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どこに置いてきてしまったのだろうか |
詩
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すべての人に 空は等しく青い 空に笑う日もあれば 空に泣く日もある それが生きるということ それが自分ということ だから こうして空を見上げる すべての人に 空は等しく青い |
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勝つことだけがすべてだと言いきれるの?
大切なものを犠牲にしてまで 負けることはそんなにいけないことなの? 歩んだ道が無になってしまうほど 基準が変われば 立場も変わる 今日の勝者は明日の敗者 今日の敗者は明日の勝者 絶対なんてもの どこにもない そんな不確かなものにしがみついて あなたは あなたを見失わないで ただひとつ言えること 勝っても 負けても いつだって あなたはあなた |
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母が こどもにかえっていく
覚悟を決めろと 父は言う
母が こどもにかえっていく
ひとりは辛いと 父は泣く
うなづく以外に 術はなく
老いた背中に 言葉はない
時化の続いた この日々も
今は 寂しく 凪となる
母が こどもにかえっていく
けれども 母は 母のまま
食事のことは 忘れても
わたしの歳は 忘れない
薬のことは 忘れても
妹の心配は 忘れない
母が こどもにかえっていく
だから みんなで 生きていく
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振り返るだけでは悲しくなるから
どうぞ想い出たちよ 手を振って見送っておくれ 立っていることが不安になるから どうぞ想い出たちよ この足元を照らしておくれ 前へ進むことが怖くなるから どうぞ想い出たちよ そっと背中を押しておくれ |


