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 前側ののポケットはファスナーが付いていて手の甲を痛めるし
 (これが寒い時期はかなりの辛さを伴います、血でるし)
 なにしろお客様が試着されてる際、
 「腰回りがピッタリの方がレザーパンツはいいと思いますよ。」
 と提案していますので
 前と後ろ併せて4つも付いてるポケットに収納力というものはほとんどありません。
 じゃあ、
 「作る時もかなり邪魔になるのでポケットレスにしましょうか。」
 なんて提案をしたところで
 のっていただけるのはよっぽど物好きじゃなくてマニアなお客様のみでしょう。

 という事で、
 ごっついウォレットを入れるために既存のポケットはそのままで右尻側のみパデッドポケットを追加。

 写真ではその右側しか見えませんが
 このアンバランスさがなかなか良いと思うのは「ポケットレスが良い」と言う人より多いと思いました。

有限会社フォースピード 須山
〒332-0006 埼玉県川口市末広一丁目16-47
TEL & FAX: 048-242-3889
http://www.4speed.co.jp/
mail: info@4speed.co.jp
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通販サイト:http://fourspeed-leathers.com/

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「Lady's」
とブランド末尾につけるのはどうも好かんのです。 
FourSpeed Lady's
直訳すると、4速のバイクで暴走する女性だけの族?
まあ、それはそれでかなりカッコ良さげですが
レディースってのは女性版ヤンキーのこととしか思えないのです。

「for Women」
っていうのも同じくなんかしっくり来ないのです。

だってそれなら for men ってつけなきゃ変でしょ。 
for men って言ったら思い出すのは80年代のパーソンズfor menですよね。 
まあ、どうでもいい事ですけど。

さて、まだ中野に居たころの話だから10年ほど前だと思うのですが、
女性サイズの展開を考えていた私は、オレンジ色のGYRO Xを使い通勤しだした奥様に
モノは試しと牛革渋なめしで「ROCKSTER」を製作した事があります。
しか〜し、
「こんな重い服着て動けない」
と、初めて袖を通した3秒後に言われそのまま放置。
数か月後にお客様の彼女の元へ旅立たせた。という思い出があります。

その時思いました。
「そうか、女性用の既製服でこんな重いの世の中に無いもんね」
って、そして、
「そりゃ、革ジャン好きな男性の事が理解出来ないって女性が多数存在する訳だ」
というのもしっくり来ました。
そして、こうも思ったのです、
「この形ならカッコよく女性用に流用できるよね」
って。 

それから3500日あまりが経過、
久しぶりに製作した女性用「ROCKSTER」です

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胸のダーツは見えないところに隠して型紙書きました。
男性のラインに慣れきっている私には相変わらず
「これマジで大丈夫?」
っていうアールを描く曲線を使い型紙書きました。

ビビリ-なので布で組んで試着してもらいました。
→いっぱい直すとこありました。ビビリーで良かったです。
布の試着に合わせて型紙書きなおしました。

で、恐る恐る縫い上げました。
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縫い上げてみても
「絶対大丈夫だけど、ホントにサイズ大丈夫かな?」
という気持ちは変わりません

で、ATAKAYAさんに送りました。

で、冒頭の写真が送られてきました。

「うぉ〜、かっこいいじゃん!!!!」

このバストの膨らみから腰のラインを通してヒップラインへのつながり
これほど合ったラインはオーダーじゃないと出来ませんよねっ。たぶんだけど(嫌、絶対)。

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この微妙なダックテールとかサイドのレースアップとかたまらなくないですか?

こういうのを作らせて頂くと
男の体は
「箱の中に押し込めばなんとかなる(セミオーダーね)」
けど
女性の体は
「布を体に纏いつけるように作る(ようするに総ての型紙からのフルオーダーみたいなもん)」
べきだと思っちゃって既成のサイズ展開に二の足を踏んじゃうんですよね。

でも、それなりの値段になっちゃうんですよねぇ

でも、そんなに私の革ジャン欲しいなんて言う女性も居ないでしょうからね

でも、既成サイズを展開すればそれなりの需要は生まれるとも思うんですよねぇ。

ホント神様はなんで男女の体をこんなに違うように作ったんでしょうね。

「脱がなきゃ一緒」にしとけばいろいろと簡単でしたよね。

まあ、そうは言ってもおかげで
同じデザインを元に全く違うと言えるモノが作れるという素晴らしい利点があるのです。

結局、とっても大変ですが、それ以上にかなり楽しめるので
「神様やるじゃん!」
ってところが本音です。

同じデザインだけど型紙へのアプローチが全然違うと言うのは
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こういう事です。

いや、ホントにありがとうございました。
おかげで頭が活性化しとても良い経験が出来ました。

ところで次はROADMASTERでどうでしょうか?。

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 赤いジャケットというのはどこか革好きな人をくすぐるものがあるようでポツポツと注文が入ります。

 実は私も初めて手に入れた革ジャンは真っ赤な英国製のものでした。

 でもそのジャケットは大切にし過ぎた結果なかなか着ることなく、

 ある日突然「エイッ!」っと、フリーマーケットにて手放したことを今でも後悔しています。

 さて馬と牛の赤い革ジャンが欲しいという話がATAKAYAさんを通してお客さまから依頼がありまして

 安宅さんと協議した結果、お客様には顔料仕上げの革をお勧めした方がいいだろうということになりました。

 当時、在庫として持っていたのは染料仕上げの赤い牛革のみでして、

 顔料仕上げのものは何枚かあるのですがどれも1着仕上げるほどは持っておりませんでした。

 結果、探すことに。

 いつもお付き合いのある革屋さんと新規で探した浅草橋の問屋さんを回り端切れを集め安宅さんに委ねます。

 ちなみに馬革は在庫を持っているところが見つからず、そのお客さまには色の変更で黒にして頂きました。

 端切れの中には自分が気に入りました残り5枚のみの革がいつもの革屋さんにありましたので

 「これでいいんじゃないか」

 と思い込み、それを引き取ります。

 さあ、思い通りに話が進んで「やっぱ俺って意外とすごい」と自己満足に浸ろうと思ったら。

 選ばれたのは新規お取引先の問屋さんの革でしかも臙脂色。

 「う〜ん、わたくしもまだまだ未熟者」でした。

 さてこの臙脂色の革。

 問屋さんの話では衣類にもいけるって事でしたが、開いて裁断してみると

 革小物用になめした革の雰囲気がまんまんです。

 (衣類用と小物用のなめし方は違うんだそうですよ。)

 どう違うかと言いますと、とにかくとこ面密度がしっかりしているので革に腰があるのです。

 (感覚を言葉にしても分かりにくいのでなんとなくイメージして頂くと嬉しいです)

 おかげで漉きが綺麗に出来まして、そこだけは嬉しいのなんのでした。

 腰がある革を作り上げるのは、表裏を返したり、ミシン台の上を振り回す際にけっこう大変になります。

 「うわぁお客様、こんな鎧みたいになる雰囲気をイメージ出来てるかな?」

 と心配しながらもなんとか縫い上げます。

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 結果、

 「柔らかくて着やすいってお客様が喜ばれてました」

 と、安宅さんから報告が。

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 う〜ん、革ってホントに奥が深い。


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革を巻く

お客様から
「たまには作業風景も見せた方がいいと思うよ。」
と、提案して頂いたので
頭混乱中の先ほど挑戦してみました。

革は、だいたい5枚一梱包で入荷します。
入荷時はその5枚を重ねて丸めた状態なので、
検品も兼ねて一枚づつ巻きなおします。

で、
定番の馬革しぶなめしを丸めている自撮り

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と、
定番の牛革渋なめしを丸めている自撮り

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つまらなくて申し訳ございません。

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ファスナー修理でお預かりしたHENDERSONのカスタムモデル。

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「おぉ〜」
と思わず声を出すほどかっこいい。
このまま自分の空間に飾っておきたい1着です。

肩のパデッドはカーブと直線で構成。

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後ろ側はヨーク全部にパデッド。
衿の下のヘルメットで擦れて出てきた茶色がなんともかっこいい。

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肘のパデッドは袖口のファスナーまでカバーしている。
すっげぇめんどくさかったから2度とやりたくない仕様の一つ

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ほら、この辺の皺とか色の感じとか
バイクに乗らなきゃ出てこない雰囲気にやられてしまうでしょ

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バイクで作られた風圧が革には一番いいんじゃないかという持論をもっているんですが
この写真見たら間違いじゃない気がしませんか?

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大切に荒っぽく使いまくった革は美しい。

私の革ジャンは風を受けてないからまだまだ未熟。

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