宙茶屋 星が好き

ジミで遠い天体が好きです

女心と秋の空

昨日、仕事で某学校に行っていました。
いや〜、実にいいですね。え、何がって?
天気は良いし、キャンパスは初秋の緑と僅かに色付き始めた紅葉が織り交ざって実に綺麗だし。
何よりも、普段のむさ苦しいオフィスと違って、女子大生がいっぱい!(笑)

キャンパス内を歩いていると、ふと女子大生の会話が耳に入りました。
(別に聞き耳を立てていた訳ではない!)
「今日、中秋の名月なんだってさ」
「え〜、じゃあお月見しようよ!」

ムムッ、今日は中秋の名月だったのか!?すっかり忘れていた・・・・・というか知らなかった!
オジサン、女子大生に教わるとは思いもしなかったヨ。
もっとも、中秋の名月は暦の上での定義に過ぎない訳だしネ。
科学的に意味のある天文現象じゃないのサ。
そんな甘い言葉じゃオジサンびくともしないぜ・・・・・


イメージ 1
中秋の名月(月齢14.3)
2017.10.04 20h59m ISO320  1/500sX50exp. Pentax K-5IIs
920mm F9.0 (Vixen ED102s)
Losmandy GM-100EQ赤道儀 防府市台道

はい一本釣り!(笑)
実は、タイミングよく、修理に出していたK-5IIsが帰ってきていました。ヤッタネ!
早速機材を組み上げましたが、急に西の空からモクモク雲が!?
僅かに雲の切れ目が出たので、何とか撮影はできたものの、
その後また雲が覆って、二度と月は顔を出しませんでしたとさ。
あんなに天気が良かったのに。う〜む、女心と秋の空・・・・・

実は、今回の月は中秋の名月よろしくお上品に仕上げるつもりだったのですが、
右手が勝手にWAVELETやアンシャープマスクのバーをググイと!?
こんなところでつい育ちが出てしまいます。
というわけで、こちらはお下品仕様の月です。

お上品仕様の月はこちらで↓



皆さんはどちら派?
え、女子(or男子)大生派!? (笑)

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星月皎潔 明河在天

雨上がり直後で当地の昨夜は割と透明度が高そうでした。
会社より帰宅する途中、ちょっと寄り道して宙を仰いできました。
 
イメージ 1
 
天の川
2017.09.12 23h45m ISO1600 8s PENTAX K-5IIs
28mm F2.0(SIGMA 28mm F1.8II Aspherical AF)
固定撮影 防府市台道
 
田んぼの中を縦断している農道の上には、天の川が映えてました。
(鉄塔を結ぶ電線も映えてますけど・・・・・笑)
周囲からは秋の虫の音や、青田の葉音が聞こえます。
まさに「星月皎潔 明河在天」
(星月皎潔にして、明河天に在り:星や月が白く清らかで、天には天の川がくっきりと見えている)の世界です。
 
 星月皎潔 明河在天
 
北宋の詩人「欧陽脩」が書いた「秋声賦」の一節です。
日本人には秋声賦自体はあまり知られてないのですが、何故か「星月皎潔 明河在天」の一節は有名です。
秋声賦の内容はこんな感じだったと思います。
(曖昧な記憶をさらに随分と端折っているため、正確性に欠けます)
 
 
 欧陽脩が夜に何か奇妙な(でも何となく物哀しい)音を聞き、
 召使の童子に何の音か聞いてくるように申し付けたところ、
 「星や月が白く清らかで、天には天の川がくっきりと見えていました。ただ木の枝の音がするだけです」
 と、童子は答えた。
 成る程、秋の訪れの音だ。
 秋はこの世のあらゆるものを衰えさ、一生を終わらせる。
 万物は盛者必衰の理に従うのだ。
 どうして秋の音をうらむことなどできようか。なあ、童子よ?
 しかし、童子は気持ちよさそうに眠っていた。ただ秋の虫の音が聞こえるばかり・・・・・
 
 
「星月皎潔 明河在天」は、脇役の童子の台詞なんですね。
しかもコイツ最後に居眠りしてるし!(笑)
もし小生が童子だったらこう答えるでしょうネ。
「先生、春の訪れもまたこの世の理です。先祖に感謝して子孫に恩を返すことが、人の四季なのですね」
でもまぁ寝てるだろうな・・・・・(笑)
 
このところ夜がめっきり寒くなりましたね。
皆さんには、どのような秋の音が聞こえるでしょうか?
 
 
さて、もう一枚ジミテン?撮影したのですが、それはこちらの方に↓
http://www.hoshimoyou.com/

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先日、定期健診で病院に行きましたが、色んな数値(とくに体重!)が上がっていて医師に怒られました。
怒られる人生には慣れていますが(笑)、怒られる内が華。
心を入れ替えて、また運動や食事改善を始めました。

さて、先週9月1日の21時06分にFlorenceという名前の小惑星が地球から700万キロの距離まで接近しました。
実に、地球と月の間の距離の約18倍です。凄いですね。
因みに、「Florence」って、あの白衣の天使「ナイチンゲール」の
ファーストネームより付けられたそうですね。知りませんでしたヨ・・・・・
このところ、天文との距離が開きつつあったので、この機会にフローレンスにお近づき!(笑)

イメージ 1
小惑星Florence
2017.08.31 22h10m00sから22h14m00sまで1分おきに撮影
Gain200 10s ZWO ASI174MC-Cool(エレクトリックシープ)
760mm/F3.8(Vixen R200SS+コレクターPH)
ATIK16ICmono+500mm/F6.5(Borg77)にてオートガイド
Losmandy GM-100EQ赤道儀 防府市台道

1分おきに5枚撮影したものをgif画像にしました。
大接近だけあって、やはり移動速度がかなり速いです。
久々の撮影で、導入後グズグズしている間にもどんどん移動していったため、
微妙に中心から外れた位置から撮影が始まってしまいました(笑)
撮影中も10秒おきのフレーム内でどんどん動いているのが分かるくらいです。
ナイチンゲールというよりは、ジョイナーですネ!(笑)

この日は最接近の前日だったため、翌日に再度撮影しました。

イメージ 2
小惑星Florence(最接近時)
2017.09.01 21h06m00sから21h21m00s
Gain200 10sX90exp ZWO ASI174MC-Cool(エレクトリックシープ)
760mm/F3.8(Vixen R200SS+コレクターPH)
ATIK16ICmono+500mm/F6.5(Borg77)にてオートガイド
Losmandy GM-100EQ赤道儀 防府市台道

最接近の9月1日21時06分より15分間撮影しました。
会社から急いで帰宅して、機材を準備して、10秒前にギリギリ間に合いました(笑)
今度はFlorenceの軌跡を示してみました。
15分間でこれだけ移動しています。
9等前後の比較的明るい星だけにやっぱり凄い迫力ですね。


いや、今回はタップリと白衣の天使に癒されましたヨ・・・・・
でも、もっと癒されたいゾ!(笑)
ラブジョイといい、フローレンスといい、白衣の天使は男にとって永遠のロマン!?


残りの写真はこちらの方に掲載しています。

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色々とありました。

以前も申し上げた通り、相も変わらず忙しくしております。
皆様のブログに中々メッセージを残すこともできませんが、合間でちゃんと楽しく読ませて頂いてます!(笑)

実は、天文を長いことサボっている間に、色々と事件がありました。

①アイピースがカビました!
やってしまいました。お気に入りのLV5mmにガッツリと!
気付いて直ちに中性洗剤で拭ったら見た目では取れたみたいですが・・・・・
他のアイピースや補正レンズ、対物レンズも確認しましたが、大丈夫みたいです。
高々2,3か月ホッタラカシにしてた程度なのに・・・・・トホホ。

②Pentax K-5IIsが故障しました!
液晶画面にスジと欠けが入ってきました。
撮像には影響がないので液晶のようです。ただ、徐々に進行しているようです。
修理には液晶交換しかないでしょうね・・・・・トホホ。
イメージ 5

③バイクが中破しました!
間抜けなのですが、深夜バイクを運転中にこけてしまいました。
スピードは出していなかったので、幸い身体の方にはお陰様で大きなケガはありませんでした。
この程度の転倒で、コレだけの破壊ですから、これでもしスピードが出ていたら・・・・・
皆さんもくれぐれも事故にはお気を付けください。
因みに、家内のマシンなので、かなりきつくお灸を据えられました。トホホ・・・・・
イメージ 6


④快気祝いを頂きました!
実は、今日の本題はコレ!
今までの厄ネタが全て帳消しになるほどの吉ネタです。
以前、右膝の故障で入院していましたが、
その快気祝いということで、ナント! B.S.Revolution様より快気祝いを頂きました!
(今回、バイクで転倒した直後なんですけどね・・・・・)
しかも、小生の実家にまでわざわざ直接ご持参下さいました。

イメージ 1
手製のモータードライブのコントローラー。
その名も、DD-7!(笑)
しかも、60倍速の自動導入機能付きです。
機能や性能もさることながら、パッケージングもかなりの完成度です。

イメージ 2
中は意外とシンプルな構造。
AVRマイコンにモーターコントロール用のシールドが乗っかっています。
但し、ケース加工や、スイッチ・LED配線まで考えると、やはり随分と手が掛けられています。


イメージ 3
モーターケーブルは、ビクセンのMT-1互換形状になっています。
実際使用するモーターに合せて、少々手を加えるとあらゆる赤道儀に対応できます。
実は、西村の赤道儀の修理用にということで戴いていますが、
西村の赤道儀は赤緯が部分微動なので、自動導入機能が使えません。これは勿体ない!
というわけで、いっそSPDXの自動導入化に利用しようかなと考えております。
PoleNavigatorの作者のminer様に既にバイポーラ型のパルスモーターを頂いておりますし、
西村の赤道儀のモーターコントローラーには、シンプルなものを自作することを検討中です。

イメージ 4
何よりもうれしいのが、詳細な技術書とソフトウェア!
これはもう完全に売り物レベルですね。
さらに、分からないことがあったら質問してくださいと言って戴いています。
アフターサービス?もバッチリ!(笑)

型番からもお分かりだと思いますが、
ここに来るまでに、バージョンアップを繰り返されているだけあって、
あり得ないほどの完成度を誇っています。
今から少しずつ手を加えて、自分の機材に取り付けようと思います。

お礼が遅くなりましたが、B.S.Revolutionさん、ありがとうございました!



そういえば、去年の豪雨で通行止が続いていた山口県の皇座山林道が、今月やっと復旧したようです。
今年は九州北部で被害が甚大でしたが、台風5号の影響が少々心配ですネ。
九州の豪雨災害の一日も早い復旧と、
皇座山が以前のように皆さんで気軽に星空を楽しむことができる場所になるように祈っております。

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このところ、当地は好天に恵まれておりますが、
金曜日はかなりPM2.5が飛んでいたようで、会社でくしゃみが止まらなくなりました。
丁度通院の日だったこともあり、大事をとって早めに帰宅しました。

家に帰ると、カバーをかけたままの望遠鏡が外においてあります。
いやいやいや、ダメでしょう。体調不良の時に夜遊びなんて。
明日も仕事なんだから。自己管理、社会人の常識ですよネ!


イメージ 1
木星
2017.05.19 21h43m gain239 10ms×2000exp(6000枚の中から) ZWO ASI174MC-Cool(エレクトリックシープ)
2400mmF12(Vixen R200SS+3倍バローレンズ)
Losmandy GM-100EQ赤道儀 防府市台道
上が南です

はい、非常識ですね(笑) シーイングの良さについ心が負けてしまいました。
今シーズン初の木星です。撮影後、眼視でもじっくりと見ました。
鏡筒もR200SSに加えて、ED102Sでも見ました。アイピースも全て引っ張り出して見比べました。
アイピースは以前よりも数が増えているのですが、なるほど見え味は少しずつ違います。面白いですね。
というわけで、今回は急遽木星を対象にしたアイピースバトルロイヤルです!(笑)
焦点距離は4〜6mmのものばかりです。
毎度のことながら、光学系や主観により見え味は変わりますので、
本レビューの内容をあまり鵜呑みにしないことをお勧めします。


※選手入場
イメージ 2
前列:24.5mm径級
左より ①西村Or4mm ②メーカー不明F4mm ③ビクセンOr5mm ④西村Or6mm ⑤トミーR6mm
後列:31.7mm径級
左より ⑥ビクセンLV5mm ⑦ニコンNAV-5SW
観望対象は木星、鏡筒はED102S(D=102mm、FL=920mm)、天頂プリズムは不使用


※試合結果
①西村Or4mm
まずはツァイスサイズのアイピースから。もう化石の部類かもしれませんが、当家では十分現役です。
西村20cm反射に付属していたものです。プローセルタイプかアッベタイプかは不明。
期待していたのですが、今回は意外にも苦戦しました。
少々、シャープさに欠けていました。
恐らく、4mmという焦点距離は、ED102Sには厳しいのでしょうね。(倍率233倍、若干過剰倍率気味です)
見え味は悪いという訳ではありません。中心から周辺まで星像は綺麗です。
眼をぴったりとアイピースに付けないといけないので、子供には少々厳しいです。

②メーカー不明F4mm
捨てられていた激安5cm屈折望遠鏡に付属していたものです。
Fってどういうレンズ構成よ?っていつも思うのですが、どうも両凸レンズによる2群2枚構成のようです。
いわゆる「買ってはいけない望遠鏡」に、必ずと言っていいほど付属しているものです。
やはりED102Sには厳しい倍率ですが、意外と破たんはしていません。惑星用には十分です。
視野の中心にあると、色収差も確認されません。
コントラストは①に比べると若干弱いです。コートの有無に起因するのでしょうか。
ただ、不満はありません。っていうか、これでいいじゃん・・・・・(笑)
但し、周辺になると、像は一気に破綻します。月には厳しいですね。

③ビクセンOr5mm
小学校5年生のときに購入したハレーSR1000に付属していたもの。
小生にとって、一番付き合いの長いアイピースの一つです。
今日の小生があるのは、これとK20mmのお陰かもしれません。
分解すると、プローセルタイプでした。拡大撮影の時にもよく使用しています。
ただ、見え味に関しては、今回一番残念な結果でした。
もっとも目立ったのは、コントラストが随分と悪かったことです。コートが弱いのでしょうか?
視野全体がぼーっと明るく、まるで反射望遠鏡で覗いているような感じです。
シャープさも今一つ。でも、星像自体は周辺まで良好です。
何せ30年前の話だし、当時のオルソの中ではかなりリーズナブルな値段ですからネ。文句は言えません。

④西村Or6mm
西村20cm反射に付いていたものです。プローセルタイプかアッベタイプかは不明。
コイツはよく見えました! ED102Sで木星を見るには、これくらいの倍率(153倍)が丁度良いのかもしれません。
コントラストが高く、木星の縞模様が浮き出てくるような感じです。
シャープさも申し分なし。当時は超高級アイピースだったのも納得できます。
このくらいの焦点距離になると、アイレリーフも十分にとれるので、覗くのも楽です。
現代でも充分に通用するアイピースですネ。

⑤トミーR6mm
ファミスコ60に付属していました。今の人はこんなアイピース知らないでしょうね。
「ラムスデン」という、片凸レンズを向かい合わせに配置した、2群2枚構成のレンズです。
バレルはプラスチック製。チープ感抜群です。
ただ、見え味の方も抜群! 毎度申し上げておりますが、小生イチオシの惑星用アイピースです。
コントラストは④とほぼ同じか、ほんの僅か及ばない感ですが、
シャープさは④以上。ピント合わせに苦労しません。ガリレオ衛星が一番点像に見えたのはコイツでした!
全体的な見え味は④と甲乙付け難いです。好みに因るでしょうね。小生はこちらの方が好きです。
とにかくスッキリとした気持ちが良い見え味です。
なんでこんなに素晴らしいアイピースが現在は売っていないの?
但し、周辺になると、色収差が目立ちます。やはり月には難しいです。
現在はジュニアにあげてしまいました。惜しいことしたなぁ・・・・・(笑)

⑥ビクセンLV5mm
ここからはアメリカンサイズ。ビクセンユーザーの方なら所有している確率は高いと思います。
像が甘いとか、色収差が残るという評価も聞かれますが、小生はこれ大好きですね。
1番の評価ポイントは覗きやすさ。
アイレリーフが長く、ブラックアウトもしにくいので、初心者の方には抜群に見やすいアイピースです。
一般向けの観望会で惑星を見せる際には、必ずこれを付けます。
20cmF4の反射に付けても良く見えますので、恐らく光学系をさほど選ばないと思います。
勿論、小生には十分幸せを感じるくらいの見え味です。

⑦ニコンNAV-5SW
小生が唯一所有する高級アイピース。
いや、確かによく見えます。今回のラインナップでは、一番見えるカモしれません。
ただ、「カモ」としかいえないのが、小生の眼力のなさを物語っています(笑)
高いから、見えるはずだという主観も随分入っているんだろうなぁ・・・・・
ラベルを伏せられたまま⑥と見比べると、言い当てる自信がありません(笑)
(勿論、視野が広いし、アイピースの形状も違うんですけどネ)
敢えて違いを述べるとすると、縞模様の中の黒い斑点模様はコイツが一番見やすかったかな。
あとは、他のアイピースが赤っぽい木星だったのに対し、コイツはほんの少し黄色に寄っています。
これも光学系に因るのでしょうか・・・・・
広視野が売りのアイピースですが、惑星ではそこまで必要ないですしね。
ガリレオ衛星が一番広がった時にでも、視野に全て入るのは嬉しいですが、
ブラックアウトしやすいため、一般の観望会では使いづらいです。
このアイピースの真骨頂は、やはり月だと思うんです。
72°の視野いっぱいに広がる月面の強拡大像は、ため息が出るほど素晴らしいです。

という感じでしょうか。順位を付けるのが目的ではないですが、個人的な好みは⑤かな(笑)


そういえば、木星を見ているときに、たまたま通りかかった外国人の親子連れが見せてほしいとやってきました。
天頂プリズムをかまして木星を見せてあげると、かなり喜んでらっしゃいました。
因みに、そのとき使ったのは⑥でした。

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