ゴマメの歯ぎしり

春休みが終わって孫も帰りやっと自分の時間が持てるようになりました

錦秋の京都・奈良 2010

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イメージ 1
常緑の苔の上の散り紅葉が一層無常をかき立てる  木立の中に立つひっそりと佇む祗王寺
 

常寂光寺の拝観を終えてトロッコ電車に乗った後イメージ 2
祗王寺を訪れた
 
同寺HPのキャッチコピーを借りれば
 
奥嵯峨、「平家物語」悲恋の尼寺、祗王寺へ
・・・・なかなか上手い
 
祗王とは平家物語にも登場する白拍子*
時の権力者、平清盛の寵愛を受けたが同じ
白拍子の仏御前に清盛は心変わりする
 
*白拍子とは男装して流行の歌を舞い踊り酒宴の接待も
する女性 
                                   祗王寺に参る悩み多き乙女たち(おっさんもいますが、、) 
 
 
 
イメージ 4
 失意の祗王は妹の祇女、母親とともに嵯峨野に
 隠遁したのがこの尼寺・祗王寺
 
 この悲恋のストーリーを知ってか知らずか
 女性の姿を多く見かけた
 入り口の門も茅葺きの質素なものだった
 
 ここで拝観料一人300円也を払ったところ
 近くで大きな声が、、、、
 
 「お母ちゃん、こんなしょうもないトコに三百円も  払ってしもうたん?! 紅葉がみんな散って
 しもうてるやん!」
      祗王寺入り口  ここで拝観料300円を払う
 
 
 
イメージ 5
そのクレームに対し受付けの女性は、
はんなりと
 
「未だ残ってるところもありますぇ」と
大人の対応
 
やや興ざめしたが、とにかく順路に
沿って中を見た
 
敷地はこじんまりとしたしたもので、
奥嵯峨野の寒風に確かにオバサンの
クレームどおり大半の紅葉は散って
しまっていた
 
しかしどうやらここは「酸っぱい葡萄」ではないが散り紅葉こそが美しいところでこれを鑑賞すべきらしい
 
確かに世の無常を感じて隠遁した尼寺に真っ赤な派手な紅葉は不釣合いだ
 
そう思うと見事に緑濃く苔むした庭園の
紅葉の絨毯も改めて良いもんだと
感じた
 
恋も紅葉もはかないもの、、、、、
 
祗王寺の散り紅葉はうつろい易い
世の無常を具現しており、それが世の
恋に悩める多くの女性を惹きつけて
やまないのかも知れない
 
                               降り積もった散り紅葉と常緑の苔のコントラストが美しい前庭
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
 
 庵の前にあったつくばい
 
 手水鉢の中や縁には散った紅葉が
 清らかな水に打たれていた
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
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庵内の控えの間の吉野窓   影が虹のように現れることから「虹の窓」とも称される
         多くの女性が静かに座っていた
 
 
 
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庵内の仏間  ご本尊(大日如来)、清盛公、祗王、祇女、母刀自、仏御前の木像が安置されている
  
 
 
大人気の嵯峨野トロッコ列車  乗っているだけで美しい嵯峨野の紅葉&保津川の渓谷美が楽しめる
 

常寂光寺の拝観が終わった後、トロッコ嵐山駅に向かった
大人気の嵯峨野トロッコ列車を予約していたので
 
 
同列車は平成3年(1991年)JR山陰線の嵯峨嵐山〜馬堀間が電化・複線化された際
不要になった旧線を観光鉄道化したもので今年でちょうど創業20周年を迎える
 
風光明媚な保津川沿いを走るため四季折々の美しい自然を車窓から
楽しめる
 
トロッコ嵯峨野駅〜トロッコ亀岡間7.3kmを23分で結ぶ
定員312名と少ないため観光シーズンでは座席指定したほうがベター
なお機関車に隣接の車両は窓ガラスもないフルオープン型なので
注意!(写真撮影にはガラスの写りこみが無く好都合かも)
 
沿線風景は上のビデオの通りで、乗っているだけで真っ赤になった
紅葉(一部落葉していたが、、)及び美しき青き保津川や川下りの
様子を楽しめる
 
ただ名物の車掌さんが少しマイクを持ったら離さない性格なのか
どうか知らないがちょっとしゃべりすぎと感じたのは私だけだろうか?
 
途中の保津峡駅での鄙びたカリヨンの音などがよく聞こえないほど
しゃべり続けるのはどうかと思われる
最低限の名所・旧跡の案内だけで充分では、、、
 
 
 
 
イメージ 1
   嵯峨野トロッコ列車の路線案内図(同社HPより引用)
 
 
 
イメージ 2
 
 トロッコ嵯峨駅  隣接の建物(19世紀ホール)内には実物のSL及びジオラマ模型もあり、待ち時間も楽しめる
 
 
 
イメージ 3
 美しき青き保津川にかかる鉄橋の上で一時停止してくれる
イメージ 1
小倉山に立つ多宝塔から東山連峰を望む  比叡山(848m)も見えた(中央の松の枝の中)
 

 
 
ガイドブックには特に紅葉が美しい寺との紹介がイメージ 2
あったので最初に訪れた
 
嵯峨野の散策路から左折すると常寂光寺の
山門が見えた
 
百人一首で有名な小倉山の中腹に位置する
日蓮宗のお寺で、その常寂光土(仏の住む土地)
的な雰囲気から名づけられたという
 
この辺りは東山より少し寒いのだろうか、
あるいは品種の違いなのか残念ながら少し
来るのが遅かったようだ
 
山門をくぐり拝観料を払って石段を登ると
仁王門に着いた
 
門の横には散りモミジの絨毯が出来ていた
更に険しくなった石段を登りきると本堂に出た
 
本堂南側のモミジは暖かいせいか、未だ残って
いた
 
しかし北側はほとんど残っておらず、池は散った
モミジの葉っぱで赤く染まりそうだった
 
 
 
                                            仁王門横の散りモミジ
 
 
イメージ 3
 本堂南側の真っ赤な紅葉  葉が大きいのでカエデだろうか?
 
 
これには少しショックを受けたが、気を取り直して
眺めが素晴らしいという多宝塔(重要文化財)
まで更に坂道を登っていった
 
登ってみると確かに眺望は抜群で快晴の空の下
東山三十六峰が見渡せた
 
もらった寺のパンフレットを見ると比叡山も
見えていたようだ(一番上の写真)
 
松の木が邪魔して山影がよく見えない
もう少し登るべきだった(涙)
 
 
  
イメージ 4
 周りのモミジはすっかり落葉していた  重要文化財の多宝塔
 
 
眺めは素晴らしかったがモミジは予想どおりの寂しい状態
当たり前だが上は更に寒いので枝モミジ(という言葉はないか?)
状態だった
 
青空をバックに真っ赤なモミジを撮りたかったのだが、、、
残念!!
 
 
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
     今ひとたびの みゆき待たなむ    (藤原忠平)
 
 
残念ながらモミジは待ってくれなかった
天皇でも無理なので当たり前か、、、
 
 
 
イメージ 5
 
本堂横の鐘楼  南側なので多少モミジは残っていた
 
 
イメージ 6
常寂光寺の境内案内図(HPより転載)
イメージ 1
嵯峨野散策途中で見つけた手作り人形*  モミジの下で遊んでいた(地図のA地点)
(*アイトワ人形工房の作品です)
 
以下の横位置写真はすべて右下クリックで拡大します 


11月30日(火) 旅行3日目
 
当初の計画では高雄に行くつもりだった
イメージ 9
しかし今年は盛りを過ぎているようなので嵯峨野だけにし、余った時間は金閣寺を見ることに予定変更した
 
京都駅からJRで嵯峨嵐山駅まで乗り、
駅でトロッコ電車を予約した
 
電車に乗るまでに時間があるので
まず常寂光寺を訪れ、それから祇王寺
などを見て回った
 
個別の寺の印象については改めて紹介
するが清水寺や知恩院、南禅寺など
大伽藍が立ち並ぶ東山に比べて
嵯峨野はコンパクトで歩きやすい感じだ     美しすぎる市営住宅を嵯峨野のそばに発見!  羨ましい (地図B地点)                                   
                                          
  
 
イメージ 10道中見かけるお食事処、茶店やショップはいずれも趣向をこらし美しい店づくりに励んでいる 京都人の美意識は高い
 
また景観条例に従った街づくりを行なっておりゴミ箱、市営住宅なども周りの環境にうまく溶け込んでいる
 
しかし行ってみて閉口したのはクルマの多さだ
観光人力車はまあ許せるとしても道幅の狭い散歩道に
遠慮なくタクシーなどが進入してくるのは頭に来る
 
昔は子連れでもゆっくり散策できたのだが、、、
    竹かごで美しくカバーされたゴミ箱 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
 
コスモスの花が未だ咲いていた
 
遠くに落柿舎が見える嵯峨野の散策路
 
 
 
 
 
 
 
  
 
イメージ 12
 
 
 
 
 
 
落柿舎の近くのショップ
真っ赤なモミジがきれいだった
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
イメージ 2
 
 
 
 
イメージ 3 
 常寂光寺前の茶店  美しいモミジの下に緋毛氈が敷かていた (地図C地点)               柿の形の唐辛子入れ   欲しがる人が多い
                                                                                                                           そうだ
 
   
                                  
イメージ 4
 
 紅葉の下、ウェディングドレス姿で前撮りをする中国人女性  富良野でも同様の光景を見かけた(地図A地点)
 
 
 
 イメージ 5
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  野々宮神社に至る道の左右は清々しい竹林だ                 野々宮神社  縁結び、子宝・安産の神様
 
 
 
 
 
イメージ 7
 渡月橋  大阪に住んでいた頃は阪急電車を利用したのでこの橋を渡って嵯峨野に来た
 
 
 
イメージ 8
 
 参考にした散策地図  半日では全部回るのは不可能 
 
 
 
イメージ 1
唯一残る平安京の遺構、東寺  日本最高の五重塔は遠くからでも目立つ京都のランドマークのひとつ
 
*以下の横位置写真はすべて右下クリックで拡大します

京都駅に近づくと見えてくるひときわ高い五重塔  イメージ 2
それが東寺の五重塔だ
 
妻も昔からこの塔が気になっていたらしく一度
見たいと言う
ホテルから近いので朝一番で散策することにした
 
京都駅八条口のホテルからは徒歩で20分ほど
昔は高かった塔も回りにビルが立ったので最初は
姿を見失った
 
近鉄東寺駅辺りまで来るとおなじみの姿を見る
ことが出来た
 
境内のイチョウがすっかり黄葉し、快晴の空に
塔と並んで凛々しく立っていた 
                                         九条大宮交差点から見た五重塔
 
近づいてみると寺の南側には堀があるが
塀で囲まれて何やら工事中だった
 
     イメージ 3                                 
 立派な南大門をくぐると大きな金堂が見えた
 拝観時間は8:30からでフェンスがあり中には
 入れないので外からのみ拝観した
 
 知らなかったが東寺は唯一残る平安京の遺構 1994年世界遺産に登録されている
 
 平安遷都とともに建立されたが東寺とともに西寺 もあったという
 
 金堂は東寺の中心となる堂宇で最初に立てられ たが焼失し、現存するものは1603年に豊臣秀頼  により再建された
   金堂(国宝)  入母屋式裳階(もこし)付き単層建築
 
 
 
イメージ 4
 
金堂の横に回るとぴ〜んと張り詰めた朝の冷気
の中に静かに手を合わせる婦人の姿があった
 
ここのご本尊は人々を病気から守ってくれるという霊験あらたかな薬師如来
 
金堂の後ろには朱塗りの柱が目立つ講堂がある
唐から帰った弘法大師空海が真言密教を伝道すべく建立した
 
現存するものは1491年に再建されたもの
 
                                            手前が金堂、奥は講堂
 
 
 
イメージ 5
 
                     朝日の逆光に照らされる五重塔  左は金堂
 
  
 
イメージ 6
肝心の五重塔だがこれも中には入れないので
フェンスの外から参拝した
 
弘法大師空海は講堂の次に五重塔を建立したが
何回となく焼失、現在は五代目に当たる
 
高さは約55mで木造の塔としては日本最大
道理で遠くからでも目立つわけだ
 
五重塔には空海が唐から持ち帰った仏舎利
(=釈迦の遺骨や棺など、聖遺物のようなもの)
が納められている
 
晩秋の遅い朝日に照らされ五重塔は五層の屋根
と長い相輪をシルエットにして眼前に聳えていた
 
その前には未だ残っているイチョウの黄色い葉が
キラキラと輝いて見えた
 
その姿を見ているとふっと学生時代にこの塔を
写したくてカメラ片手にここに来たことを思い出した
 
当時とまったく変わらぬ塔の姿を目の当たりにし
それに比べ我が身や妻の変貌振りを見て諸行
無常を改めて痛感した
 
                                   学生時代に撮った東寺五重塔(国宝)  印画紙をスキャンした
 
 
 

  京都駅から徒歩圏内の観光名所です 一見の価値あり! 

 なお京都駅から歩くと約20分かかります  近鉄東寺駅からは徒歩約5分で南大門に着きます                                   

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