ゴマメの歯ぎしり

春休みが終わって孫も帰りやっと自分の時間が持てるようになりました

スウェーデン・オーロラ 2011

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大きく企業ロゴの入った薄型テレビ  ストックホルム・アーランダ空港の待合室にあった
 

本編のノーベルニュージアム編で述べたとおり日本の
ノーベル賞受賞者数はが2001年以降だとアメリカについでイメージ 4
世界2位だ
 
しかしながらノーベル賞の受賞と実際の研究は数十年の
時差があり、これは数十年前の日本の科学研究の成果で
現在の姿では決してない
 
今回のスウェーデン旅行で目にした日本製品はきわめて
少なくすこしガッカリさせられた
 
例えばホテルや空港などのテレビやモニターは韓国製か
欧州製で残念ながらソニーなどの日本製品は皆無だった
 
またマイカーを持っていないので最近の日本製自動車には
疎いというハンディはあるが日本車もほとんど見かけなかったように思う 
 
韓国製品が世界でシェアを伸ばしている原因のひとつに
国内マーケットが小さいため輸出に注力せざるを得ず、
その際は相手国のニーズを徹底的に調査し、これに応える
製品を開発しているという
 
それからこれは私の推測だが最近の過剰なウォン安と
強力な政府のバックアップも大きな要因なのだろう                    ミュージアムにあった韓国メーカーのPRロゴ
今年7月には欧州とのFTAも締結されたので更にシエアーを      受賞ゼロなのでロビー活動の一環か?
伸ばす可能性もある
 
日本国内でもケータイなどでは韓国旋風が吹き荒れている
テレビ番組も韓流ドラマばかりで一部のテレビ局などは批判される始末
 
SONY、HONDAの高成長とともに育った世代としては一抹の寂しさを
感じさせてくれた北欧旅行だった
 
 
 
 
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独自技術を持った製品は欧州でも強いようだ          ホシザキ電機(本社:愛知県)は業務用厨房
真はストックホルムのホテルにあった全自動製氷機       機器メーカーで全自動製氷機などに強い 
コーラを飲むのにお世話になった
                                                                               
 
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旅行費用に占める航空券の比率は大きい  航空券はまさしく変動相場そのものだ
 

アメリカ暮らしを始めた娘に影響され妻が今年は是非行って見たいとリクエストがあったので
7月にアメリカ行きを計画中です
そこで昨年初めて自分で航空券、ホテルを手配する個人旅行で行った「スウェーデン13日間の旅」費用を計算しパックツアーと比べてどの程度割安かどうか検証しました
 
今回初めてホテルも航空券も自分で手配する 完全個人手配旅行 で行った
だが果たしてパック旅行より割安だったのだろうか  検証してみた
 
イメージ 2
 
多少の誤差脱漏はあるかも知れないが今回の旅行費用の明細は
上の表のとおり(成田往復の交通費は除外)
 
通常パックツアー代金に含まれる(航空運賃*+ホテル送迎+ホテル代)の
合計は 318,399円     *燃油、各種税込み
 
全く同内容のパックツアーはないが参考としてLOOKJTBの
マイセレクト「キールナ・ストックホルム8日間(オーロラ2回)」が
 
312,900円+118,000円(一人部屋追加料金)=430,900円 もかかる! 
 
個人旅行の場合、更に最安の航空券をゲットできれば5万円安かったので 268,399円
 
なんと 16万円 も節約できたことになる
更に個人旅行は13日間(オーロラチャンス9回)とゆったりとした日程
 
初めての個人旅行でいろいろトラブルはあったが金銭的には十分
努力が報われたというべきか
 
 
イメージ 1
天気には恵まれたが後半は太陽活動が弱く、結局成績としては3勝6敗に終わった
参考に載せたFintourの評価はキルナとアビスコの観測結果(詳細は不明)
 

今回のオーロラツアーの経験及び帰国後いろいろ調査して得た結論は以下のとおりです
 
1)太陽活動は黒点も益々増えて活動期に入り2013年が黒点の極大期と予想されている
 これからのオーロラツアーは期待できそうだ
 
2)今回に関してはアラスカ大学地球物理学教室のオーロラ予報はよく当たっていた
 活発なオーロラが期待できるときは晴天の観測地を求めて動き回った方が遭遇率が上がりそうだ
  (3月13日 ホテル周辺では曇りだったが山上のオーロラ・スカイステーション(ASS)では美しいオーロラ   を観測している)
  
3)キルナの天気が最も安定するのは3月、次は9月がベスト 天気や気温の面でも春分、秋分の頃が良い
 (極北では毎冬1〜2ヶ月雨季があり、10月〜2月のどこかに当たると雪が降り続きオーロラは期待薄)
 
4)3月中旬のキルナ、アビスコ地方の長期予報(天気)はあまり当たらなかった(気休め程度)
 
さて今回のオーロラツアーを振り返って更にオーロラの見られる確率を
上げる為にはどうすればよいかを考察してみたい
 
過去のデータを統計的に眺めて3月中旬にツアーを計画したことは
本稿のオーロラ準備編で述べたが現地に行ったあとはオーロラ予報を
参考にした
 
オーロラ予報にはいろいろあるがここではアラスカ大学地球物理学教室
が出している予報(サイトは こちら )を採用
 
そこでこのオーロラ予報が見事当たったかどうかを検証した
予報は10段階評価で数字が大きいほど激しいオーロラが見られる
 
 
 
イメージ 2
 
3月10日のオーロラ予報図  緑色に塗られたオーロラ帯がキルナ上空にあり、文字通りオーロラが
 空から降って生きた       
 
 
 
上の図は3月10日のオーロラ予報の例で3月7日発生したCME*が地球に到達したためか
3月9、10日は評点 4(Active) の予想だった
 
*CME(Corona Mass Emission)とは太陽表面で爆発が起こり大規模なプラズマ放出が発生すること
 この放出されたプラズマは2〜3日で地球に 到達する
 
幸い現地の夜の天気も晴れでおかげで3月10日から12日までは見事なオーロラが拝めた 
3月13日もオーロラ自体は活発だったようだがホテル周辺の宵の天気は曇りだったので
早々と諦めて寝てしまったので詳細不明                            
 
ただしオーロラ写真家 Chad Blakley のビデオを見るとこの日も見事なオーロラ*を観測している
のでオーロラ・スカイステーションのあるヌオーリャ山では晴れていたのだろう
  *ビデオは こちら                             
                                   
 
  
オーロラは太陽から飛んでくる太陽風と呼ばれる荷電粒子(プラズマ)が
地球の大気中の原子や分子と衝突して発光する現象 
 
オーロラがよく見えるためには
 
  1)太陽風が強いこと  特にCMEなど大規模なプラズマ放出が発生すると強いオーロラが見られる
 
  2)この太陽風が地球の磁気バリヤーを潜り抜けて極地圏に突入すること* 
 
以上の2点が重要だが3月9、10日はCMEが到達し見事なオーロラが見えた
 
3月14日以降は太陽風は強かったが惑星間磁場(IMF)が北向きで、このため
この太陽風を受け入れる地球の窓が充分開かなかったためオーロラは
しょぼいものになったようだ
 
 *詳しい理論は難解だが惑星間磁場(IMF)が南向きの場合、地磁気の働きが打消されて
 磁気バリヤーに窓が開き 太陽風が進入してオーロラが発生しやすい
  
 
 
イメージ 3
 
3月16日のオーロラ予報図  オーロラゾーンがアビスコより遥か遠く離れており、実際見えなかった    
 
なお現地の天候は自称晴れ男の面目躍如で、ほぼ連日晴天に恵まれた 
出発前には現地の長期天気予報に一喜一憂したがアビスコやキルナの天候は
山間部で不安定なためか精度が悪いようだった
 
最近の太陽は黒点数もぐっと増え、いよいよ2013年を極大期とする活動期に入ってきたようだ
これからのオーロラツアーには一層期待してもよいのではなかろうか
 
 
 イメージ 4イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
        2011年3月16日の太陽黒点状況            2011年9月17日の太陽黒点状況
 
 
上記写真は http://www.spaceweather.com/ より引用しました(右下クリックで拡大します)
 
 
 
 
 
イメージ 1
天から恐ろしいようなオーロラが降ってきた  リフトも怖かったアビスコのオーロラ・スカイステーションにて
  右下はアビスコの街明かり 
 


今回の旅行目的は勿論オーロラを見ること
そのために9回もオーロラチャンスを設けた
 
その甲斐あってか人生で初めて頭上に弾けるオーロラを
見ることができ感動した
 
ただこれで決して満足したわけではない
旅行中に起こった東日本大震災が気になって
旅を満喫できなかったことは残念だった
 
またSASのフライトキャンセルにおびえ
不安な時期を過ごしたのも事実だ
 
しかし帰路にストップオーバーして観光したストックホルムの
美しい景色や街並みは予想以上で印象深かった
 
直後は腹立たしく思ったSASの対応も帰国してからの
日本国内の放射能に対する混乱振りを見ていると
チェルノブイリの被害を経験した国としてナーバスになるのは
仕方のないことのようにも思えてきた
 
 
北欧のオーロラは北米よりバックとなる景観に多様性が
あるようで、より美しく感じた(見られる確率は確かに劣るが)
 
特に暖流の影響で真冬でも凍らない海面に写るオーロラは
北欧独特で、機会があれば是非見たいものだ*
 
*海に映る美しいオーロラ写真の例は こちら
 (上の写真と同じ日にノルウェイのトロムソ近くで撮影されたもの)
 
ネットでいろいろ調べてみるとオーロラ活動にもっとも大きな影響を
与える太陽黒点の極大期は2013年らしい (下のグラフ)
 
この頃を狙って今度は極北の海に写る赤いカラフルなオーロラを
一度見たいなどと見果てぬ夢を追い続けていくつもりだ
 
 
 
 
  
イメージ 2
 
 NASAの太陽黒点予想最新データ  2013年5月に極大期を迎える
元の資料は こちら (英文)
 
 
これで北欧オーロラ紀行は完結です  長い間ご愛読いただき有難うございました
なお番外編として本編では書ききれなかったことを多少補足することがあるかもしれません
 
 
 
イメージ 1
やっと出発することになった成田行きSAS便  チェクインしても座席も決まらず異常なフライトだった
 


今こうして心安らかにブログを書けるのも神様のおかげかも知れない
無事予定通り帰って来られて本当にラッキーだった
 
SAS(=スカンジナビア航空の略)の成田便が不規則になったのを
知ったのでチェックインができる出発時間22時間前になると
ホテルから直ぐに iPad からチェックインした
 
するとストックホルムからコペンハーゲンはチェックインできたが
肝心のコペンハーゲンから成田はチェックインできず不安が募った
(往きは成田からストックホルムまで通しで発券できた)
 
また不思議なことに当初13:45発だったコペンハーゲン往きが
一便前のフライト(12:20発)に変更されていた
事前に知らなかったら乗り遅れているところだった
この理由は後で分かったことだが当初予定ではコペンハーゲンでの
乗継時間が45分しかないので成田便の搭乗手続きが間に合わないことを
懸念してSASがフライトを一便前に早める処置をしたようだ
 
コペンハーゲンには13:30予定どおり着いた
急いで空港スタッフに聞いて成田便の状況を聞いたところ今日は飛ぶらしい
ほっとしてチェックインした
 
普通チェックインすれば座席は決まるはずだが 座席は未定のまま
搭乗券に書かれたゲートに早々と行って待っているとやっと座席が
確定した  やれやれやっとこれで日本に帰れるのかな
 
 
イメージ 2
機械で発券された搭乗券には座席が指定されておらず、しばらくゲートで待機後座席が確定した
 
 
 
 
ゲートには多くの日本人乗客が集まってきた
皆一様に祖国の大災害が気になっている様子で無料で配布された
新聞をむさぼるように読んで情報を収集していた
 
また普通だったらゲートNoの横に表示されるはずの行き先が無かった
 
 
イメージ 3
出発ゲートには行き先表示がなかった  ラウンジで日本の新聞を読む乗客は一様に旅行中に起きた大災害が
気になるようだ
 
 
 
  
やがてアナウンスがあったので聞き耳をたてると乗務員が
フライトスケジュールの打合せをするので搭乗が遅れるという
 
多分行きたくない日本上空を飛ぶので割り増し手当ての交渉でも
したのではと邪推している
 
機内食にはもはや期待していないが最初はチキンだった
 
 
イメージ 4
 
 
 
 
次は自分の苦手なシリアルだったので、これには手をつけず
 
 
イメージ 5
 
 
 
 
前のモニターを見ていると気のせいか、福島を避けて大阪に向かうような
コースだったので予定変更して関空にでも降ろされるのでは、、と懸念した
 
 
イメージ 6
往きは福島上空経由札幌上空を飛んだが帰りは大阪に着陸するかと思うほど福島を露骨に避けて飛んだ
 
 
 
 
それも杞憂に終わり3月22日(火)10:20 予定より20分早く無事成田に着いた
久しぶりに日本に帰り着くと気のせいか街の雰囲気が違って見えた
 
アメリカが9.11のテロで様変わりしたように日本も3.11の東日本大震災を境に
すっかり変わってしまったことを自宅に近づくにつれ知るようになった
 
幸か不幸か、海外旅行中で3.11を経験しなかった私はその後自宅に
帰り着いても時間と空間を共有しなかった妻とまったく話が合わず
浦島太郎になったような自分自身に気づくのに時間は掛からなかった  (完)
 

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