復活!志望校絶対合格日記(^-^*)

最近外が寒いので家のこたつで丸くなっています!

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]

第二話

思わず踵を返そうとした千咲だが、それより一瞬早く隆生が追いつき、その手を掴んだ。
「千咲」 何年ぶりかで聞く、ややハスキーな声。いきなり目の奥が熱くなり、勝手に涙が出てきた。
すれ違う人が、訝しげな目でふたりを見る。
隆生は、まいったな、という表情で天上を見上げ、ふっと大きく息をつくと掴んでいた手を肩に回し、前へ進むよう促した。千咲は小さくしゃくりあげながら、押されるままに歩き出した。
やがて中庭を見渡せるソファまでくると、隆生は今度は座るようにと、促す。
千咲の涙は、止まっていた。バックからハンカチを取り出そうとする前に、差し出される。
「あ、りがとう・・・」
少し鼻声のまま、それでも笑顔で隆生を見る。だがその瞬間、ようやく静まりかけた心臓が、再び大きく鳴りだした。
あの頃のままの目だった。少し濡れたような黒目がちの目に優しさを浮かべ、千咲を見ている。千咲の一番好きだった目。
「落ち着いた?」
「ええ、何とか」
「相変わらず、泣き虫だな」
隆生は千咲の頬に残る涙の跡を、親指で軽く触れるように拭った。
千咲は思わずはっとした。あの頃も、嬉しいにつけ、悲しいにつけ、よく泣く千咲を時にはうんざりしながらも、最後にはこうして優しく涙を拭ってくれた。そして今も同じ仕草で・・・。
このまま見つめ合ってたら、何か自分が、とんでもないことをしでかしそうで怖くなった。千咲は慌てて目を伏せる。
やがてゆっくりと指が離れる。隆生の手が離れたことに、千咲は何故か寂しさを感じた。
そっとため息をつくと、できるだけさりげない口調で、「誰かのお呼ばれだったの?」 と尋ねた。
隆生は頷いて、地元の大手企業の名をあげ、そこの息子の披露宴だった、と答えた。隆生の実家の商売がその企業と関わりあるのを思い出し、千咲は納得した顔をする。
でも、あら? と疑問が湧く。隆生は東京の企業に勤めていて、実家の商売とは関係ないはずじゃ・・・?
「お父さんの代理?」
何気なく聞いただけだった。だが隆生はすぐには答えず、ただ千咲を見ていた。そして千咲の方へ手を伸ばし、頬に軽く触れるとほつれた髪を耳の後ろにたくしあげた。その仕草があまりにも自然だったので、そのまま頬におかれた掌の不自然さに、すぐには気づかなかった。
その仕草と、返事のない時間の長さに千咲が違和感を感じたとき、隆生は答えた。
「おれ、実家継ぐことになった。こっちに戻ってきたんだ」
驚きが大きいと思考は停止するらしい。暫くはぽかんとしていたに違いない。 “コッチニモドッテキタンダ” その言葉だけが、まるで人工的な言葉のように、千咲の頭の中でこだましていた。
「千咲?」
隆生に覗きこまれ、目が合う。その瞬間、全身の血液がすべて心臓に集中したかのように、胸の動悸が激しくなった。思考は、まだ半分くらいしか回復してないらしい・・・、だから千咲は自分でも訳が分からない言葉を発していた。
「そんなの聞いてない! 今さら戻ってきたって知らない!」
千咲は勢いよく立ち上がり、その場から逃げ出すように駆けだしていた。

受験

                         受験まで36日                       

開く トラックバック(23)

小説を書いて国語の勉強をするという計画を立てていましたね。

それを今日から書きたいと思います。

それでは僕の最初の作品『遠い恋のリフレイン』をお読みください。

読んでくれた方は感想を書いてくれると次のアドバイスになったり、

勉強の息抜きになるので、よろしくお願いします。


第一話

“本日はお日柄も良く・・・”
そんな台詞が嫌味なくらい似合いそうな秋晴れの日曜日。
中山千咲はタクシーから降りると、空を見上げて手をかざした。
(ラストツーか・・・) ちょっぴり皮肉めいた口調で小さく呟き、これから行われる披露宴会場の正面玄関に向かって歩き出した。
ロビーに到着して受付をすませ、腕時計を見る。できれば披露宴の前に、本日の主役である花嫁に会いたかったのだが、あまり時間がなさそうだ。
そのまま会場に向かおうとした時、ちょうど別の会場の披露宴がたった今終わったらしく、人々が一斉にロビーに溢れ出た。千咲の入る会場はその向こう側だったので、一旦足を止め、暫く人の波が途切れるまで待っていた。
だがなかなか途切れそうもない。それどころか益々人が増えてるようで、通路が塞がれてしまった。ずいぶん盛大な披露宴だったらしい。
これは少し時間がかかりそう、そう思った千咲は手前の通路を曲がって、化粧室に入った。
化粧室は広々としてゆったりしていた。化粧直しが充分に出来るよう、3つある大きな鏡の前にはそれぞれ椅子があり、、その台の上にはティッシュやコットンのほか、ちょっとした化粧道具が置かれている。さらには籐のかごに入ったキャンディーまであった。
さすがは格式あるホテル、これじゃまるで外国のオペラハウスみたい。といっても千咲が実際に経験したわけではなく、映画で見ただけだが。
千咲は一番奥の椅子に腰を下ろすと、鏡の中の自分と向き合う。
ラストツー、再びその言葉を呟いた。
地元でも有数の進学校に通っていた千咲は、周りの友人の殆どがそうであるように、上級学校に進んだ。高校を卒業してすぐに就職した子たちの多くが、20代前半で結婚するのに比べ、千咲たちはそれより3,4年は遅い。
それでも25歳を過ぎる辺りから続けざまに友人が結婚し、とうとう親しい友人の中では、自分ともうひとりだけが独身となった。
(もう28歳、まだ28歳・・・) ぼんやりとそんな事を考えていた。
短大を卒業して、今の会社に就職して8年目。千咲の住む地域では、大手の印刷会社である。通常の印刷業務の他に、郷土資料やPR紙、自費出版などを扱う出版部門がある。もともとその仕事がしたくて入社したのだが、ようやく5年目にして希望が叶った。最近では大きな仕事も任されるようになり、責任は重くなったが、その分やり甲斐があり充実している。
だからといって仕事一筋というわけでもない。いずれは結婚したいとは思うが、何が何でも、という焦燥感はない。
結婚は縁(えにし)、千咲はそう思っていた。縁があれば、いつかは必ずそういう男性と巡り会うはず。だから、ラストツーでもいいじゃない。
だけど・・・、と鏡の中の自分に苦笑いする。これじゃまるで結婚できない女の言い訳みたいだ。
ふと時計に目をやると、そろそろ会場に入らなければならない時間になっていた。ファンデーションの浮きを押さえ口紅を付け直すと、千咲は化粧室を出た。ワンピースのしわを手で伸ばしながら歩いていたので、かなり近づくまで彼に気づかなかった。
あっ、千咲が発したその小さな悲鳴に、男性は顔を上げ、ゆっくりと視線を周りに巡らせた。そして千咲と目が合うと、彼もまた、驚いたように息を呑む。
飛沢隆生。かつて愛し、そして去っていた男性 (ひと)。
そろそろ本気で、やり始めています。

でも、5教科の中で特に苦手な社会がホントにやっても覚えられません。

社会っていうのは、日々の積み重ねが、ものを言うと先生が言ってましたが、

2年の時、ホントに遊んでしまい、2年の時の記憶が全然ないから、

社会の地理がちっとも、身についていません。

塾では、記述をよくやっているんですが、まったくわけわかりません。

でも、くよくよしてられないんで頑張りたいと思います。

開く トラックバック(1)

イメージ 1

今日は、また母の手伝いをしました。

カキとホウレン草のグラタンを作ってくれました。

カキが美味しい時期?だからカキを取り入れた料理を作ってくれました。

やっぱり母の料理は天下一品だから最高でした!
 

全4ページ

[1] [2] [3] [4]

[ 次のページ ]


.
fox*d3*3
fox*d3*3
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事