ゴマメの歯ぎしり

春休みが終わって孫も帰りやっと自分の時間が持てるようになりました

イエローナイフオーロラ 2008

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          イエローナイフ空港  小さな空港のちいさな飛行機だった



さて夏のオーロラも一応見えたことは見えた  5日目(9月13日)はイエローナイフからカナディアンロッキー観光の基点バンフへの移動日である

イエローナイフ発 15:00の飛行機なので午前中はゆっくりとショッピングなどをした  カナダみやげの定番であるメープルシロップは既にカエデの形をしたビン入り3本を市内のコンビニで買った  日本で買うより安く手に入った

みやげ用にタバコを探したがタバコ屋(Smoke shopという)がなかなか見つからない  それもその筈イエローナイフでは州法で店のタバコ陳列を禁止しているという  また20本入りが1,000円以上と非常に高かった

近くを散歩すると今日も日本人観光客が多くいた(自分もそのうちだが)  YKセンターの温度計のところで記念撮影していた

オーロラビレッジの人が13:45にホテルに迎えに来てくれた  イエローナイフ空港に着くと快晴だった  カルガリー行きの搭乗機は往路と同じ50人乗りのかわいい飛行機だった

定刻15:00に飛行機は動き出した  離陸すると直ぐに眼下には永久凍土独特の小さな水溜りが多数存在する地形(ポリゴンというらしい)が見えた

やがてグレートスレーブ湖が見えたが高度が低いためか全景はとても見えないくらい大きな湖だった  四国の1.5倍あるというのが納得できた  

今度はもっと感動的なオーロラを是非見に来るぞというリベンジの思いを胸に秘めてイエローナイフにおさらばした 
                   (イエローナイフ編 完)


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         ホテルに繋がるショッピングモール内の1ドルショップ

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         建物の入口でたむろしないように禁煙規制している

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YKセンターの温度計前で記念撮影する日本人観光客  湿度があるせいか体感気温は表示よりも暖かく感じた

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       イエローナイフのポリゴン地形  無数の小さな水溜りが散在している

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     とても大きいグレートスレーブ湖  全景がカメラに収まらなかった
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             天空から垂れ下がるカーテンのようなオーロラ  


人間は欲深いもので一度オーロラとやらを見ると今度はもっと見事なオーロラを見たくなる  オーロラツアーは初日、2日目と標準で2回あったが3日目、4日目とも追加で申し込んだ(1回当り税込み$99.75)

3日目(=9月11日)は朝から曇り一時雨だった  夜になっても天気は回復せず  ただしホテルのあるダウンタウンとオーロラビレッジの天気は少し違うのでかすかな期待を持って行ったが、やはり現地も雨でオーロラは見えなかった

雨だとやるべきことも無くビレッジ内でコーヒーを飲むか、食べるかあるいはツアーで知り合った人々とおしゃべりすることしかない  毎日夜食としてバッファローの肉入りスープと現地独自のパンが出されたのでこれをじっくり味わった

またダイニングホールではオーロラの解説ビデオを上映していた  ビレッジ内は全員日本人で、当日はどういうわけか大阪方面のお客が多かったようで大阪弁が飛び交い、大阪のミナミにいるような錯覚に陥った

ラストチャンスの4日目(=9月12日)は午後から急速に天気が回復し、夕陽がきれいだった  今日こそは見事なオーロラが見えるかなと期待に胸弾ませて迎えのバスに乗った

ところがオーロラビレッジに着くころには段々と憎っくき雲が広がってきた  十三夜の月が厚い雲の隙間から覗いている  月のおかげで空は明るかった

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      雲の隙間から十三夜の月が見えた  左に暗く光っているのは湖面



オーロラビレッジに着いた直後は厚い雲に阻まれオーロラは見えず  今日もダメかとほぼ諦めかけたが12時半過ぎになると東の空の雲の切れ間からかすかにオーロラが顔を覗かせた

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深夜1時過ぎになると今度は西の空、ティーピの上にもかすかに煙が立ち昇るようにオーロラが現れた
そしてそれは東の空のオーロラと合体し恰も天空から垂れ下がるカーテンのように見えた(一番上の写真)

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やがてそのうっすら白く見えるカーテンはめまぐるしく変化した  その姿は雲に隠されまいと必死に戦っているようにも見えた

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雲との執拗な戦いはその後も続いたが2時過ぎには敗色濃厚となり殆ど雲に隠されてしまった  そして最後に断末魔の叫びとともに苦し紛れのVサインを天空に残し雲間に消え去った


さて今回のオーロラツアーの成績であるがオーロラビレッジのHPによれば前後の日を含めて以下のとおりで2勝2敗だった(レベル2以上を○とする)

9月08日  レベル5(ブレークアップ)
9月09日  レベル1(ツアー1日目)
9月10日  レベル2(    2日目)
9月11日  レベル1(    3日目)
9月12日  レベル2(    4日目)
9月13日  レベル5(ブレークアップ) 

悔しいことに日程を前後どちらかに1日ずらしていればレベル5のブレークアップ(オーロラ爆発とも言う、空が裂けたように頭上にカラフルなオーロラが降り注ぐ)が見られたのだが、、、、

少し不満の残るオーロラ初体験だったが相手が自然なので文句も言うわけにもいかず運が悪かったと諦めた  オーロラが確かに夏でも見えることを実感したことも収穫だった 



  
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       エクスプローラー・ホテル前から眺めた「カナダの夕陽」  前方の湖はフレーム湖



イエローナイフは空港に近いニュータウン、グレート・スレーブ湖に面したダウンタウン、湖に突き出した半島の上に築かれたオールドタウンの3つのエリアから成る

強固な岩盤の上にあるダウンタウンには高層ビルが立ち並ぶ  一方永久凍土の上にあるオールドタウンは夏の気温や住宅の廃熱で地盤が上下するため地面と家の間に空間を設ける特殊な設計になっている  また上下水道も未整備なところもあるらしい

この多少不便だが美しい景観のオールドタウンを二日にわたり散策した  ダウンタウンの中心地から歩いても約20分だった

初日(9月12日)はホテルからタクシーでオールドタウンの一角にあるみやげ物ショップ ギャラリー・オブ・ミッドナイトサン(Gallery of the Midnight Sun)に行った  いろいろな民芸品があった

オールドタウンはグレート・スレーブ湖(世界で10番目に大きい湖、四国の1.5倍)に突き出た細長い半島の上に発達した町で周りはすぐ湖だ  あちらこちらに水上飛行機の発着場があった

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ガイドブックに載っていたブルクッス・ビストロ(Bullock's Bistro)で昼食をとった  店内は天井に至るまでお客のサインで埋め尽くされていた  個性的なインテリアの店だった  北極イワナのグリルとやらを食したが味はサーモンそのものだった  自家製のパンとドレッシング付き

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      窓辺には何やら鉄製の細工品が展示してあった  木々は既に黄葉していた

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      これが北極イワナのグリル  自家製パン・サラダ付きで$42は少々高かった(私には、、)


2日目(9月13日)は昼から急速に天気が回復したので夕陽を撮ろうとホテルからタクシーに乗りオールドタウンの展望台 ブッシュ・パイロット・モニュメント(Bush Pilot Monument)に向かった

ブッシュ・パイロット・モニュメントは辺境の地を開拓したパイロット達を称える記念碑で大きな岩の高台にあり360度のパノラマが見られる

ここでまさに沈みいく夕日を撮ろうとして18:30過ぎに展望台に登ったのだがこれが大違い  こちら極北では日没時間は20時だった

タクシーを待たしていたので諦めて一旦ホテルに帰った  タクシー料金$30に対しチップ込みで$35払ったらアラブ系の運転手は「もう一回いきますか、センセイ」と催促したがノーサンキューだった

ダウンタウンに戻るとエクスプローラー・ホテル前の駐車場から美しい夕陽が見えた  極北の遅い夕陽が湖にその鈍い影を写していた  黄葉し始めていた黄色い葉を一層黄色く染めて夕陽が輝いていた

周りに何も無い景色、延々と続く地平線、あくまでも広い空  これこそが歌で有名な「カナダの夕陽(Canadian Sunset)」なのかも知れないと思いつつシャッターを切った



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展望台から眺めた極北の遅い夕陽  左右の湖がグレート・スレーブ湖  遠景はダウンタウン(中心街)
  *写真の上でクリックすると拡大します(パノラマ合成写真)



  
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ノーザン・ヘリテージ・センター(民族資料館 入場無料)  入口の案内板も多言語表示されている


イメージ 2さて前回に続きイエローナイフの町の紹介であるカナダには10の州と3つの準州(テリトリー)があり、イエローナイフはノースウェスト準州の州都である

人口は約2万人で19世紀にゴールドラッシュで出来た町だが近年はダイヤモンドとオーロラなどの観光産業で急成長している(2003年のノースウェスト準州の経済成長率は10.6%)

景気が良いせいかここだけは州税としての物品税は無い(ほかにはオイルサンドで潤っているアルバータ州も無税)

またここには先住民も多く住んでおり、職を求めて世界から集まった人々と伴に人種のルツボ状態を醸し出している

町を歩いても色々な顔、形の人々に出会う  公用語は11言語もある!!


上はイエローナイフのロゴマーク  「北アメリカのダイヤモンド首都」である


3日目(9月11日)は朝から雨のためカネを使わず時間がつぶせる場所としてホテルから歩いて行けるノーザン・ヘリテージ・センター(正式には Prince of Wales Northern Heritage Centre)を訪れた

オーロラのパックツアーでよく使われるエクスプローラーホテルの少し先にあった  入口には鉱山殉職者の慰霊碑があった(合掌)

建物は2階建てでいわゆる立派なハコモノでイエローナイフの昔と今を展示している  1階には先住民の暮らしぶりを紹介するコーナー(住居や毛皮など)、ノースウェスト準州の鉱山と鉱物の展示があった
ダイヤモンドを産出するキンバーライトも展示されていた

昨今よく話題に上るレアメタルも産出するらしくパソコンのどこに使われているか分かりやすく展示されていた  この事を館内にいた学芸員に褒めたら喜んでくれた  ダイヤモンドが採れて儲かるでしょうと水を向けると「いやいや儲かっているのはデビアスだけです」と言っていた

約3万年前にモンゴロイドがベーリング海を渡り北アメリカに定住したという  ということはカナダ先住民は我々とは大昔に枝分かれした親類だ  

そういえばスシノースで見かけた先住民は赤ん坊をオンブ紐で背負っていた  それも驚くべきことに赤ちゃんを完全に埋没した状態で!!  窒息しないのか不思議に思えた  

またこれも驚いたのだが公衆の面前にも拘らず、授乳を始めたのだ  遥か遠い昔の日本を思い出す光景だった

先住民をいろいろと保護はしているが所詮は与えられたもの、「お恵み」である  昼間からブラブラたむろしている先住民もフランクリンアベニューで見かけた

ダイヤモンドシティ、イエローナイフの光と影を見たような気がして少し胸の詰まる思いがした  このため2階にあったレストランでスパゲッティを食べたが富士山のように高く盛られたパスタの山は食べども食べども減らず、例によって半分以上残した 


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            鉱山殉職者に慰霊碑  うしろに見えるのがエクスプローラーホテル

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            先住民の住居ティーピ  オーロラビレッジはこれを模している

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   ダイヤモンドの母岩キンバーライト  なおカナダのダイヤ産出量の世界シェアーは約 8% で大半はノースウェスト準州産  イエローナイフ市内にもダイヤ販売店がある(産地直送で安いかどうかは不明)


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            レアメタルの用途をパソコンを例に展示していた

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            ボリュームタップリ!  2階のレストランのスパゲッティ&コーヒー $15.96(税込み)
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         イエローナイフ唯一のスシ店 スシノース  客は結構いた



さて深夜までオーロラを見たので次の朝(9月10日)は10時過ぎに起きた  今回は朝食なしのツアーなのでホテルに隣接するショッピングセンター内でパスタを食べた  例によって食べきれない程の量が出され半分食べたところであえなく撃沈  どうも新大陸の料理は量で勝負のようだ

食事のあとはビジターセンター(観光案内所)に徒歩で行った  ホテルより歩いて15分程だった  ここで北緯60度を超えた証明書をもらえるという(発行料金 $1.00)  下のがそれである  ここにはショップもあって水上飛行機のロゴの入ったフリースを買った

夕食はこれもホテル近くのイエローナイフ唯一のスシ店スシノースに行った  店内は結構賑わっていた  店員に日本人がいたので日本語で注文できて便利である

さて肝心の味だが残念ながらそれは sushi であって寿司(すし)ではなかった  まずシャリの味が違う  コメ、それから酢が違うのだろう  日本の回転寿司の方がおいしいと思った  これを食べているとふと昔、高校の古文で習った伊勢物語の一節を思い出した

   からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ
                                (在原業平 伊勢物語 第九段)

これに懲りて外国では決して日本食を食べないようにしている




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                      白熊君のナンバープレート

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              ビジターセンター(観光案内所)  簡単な展示とショップがある


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                       イエローナイフの水上飛行機ロゴ


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貴君は積極かつ勇気を持って真の北極探検家の大胆なる精神で北緯60度を超えられました  よってここに北極探検家協会60度支部の名誉ある構成員であることを認めます(直訳)という少し大袈裟な文章付きの証明書(名前の部分はぼかしています)

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これが「オーロラセット」 $15.00  カルフォルニアロール(アボガド、きゅうり、カニかまを巻いたもの)+(エビ天、レタス、きゅうりを巻いたもの)+にぎり(サーモン、マグロ、エビ)  お茶はサービス

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