ゴマメの歯ぎしり

春休みが終わって孫も帰りやっと自分の時間が持てるようになりました

英・仏鉄道の旅 2009

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パリとロンドンの市内・郊外を鉄道を使って歩き回ったドタバタ旅行記です
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                   トゥール行きTGVの車内  全席指定席のはずだが、、、


今回の旅で我々が体験して驚いたことのひとつが表題の「厚かましいガイジン」だ  主に乗り物の指定席にまつわる体験だが紹介する

ロンドン行きBA(British Airways)機内で見かけた出来事である  エコノミーの後部座席で二人掛けの座席があるがここを予約していた日本女性が行ってみると既にそこにはイギリス人の夫婦とおぼしき若者二人が占有済み

この女性、気が弱いのかそれとも英語がしゃべれないので文句が言えないのかしばらくは他の空席に座っていたが意を決してスチュワーデスに仲介を頼んだようだ

さすがの厚かましいガイジン二人もこれで席を仕方なく明け渡した  日本女性はほっとしてやっと自分のものになった席でくつろいでいた

今度は我々の体験談  ロンドンからパリへの乗り継ぎ便に乗り込んだところ我々の席(窓際とその隣)に白人女性が既に座っていた  これは私たちの席ですが、、、とアピールすると「二人隣同士すわるのか」と神経を疑うようなことを聞く

さらに今度はTGVでの出来事  パリ・モンパルナス始発のトゥール行きに乗って指定席(TGVは全席指定席)に行ったところ二人の子供づれの小太りしたフランス人おばさんがデンと占有していた

最初はこちらも低姿勢で「席が間違っていませんか」と確認したがゴチャゴチャ言って立ち去る様子がないのでこちらもついに切れて C'est ma place! 「オレの席だ!」と怒鳴ってやった

周りの乗客も驚いたようだが、こちらもガイジンの厚かましさには驚いた  日本人なら普通は自分の席に座り、空席であることを確認後 好きな席に移動するかあるいは他人の指定席だったら直ぐに席を立つ人が大半だと思う

どうもガイジンの「指定席」に関する常識は日本とは違うようだ  皆さんも似たような体験は無かったですか?  
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          B48ゲートにて離陸するBA機を見るレディ

  

我々を乗せたBA5便は定刻に離陸した  水平飛行に入ると食事が出された  イングリッシュ・ブレックファスト(英国の朝食)だった

イギリスの文豪サマーセット・モームのジョークに「イギリスで美味しい食事を取るならば、3食朝食を食べるべき」という言葉があるそうだが、今日はその美味しい朝食を2回も食べられてラッキーだった

やがて眼下にオランダの干拓地が見えた

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オランダを通過しバルト海に入るとフィンランドの無数の湖沼が見え始めた  前回2001年6月に来た時は確かまだバルト海は凍結していたようだが、今回はさすがにそれは無かった

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以前は機内備え付けの地図を見て現在位置を確認したが、今は前の座席の背面に液晶モニターがあり、これで直ぐに地図上で飛行位置を確認できる

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飛行機はさらに飛行を続けウラル山脈を超え西シベリア低地に達した  大湿原が夕日に照らされ、その中を蛇のようにうねりながら大河(オビ川?)が流れていた  雄大な景色だった  夕日が沈むのを待っていたが何時まで待っても完全には沈まなかった  夕方から夜をとばして朝に移行する白夜のような光景だった

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このあと雲海ばかりの景色になったので窓を閉めデジカメで撮った写真を再生して楽しんだ  CA(キャビンアテンダント)も手間がかからないように乗客が寝てくれることを期待しているようで、窓を開けにくい雰囲気だった

ほぼ定刻に無事成田に着いた  帰りは都心まで出るのに京成スカイライナーを利用したが約1時間かかった  ヒースローエクスプレスを利用した直後なので成田空港のアクセスの悪さを改めて感じた 

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2回目のヨーロッパ旅行で添乗員なし、送迎なしの個人旅行と熟年夫婦にしてはやや無謀とも言える旅だった
予想通りよく道に迷ったり、電車を乗り間違ったりトラブル続きの「ドタバタ旅行」だったが「道に迷って道をおぼえる」の言葉にあるようにロンドン、パリの地理には詳しくなった  また一層両国への関心が高まった

当地の天気も晴天続きで、すっかり日焼けしてしまった  その日焼けも時間の経過とともに段々薄れつつあるが旅先の花いっぱいの美しい景色と現地の人々との交流は忘れがたい記憶として何時までも二人の脳裏に焼きついているだろう(完)







これで「ドタバタ パリ・ロンドン紀行」を終わります
長い間拙文をご愛読いただいた皆様に感謝いたします  次回は夏のオーロラとカナディアンロッキーの旅を綴った「カナダ紀行」を掲載予定です
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       ズラーとBA(British Air)機ばかりが並ぶヒースローターミナル5


ヒースローエクスプレス(HEX)は我々を快適かつ迅速に空港まで運んでくれた  HEXだと搭乗ゲートのあるターミナル5まで直通で行ける(安いヒースローコネクトはトランジットで乗り換え必要)

搭乗手続きは昨日オンラインでチェックインした  今回の旅行のためミニノートPCを買ったので、これでホテルから手続きをした  往路と同様後方の窓際席をゲットした

空港で搭乗券を発券してもらった  ここまでは順調至極だった  だが落とし穴が待っていた

パリで買ったおみやげ(デオドラントとフォアグラの缶詰)をどういう訳か預け入れ荷物(チェックインバゲージ)に入れるのを忘れたので手荷物にした  これが手荷物検査でノーと言われた

「100mLを超える液体は持ち込み不可」というルールだ  検査官は人のもので自分には関係ないので簡単に捨てろという  確かに他にもこのルール違反で没収されている人がいた

自分にとっては大事なみやげなので捨てがたく躊躇していると空港の女性職員が助け船を出してくれた
「チェックインバゲージはひとつですか?」  そのとおり、我々はいつも荷物は少なめでスーツケースは1つである  

ということで妻の手荷物(エコバッグ)におみやげを入れ、妻のチェックインバゲージとして追加すればOKだと了解  軽いので専用の窓口に持って行き無事チェックインできた

搭乗案内ボードを見ると搭乗機はBゲートなのでトランジット(ターミナル間の連絡電車)に乗り移動した

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       搭乗案内ボード  世界各地に飛んでいるのが分かる



一件落着したので妻はロンドンのおみやげとしてハロッズの衛兵ベアとパディントンベア*を買った  パディントンベアは人気が無いのか半額で売られていたがパディントンに泊まった我々には最適の記念品だった  迂闊な我々は駅にパディントンベアの銅像があることを帰国してから知った

パディントンベア(くまのパディントン)・・・・イギリスの作家マイケル・ボンドの児童文学作品に出てくる架空のクマのキャラクター
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            ベアスキン帽をかぶった衛兵ベア(£17.35)


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ちょっとみすぼらしいパディントンベア(£4.30)  それもその筈、彼はペルーからの移民でやっとの思いでロンドンに着いたのだから  首に「この子の面倒を見てやって下さい」のタグ付き





  
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   パディントン駅のヒースローエクスプレス乗り場  15分おきに発車、空港まで15分


楽しかった旅行もいよいよ後は帰国するのみ  ヒースロー空港まではヒースローエクスプレス(以下HEXと略)を利用した

切符は前日、パディントン駅の窓口で買った  ポンドの現金が無かったのでユーロ紙幣で買った  ただしおつりはポンドのコインで返ってきた

料金は £16.50(約2,700円) 日本の成田エクスプレス(NEX)と比較するとこちらは東京からだと3,140円(所要時間70分)なので 圧倒的に速くて少し安い

なおHEXより安いヒースローコネクト*というのもあるが、最後でもあり料金よりも快適性を重視した(我ながら珍しい行動)

ヒースローコネクト・・・・日本でいう特急料金の不要な快速にあてはまる  パディントン〜ヒースロー間 £7.40(片道) 所要時間37分 運転間隔30分ごと  ただしBAのターミナル5には行かず、乗り換えが必要

朝10時過ぎホテルをチェックアウトした  帰国便はBA5便(13:45発)だがセキュリティチェックの厳しいヒースローなので3時間以上の余裕を持って出かけた  駅までスーツケースを転がして歩いても5分もかからなかった

10:20発のHEXに乗った  割高なせいか車内は空いていた  近くの席では空港の制服を着た少しお年を召したレディが化粧を整えていた  たった15分の最後の「世界の車窓から」の旅であった

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             HEXの切符  サインは検札されたことを示す


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             HEXの車内  料金が高いこともあって空いていた

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             専用のスーツケース置き場がある
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            バッキンガム宮殿前の衛兵のパレード  有色人種の衛兵もいた


ショッキングなタイトルだが映画の「パリは燃えているか」をイメージしたのではなくNHKスペシャル「映像の世紀」のBGMに使われた加古隆のピアノ演奏を思い出してつけた

同番組のスタートシーンではこの曲をバックに人間が過去から性懲りも無く繰り返してきた数々の愚行、蛮行の映像が流れる  この曲で何回と無くリフレインされる、どこと無く悲しげなテーマが人間のどうしようもなさを象徴するかのようだ

今回パリを訪れて8年前と比べてやはり人種差別というかマイノリティの地位は向上していないと感じた
むしろリーマンショックの影響か、浮浪者や乞食は前よりもずっと増えたような気がする
そしてこれこそが2005年のパリ郊外暴動事件の根本原因であると思う

いつ行っても美しい町、パリ  しかし少し目をそらすと町のそこかしこに据えた目をした黒人が羨望の眼差しで観光客を見ている  しつこくまがい物を法外な値段で売りつけるものもいる  私の妻はツバを吐きかけられさえした

しかしお断りしておくが私は決して差別主義者ではない  むしろ彼らの絶望的な境遇に同情の念を禁じ得ない
彼らの大多数はフランスの旧植民地出身者の子孫、フランスの負の遺産そのものなのだ

イギリスの衛兵の交代式で明らかに有色人種の衛兵を見た  調べて見るとあのチャールズ皇太子が衛兵に黒人がいないことを指摘して改善されたらしい

フランスもまた「パリは燃えているか」といった暴動にならないように実効ある対策を講じるべきだと思う


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