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フェアアンクス(アラスカ)のホテルロビーに飾られていた剥製 それぞれの下には説明板が付いていた
奥の黒い頭は麝香牛、手前はトナカイ(カリブー)
話題映画「ザ・コーヴ」やIWCなどで日本人のイルカや鯨捕獲が問題視されているが、オイちょっと待てよ と言いたい気がする
アメリカ人こそ元祖狩猟民族、今風に言えば肉食系民族ではないか? 今回アラスカを旅して改めてそう感じた
ホテルのロビーや受付など人の集まるところには決まって此れ見よがしに動物の剥製*が飾られている
以下実際の作品を紹介してみたい
*厳密に言うとHunting trophy(狩猟で獲った獲物を自慢するため剥製にしたもの、一般的には頭部のみが多い)
恨めしそうな目をしてこちらを見るヘラジカ(アメリカではムースと呼ばれる) 大きいものは体重700kgを超える
黒くて大きいので夜間ドライブでの衝突事故が多いという
鹿の角で作ったシャンデリア 実用性はあまりないと思われる 美意識の違いを感じた
チナ温泉のアクティビティセンター受付にあったHunting trophy
チナ温泉の「ツノツリー」 イルミ電球が巻きつけられていた 残念ながら点灯している状態は見逃した |
アラスカ・オーロラ紀行 2010
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美しすぎるアラスカの大自然とオーロラを写真とともに紹介します
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チナ(チェナ)温泉の滑走路上に現れたオーロラ 日本人の新婚さんはいなかった
「オーロラ見ると人生観が変わるかも」
オーロラツアーのパンフレットなどによく使われるキャッチコピーである
自分も2回オーロラツアーに行ったが残念ながら人生観が変わるほどのオーロラには遭遇しなかった
多分出会ったオーロラがショボイものだったのだろう 感受性の減退だとは思いたくない
ブログを書くためにチェナ温泉のHPを見ていたら面白い記事を読んだ ニューヨーク・タイムズ 2007年
3月2日号の旅行欄に掲載された記事でURLは以下のとおり(英文のみ)
何故日本人がオーロラ好きなのかの憶測記事だ この説は初耳だが若い女性にオーロラファンが多い
ことから判断すると信じている人もいるのかも?!
記事の内容は・・・冬枯れのアラスカに大挙して押し寄せる日本人観光客を有難がってはいるが、何故これほどまでに日本人がオーロラ好きなのがよく理解できない そこで「オーロラを見ると・・・・・」の新説(珍説?)を披露している ちょっとニューヨーク・タイムズ にしては品格が疑われるが、、、
以下内容を要約します 誤訳があればご指摘下さい
1)書き出しはチェナ温泉に厳冬期にオーロラを見に来た日本人観光客の声(全て女性)を紹介している
「死ぬまでに一度は見たかった」「フィンランドでは悪天候で見られなかったが、ここのオーロラは全天
に現れて素晴らしい!」
2)冬に晴天の多いフェアバンクスはオーロラ観光の基点になっており、今冬も350人乗りのJALのチャー
ター便10便が訪れる これ以外にも3,500人もの日本人が定期便でも訪れる
これに対応してフェアバンクスも氷の彫刻展、アイスフィッシング、スノーモービル、犬ゾリレースなどの
色々の観光イベントで盛り上げている
3)アラスカのオーロラツアーが注目されだしたのは1990年代に東京のTVが激しい太陽活動の影響で特
に派手でカラフルなオーロラ爆発の生中継をしたのに端を発する
9.11のテロ以降、フェアバンクスへの日本人観光客はゼロ近くまで激減したが今年になってやっとテロ
以前の水準にまで復帰した
4)クリスマス過ぎの冬枯れになる季節に日本人観光客はホテルやB&Bを満たしてくれる
ミシュランタイヤCMの人形のように着膨れて楽しく外で遊んでいる
全てが雪で覆われて一日の大半が暗い季節に、、
夏には“下の48州”(アラスカでは米本土をこう呼ぶ)からアメリカ人が大勢押し寄せてイカダ乗り、ハイ
キング、バイクに興じるが冬になると忽然と姿を消す
5)しかしながらアメリカ人がそっぽを向く厳寒期こそが日本人にとっては最高のシーズンなのだ
そこで何故日本人がこんな時期に好んでわざわざアラスカに来るのかを説明するのに次のような突拍
子もない憶測が生まれた
「日本人はオーロラの下で赤ちゃんを身ごもると男の子が産まれる、あるいは優秀な子供が 6)もちろんこの説に反対する人もいる ア・テイスト・オブ・アラスカ・ロッジのデビー・エバーハートさんは
「それはウソ」と一笑に付して「日本人はシャボン玉を凍らせたり凍ったバナナで釘を打つなどの極寒
体験を面白がっている」
パックツアーを催行している旅行会社によればツアー客の大半は独身の大学生、裕福な夫婦や年金
生活者なのでBaby-making は彼らの目的ではないだろうと言っている
7)アラスカ大学フェアバンクス校・極北研究センター元所長の赤祖父俊一氏によると、その説は全くの
ジョークで次の経過で広まったものだろうと言う
1992年 Jeff Vlaming によって書かれた”Northern Exposure” (邦題 : たどりつけばアラスカ)
がヒットした
その中で彼は日本の古くからの言い伝え「オーロラの下で身ごもると優秀な子が授かる」を取り上げ
たという
これが広く世界に広まり日本人が信じるに至ったのではないか
8)先ほどのロッジの女将デビーが言った 「そういえば12月の始めに新婚の日本人カップルが来たわ
あまり英語はしゃべれなかったけど、どうやら旅行の目的はオーロラを見るだけではなくその下にい
ることが重要だったようだわ」
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今までのオーロラ旅行の経験及びその他の情報からオーロラ観測地のミシュランガイド(北米編)を作ってみました 独断と偏見によるところもありますので皆様のご意見もお聞かせいただければ幸いです
なお全般的な話として 観測地=宿泊地でない場合の共通の欠点として
1)観測時間の制限
2)撮影機材をホテルあるいは観測地に忘れた場合、困る
3)寒さ対策(人、カメラ)がより重要
などが挙げられます
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2001年11月6日未明、ストックホルムに現れた赤いオーロラ
*なおこの写真は下記URLの牧野 裕寿氏の写真を転載しました 氏のご好意に感謝します
今回の旅の目的は前回イエローナイフでは果たせなかった「肉眼で色が見えるオーロラを見る」ことで、何とか念願の色付きオーロラを最後の最後に見ることができた
またオーロラ病も強烈な下痢に見舞われたおかげ(?)で、一時的に治まってくれた ところが帰国して4月上旬にコロナ放出(CME)による見事なオーロラ爆発*があったことを知り、つくづく自分にはオーロラ運には恵まれていないことに改めて落胆した
しかしその後は太陽活動も静穏に戻り黒点も少ないようだ 次の黒点数極大期と言われる2011〜12年が近づいているが、太陽活動は50年ぶりの静かさで無黒点期が続いたりしている
太陽活動が静穏なことは携帯電話など様々な電子機器が普及した現代では電波障害も起こらず結構なことだがオーロラファンにとっては天空を乱舞する激しいオーロラに出会えるチャンスが少ない不遇の時期とも言える
オーロラはローマ神話では闇を切り裂く「暁の女神」とされている そしてこの女神は同じ色、形の衣装を纏うことは決してない 華麗なファッションショーのように千変万化で、決して見飽きることがない
このことが特に一期一会、花鳥風月を愛でる日本人の感性に強く訴えるのかもしれない
そして一度見ると更にもっと美しい彼女の姿を見たいという際限なき欲求に駆られる不思議な魔力を持った「魔性の女神」でもある
オーロラを追い求める旅、それは終りのない旅でもある 上の写真のような肉眼で真っ赤に見えるカラフルな文字通りの赤気(オーロラの古語)を生きているうちに是非この目で見たい それは見果てぬ夢になるかもしれないが、、、、、(完)
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雲海から頭を出し朝日に輝くマッキンリー山(デナリ) フェアバンクス発シアトル行きのアラスカ航空機より撮影
オーロラ・ボレアリスロッジからホテルに帰り着くと深夜の3時近くだった 早朝、フェアバンクス7:15発 シアトル行きのアラスカ航空便に乗る ホテルフロントにクルマを5時発で予約しておいた 空港までの送迎サービスは無料である
日本を出発以来初めてゆっくり風呂に入った せっかく大きなベッドが用意されていたが残念ながら
ゆっくり寝ている時間はなかった 荷物を整理してパッキングし5時前には玄関ロビーに降りて送迎サービスのクルマに乗り込んだ 乗客は私一人だけだった
運転手が日本語に興味があり、何か役に立つ日本語を教えて欲しいと言うので「親切にされたり何かを貰ったときは『ドーモ』、特に親切にされたときは『ドーモ・ドーモ』と言うんだよ」と教えた
降りるときチップを2ドル差し出すと早速『ドーモ・ドーモ』と言ってくれた なかなか人懐っこい面白い男だった オーロラツアー全般に言えることだが治安の良い場所が多いので安心して旅が出来るのは有難い
なおツアー会社の日程表には空港に2時間前に着くよう注意書きがあったが、フェアバンクスは小さな空港で混雑もなくスムーズにセキュリティチェックが終わったため時間に余裕がありすぎた
帰りはアンカレッジ乗り継ぎではなくシアトル直行だった 今度も窓側の席で、雲海から頭を出した朝日に輝く美しいマッキンリー山が拝めた その後も夥しいほどの雪や氷河に覆われた山脈の上を飛行し続けた
やはりアラスカ The Last Frontier の大自然は想像以上に広大で手付かずだった 狭苦しい日本の生活に飽きた らまた訪れてみたい、、、、、 9日間の短い旅だったがアラスカはいつまでも心に残る強烈な印象を与えてくれた
フェアバンクス空港の夜明け 3月26日6:51
氷河で削られて出来たアラスカの山脈 鋭い刃が並んでいて、まるでおろし金のようだ
成田行きデルタ航空便の機内食(夕食)
シュリンプカクテル(前菜)、
サラダ、牛肉のスライス、
タイ風ココナツソース
成田行きデルタ航空便の機内食(朝食)
季節のフルーツ(メロン&ブドウ)、鶏肉の照り焼きと炒飯
定刻より早くに成田に着いた
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