宙茶屋 星が好き

ジミで遠い天体が好きです

寒い時代

春になると、別れと出会いの転機が訪れますが、
今の季節は、それに向けての気配が徐々に感じられる時期ですね。
昨日、某学校に行ってきましたが、なんとなくピリピリした空気が漂っていました。
例年以上の厳しい冬と相まって、ちょうど卒業論文に追われる時期なんでしょう。寒い時代だと思わんか?

・・・・・と無責任にのたまうのでした。所詮は他人の人生である(笑) 
(ここまで色々文章をパクりまくってます)
ところがどっこい、寒い時代?は着々と我が身にも降りかかっていたのでした。
というわけで?一足早いお別れラッシュです。

①ZWO ASI174MC-Cool
イメージ 1
一昨年の夏より、1年間のテスト利用というお約束でエレクトリックシープ様よりお借りしていた冷却カメラです。
光学系や撮影対象を選ばないオールマイティーに使えるカメラでした。
これ以上のコストパフォーマンスを有するカメラは中々ないのではないでしょうか。
他にもカタログスペックには出てこない魅力を感じることができました。いやホント名機だと思います。
お陰で一眼レフカメラの出番がめっきり減っちゃったものなぁ・・・・・
約束の期間を過ぎても甘えて使わせてもらっていましたが、先日やっとお返しすることができました。
エレクトリックシープ様と、仲立ち頂いたE様には厚くお礼申し上げます。
因みに、プロダクトナンバー1番だったそうです。全然気付かなかった!(笑)


②ポラリエ
イメージ 2
2015年の梅雨に近所の中古屋に15000円で売られていたものを見つけて即買いしたものです。
箱なしながら程度はよく、純正三脚と雲台込みなことを考えると、破格値でした。
その時は単車だったので、コンビニでビニール紐を買って背中にくくって持って帰ったんだよなぁ・・・・・(笑)
赤道儀本体は星野用として十分すぎる性能、純正三脚もデカ過ぎず弱過ぎずの絶妙な大きさ。
南は沖縄から北は埼玉(中途半端! 笑)まで、コイツと一緒に旅しました。本当に素晴らしい赤道儀でした。
仕事が忙しくなり、使わずに放ったらかしにしてましたが、
遊ばせるよりは使って頂く方にと思い、ある方にお貸ししてました。
その方より、「いくらなら売ってもらえますか?」と打診があったので、
5千円・・・・・と言いかけたところ、思わず「1万円」と色を付けてしまいました(笑)
即買った! とお返事頂き、「ごめんなさい、ホントは5千円でいいです・・・・・」
と申し出ましたが、先方は最初の値で買うと言ったのだからということで、結局1万円頂いてしまいました。
身内相手に酷い話ですよねぇ・・・・・(笑)
そういう訳で、ポラリエはちゃんとしたご主人様に無事引き取られて行きました。


③ロスマンディGM-100EQ赤道儀のコントローラー
イメージ 5
自動導入機能のない普通のパルスモーターのコントローラーです。
恒星時追尾の他、1.2倍、1.5倍、14倍速と、北半球・南半球が選べます。
1.2倍速の挙動がおかしくなって、ガイド撮影には専ら1.5倍速を使っていましたが、
ナント!1.5倍速の挙動もおかしくなってしまいました。これではオートガイドができません。
この赤道儀、お借りしているものです。
ただ、古いものなので直るかどうかも微妙で・・・・挙動からしてICが怪しいのですが。
現行品がそのまま使えるようなので、モーターも併せて新品に交換するのが吉でしょう。
それまで当面はコントローラーのみ自作対応するしかないでしょう・・・・・ねぇ。


実は、以前 B.S.R-e様よりモーターコントローラー「DD-7」(笑)を快気祝いで頂いたのですが、
ナント!先日、「DD-8」にバージョンアップしていただきました!
イメージ 3
ビクセンMT-1用コネクターがついています。なるほど、DD-8ですね!
どうでもいいですが、小生は「ドドンパチ」と呼んでいます(笑)
完璧なパッケージングです。中身はArduinoとCNCシールドで結構シンプルな構造です。
すぐにでも売り物になりそうな完成度です。

イメージ 4
オートガイド端子の他、USB端子もついて、パソコンを接続すると高速自動導入までできます!
いやこれは凄いですよね・・・・・寒いネタが続く中、唯一温かい出会いのネタです。
お礼が遅れましたが、 B.S.R-eさん、ありがとうございます!

これをパクって・・・・・いや、参考にしてロスマンディ用コントローラーを作ることにします(笑)
(ここまで完璧な仕上がりにはできないでしょうけど・・・・・)
ロスマンディの赤緯は部分微動なので、自動導入ができない分シンプルなコントローラーでいいと思います。
パルスモーターは元々バイポーラのものがついていましたが、
最近はArduinoとシールドのおかげでバイポーラもユニポーラもほとんど同じように扱うことができますね。

もっとも、西村の赤道儀のコントローラーにも手を付けてないからなぁ・・・・・

ギブアップして早々に買っちゃうかも・・・・・・!?


早く温かい時代?が来て欲しいです。

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あけましておめでとうございます!

毎年最初の投稿では所信表明を行っていますが、
今年は、「観測技術の向上」です。つまり、観望のみならず、観測を行おうということです。
観賞用の写真では皆さんに水をあけられてしまったので、矛先を変えた、なんてのは内緒・・・・・ネ!
ま、チャレンジ精神の一環ということにしておいてください(笑)

昨年は30日まで仕事でした。
出張先の名古屋から実家の呉に直帰し、そのまま年を越しました。

ところで、小生は初日の出を拝んだことが人生で一度もありません。
呉というところは周囲を山と島、および、海で囲まれた陸の孤島です。
小生の自宅から初日の出を見ようと思ったら、朝の9時くらいになります。
かといって、初日の出ギャラリーでごった返したロケーションに遠征するのも面倒で嫌です。
というわけで、初日の出礼拝を前日に前倒しすることにしました(笑)
・・・・・というのはあまりにも乱暴なので、「初日の出」ならぬ、「最後の日の入?」です。

イメージ 1

最後の日の入
2017.12.31 16h53m ISO400 1/400s PENTAX K-5IIs
28mm F8(SIGMA 28mm F1.8II Aspherical AF)
固定撮影 広島県呉市音戸の瀬戸公園

撮影場所の「音戸の瀬戸」は、
広島湾と安芸灘の最短海運ルートを確保するために、
平清盛公が1日で開削したと言われる海峡です。
工事も終盤にさしかかったところで、日が沈みかかったのですが、
清盛公が金扇で仰ぎあげると、再び太陽が昇り、予定通り工事は一日で終わった・・・・・とのこと。

まぁ終盤のくだりが迷信であることは間違いないのですが、
今日では科学的にも倉橋島は最初から島であったという説が提唱されており、
平清盛が音戸の瀬戸を開削したこと自体が疑わしいとされています。
とはいえ、清盛公の影響が大きかった地であることは間違いありません。
清盛公の像と夕日を一度一緒に撮ってみたかったのです。

実は、この場所は戦時中の高射砲の跡地でもあります。
イメージ 2
観測所跡は原形をとどめたまま残っていました。近世以降の呉を象徴する遺構の一つです。

平和に年を越すことができることに感謝ですね。
というわけで、これで、目標達成!?
勿論、次の日は寝正月で過ごしましたとさ!(笑)

というわけで、今年も宜しくお願いしますネ!

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今、電車の中から投稿中です。
今年はかなり忙しく、中々思うように星屋としての活動ができませんでした。
ブログの方も、皆様にコメントできずに申し訳ありません。
天体写真も何だか固定撮影ばかりやっていたような…

イメージ 1

カノープス
2017.12.17 00h55m ISO3200 6s PENTAX K-5IIs
28mm F2.8(SIGMA 28mm F1.8II Aspherical AF)
固定撮影 防府市台道

それにしても、まぁ色々あった年でしたね。
入院したり、バイクで事故したり、尿管結石でのたうち回ったり…(笑)
来年は穏やかな年でありますように…


他の写真はこちらにアップしております。
http://www.hoshimoyou.com

それでは皆様、良いお年を!

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女心と秋の空

昨日、仕事で某学校に行っていました。
いや〜、実にいいですね。え、何がって?
天気は良いし、キャンパスは初秋の緑と僅かに色付き始めた紅葉が織り交ざって実に綺麗だし。
何よりも、普段のむさ苦しいオフィスと違って、女子大生がいっぱい!(笑)

キャンパス内を歩いていると、ふと女子大生の会話が耳に入りました。
(別に聞き耳を立てていた訳ではない!)
「今日、中秋の名月なんだってさ」
「え〜、じゃあお月見しようよ!」

ムムッ、今日は中秋の名月だったのか!?すっかり忘れていた・・・・・というか知らなかった!
オジサン、女子大生に教わるとは思いもしなかったヨ。
もっとも、中秋の名月は暦の上での定義に過ぎない訳だしネ。
科学的に意味のある天文現象じゃないのサ。
そんな甘い言葉じゃオジサンびくともしないぜ・・・・・


イメージ 1
中秋の名月(月齢14.3)
2017.10.04 20h59m ISO320  1/500sX50exp. Pentax K-5IIs
920mm F9.0 (Vixen ED102s)
Losmandy GM-100EQ赤道儀 防府市台道

はい一本釣り!(笑)
実は、タイミングよく、修理に出していたK-5IIsが帰ってきていました。ヤッタネ!
早速機材を組み上げましたが、急に西の空からモクモク雲が!?
僅かに雲の切れ目が出たので、何とか撮影はできたものの、
その後また雲が覆って、二度と月は顔を出しませんでしたとさ。
あんなに天気が良かったのに。う〜む、女心と秋の空・・・・・

実は、今回の月は中秋の名月よろしくお上品に仕上げるつもりだったのですが、
右手が勝手にWAVELETやアンシャープマスクのバーをググイと!?
こんなところでつい育ちが出てしまいます。
というわけで、こちらはお下品仕様の月です。

お上品仕様の月はこちらで↓



皆さんはどちら派?
え、女子(or男子)大生派!? (笑)

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星月皎潔 明河在天

雨上がり直後で当地の昨夜は割と透明度が高そうでした。
会社より帰宅する途中、ちょっと寄り道して宙を仰いできました。
 
イメージ 1
 
天の川
2017.09.12 23h45m ISO1600 8s PENTAX K-5IIs
28mm F2.0(SIGMA 28mm F1.8II Aspherical AF)
固定撮影 防府市台道
 
田んぼの中を縦断している農道の上には、天の川が映えてました。
(鉄塔を結ぶ電線も映えてますけど・・・・・笑)
周囲からは秋の虫の音や、青田の葉音が聞こえます。
まさに「星月皎潔 明河在天」
(星月皎潔にして、明河天に在り:星や月が白く清らかで、天には天の川がくっきりと見えている)の世界です。
 
 星月皎潔 明河在天
 
北宋の詩人「欧陽脩」が書いた「秋声賦」の一節です。
日本人には秋声賦自体はあまり知られてないのですが、何故か「星月皎潔 明河在天」の一節は有名です。
秋声賦の内容はこんな感じだったと思います。
(曖昧な記憶をさらに随分と端折っているため、正確性に欠けます)
 
 
 欧陽脩が夜に何か奇妙な(でも何となく物哀しい)音を聞き、
 召使の童子に何の音か聞いてくるように申し付けたところ、
 「星や月が白く清らかで、天には天の川がくっきりと見えていました。ただ木の枝の音がするだけです」
 と、童子は答えた。
 成る程、秋の訪れの音だ。
 秋はこの世のあらゆるものを衰えさ、一生を終わらせる。
 万物は盛者必衰の理に従うのだ。
 どうして秋の音をうらむことなどできようか。なあ、童子よ?
 しかし、童子は気持ちよさそうに眠っていた。ただ秋の虫の音が聞こえるばかり・・・・・
 
 
「星月皎潔 明河在天」は、脇役の童子の台詞なんですね。
しかもコイツ最後に居眠りしてるし!(笑)
もし小生が童子だったらこう答えるでしょうネ。
「先生、春の訪れもまたこの世の理です。先祖に感謝して子孫に恩を返すことが、人の四季なのですね」
でもまぁ寝てるだろうな・・・・・(笑)
 
このところ夜がめっきり寒くなりましたね。
皆さんには、どのような秋の音が聞こえるでしょうか?
 
 
さて、もう一枚ジミテン?撮影したのですが、それはこちらの方に↓
http://www.hoshimoyou.com/

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