンズ部分を取り除いたアイピースの筒を使って撮影するので、
周辺部が蹴られてしまいます。
トリミングすればよいのですが、そのままアップします。
対物レンズ側に装着するアストロソーラーフィルターと比べても、粒状斑が写りません。
黒点観察専用のようなフィルターですが、今日は黒点も一つもない太陽(笑)
きっと祖母が見た太陽はこんな感じだったんでしょうねぇ・・・・・

祖母にはもう一度望遠鏡で星を見せてあげたかったのですが、
祖母自身が星になってしまいました。
今夜あたり星を見てみようかな.....

この記事に

開く コメント(14)

その1の続きです。
車両に乗っていたたくさんの人々は、日本全国あちこちから来られていたようです。
知らない者同士が皆それぞれ、三江線への想いを熱く語り合っていました。
多分その筋?の方たちが殆どだと思います(笑)
小生はそっち系ではない(と信じている)のですが、不思議としゃべり続けていましたねぇ・・・・・(笑)

復路では、三次駅から江津駅までの直通便がなく、石見川本(いわみかわもと)駅にて途中下車しました。
駅から出ると、待ち構えていた?(笑)川本町観光協会の方々よりガイドマップを頂きました。
次の列車まで1時間半待ちかぁ・・・・・仕方ないなぁ、お昼時だし飯でも食うか。
とガイドマップを見ると・・・・・

イメージ 1
なぬ〜っ!?
これは行かねば!

というわけで、地図を見ながらダッシュでおとぎ館へ!
坂道、階段を(*´Д`)ハァハァ言いながら(笑)たどり着いた先には・・・・・

イメージ 2
おお〜っ! すげぇ何コレ本物かよ!?
ナント、アポロ宇宙船スカイラブ3号の司令船とのことです。

イメージ 4
どこにもレプリカと書いてないので多分本物だよ・・・・・ネ?(笑)
Wikipediaを見ても、どうやら本物みたい・・・・・
でも、こんな重要なものが雨ざらし?(笑)
いや、レプリカでもいいや。なんというめぐり合わせ!
ところで、右側の階段から宇宙船の中を覗くことができるようです。


イメージ 3
計器類が抜かれていますが、ものすごい配線とハーネス!
しかし想像以上に狭い空間ですねぇ・・・・・この中にずっといたらそのうちおかしくなりそう。
しかも、一人ではなく複数人で宇宙でのミッションに臨んだんでしょ?
人類の宙への歩み始めって、本当に大変だったんですねぇ・・・・・
改めて宇宙飛行士が研究者として超一流で、加えて体力も精神力も桁外れのスーパーマンであることが良く分かります。
ここに住む子供たちは、こんな凄いものが間近にあって本当に幸せだよなぁ・・・・・

ずっとこの場に居たかったのですが、列車の出発時間が迫っているので、
後ろ髪を引かれる思いでこの場を後にしました。



それにしても今回の三江線の旅。
行く先々で皆さんより手厚いおもてなしを頂きました。

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 6
往路にて、地元の民家の方。
他にも、沿線の沢山の方々に手を振っていただきました。
小生も車内から手を振りっぱなしで、もう腕がしびれて・・・・・(笑)

イメージ 5
往路の終点三次駅にて

イメージ 10
ナント、復路でも! (笑)

イメージ 11
途中下車した川本町にて、福村食堂さんの「マジオム」
「遠くからこの町に来て頂いてありがとうございます」と言って頂きました。
あと、町内で会う方々にもたくさん挨拶を頂きました。

イメージ 9
三江線PRキャラクター「石見みえ」タンからも(笑)

イメージ 12
発車待ちの間、川本町観光協会の方よりお礼の言葉を頂きました。要約すると以下の通りだったと記憶しています。
「遠いところから三江線に乗りに来て頂きありがとうございました。この駅で降りて頂いてありがとうございました。たくさんの人にここでお昼ご飯を食べて頂いてありがとうございました。
川本町は人口3000人の小さな街ですが、とうとう3月末で町を通る三江線が廃線になってしまうことになりました。
残念ですが、それまで精いっぱいおもてなしさせて頂きます。
もし可能であれば、あと1回でもいいのでまた三江線に乗りに来てください。
そして、廃線後にはいつかまた三江線やこの町のことを思い出してしてください。
ご縁があれば、また皆さんとお会いできればいいなと思います」

車内の乗客はみな拍手喝采。小生も感涙を禁じ得ませんでした。

三江線の廃線に関しては、賛否両論ありますが、
何より沿線の方々がしっかりと廃線を受け入れ、
廃線までは三江線への感謝と、乗客への最高のおもてなしをして、
廃線後は新たな決意でまた前に進んでいこうという気持ちを強く感じました。


実は、小生は今まで三江線はあまり好きな路線ではありませんでした。
何故って?
 本数は壊滅的に少なく、途中で降りることができない。
 想像をはるかに超越した低スピードで、長時間乗っていないといけない。
 線路の線形性が悪いので、乗り心地は最悪、加えて危険で運休も多い。
 自然豊かな路線ではあるけれど、ここでしか見ることができない景色という程には感じないし・・・・・
 一日つぶす覚悟で乗るにしては・・・・・ねぇ
ところが、こんなに心地よい鉄道の旅は人生で初めてです。
三江線沿線には、廃線前であろうが後であろうがまた訪れたいと思いました。
こんなに手厚く迎えて頂いた沿線の方々には、厚くお礼申し上げます。
そして、今まで三江線を存続していただいたJR西日本様にも感謝の念を禁じ得ません。


皆さんも、宜しければ三江線に乗り納めに行かれては如何でしょうか?
しかし、今回はいろんな人と巡り会って、遂には宇宙船とも巡り合って・・・・・なんだか不思議な旅でした。
「僕にはまだ帰れるところがあるんだ。こんなにうれしいことはない・・・・・」
と、今日もパクリネタで〆ましょうネ!(笑)

この記事に

開く コメント(8)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事