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「仁義なき戦い」(1973)が公開されたときには、映画を見て、
菅原文太になって、肩を切って映画館を後にした人が、多かった
のではないか(笑)。
この映画では、菅原文太が一世一代の名演技を見せた。
2度目の紹介です。
最初の紹介はこちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/38919483.html?p=1&pm=l
撮影は、手持ちカメラを街中にもちこみ、ヤクザのドンパチを撮影する手法で、
あたかも、争いの現場に観客がが置かれているようだった。
終戦直後に広島に生まれたヤクザ組織「山守組」の
抗争を中心にした、ヤクザの人間ドラマで、
豪華な俳優陣が、生き生きしていた。
菅原文太以外では、山守組・組長を演じた金子信雄が儲け役。
狡猾で、小心者を絶妙に演じた。
梅宮辰夫、松方弘樹、田中邦衛、渡瀬恒彦など芸達者が出演。
この映画はヤクザを主人公にはしているが、優れた群集活劇。
暗黒社会の一戦後史であり、また青春映画としての側面もある。
基本的には娯楽映画。
登場人物に感情移入させるためにもヤクザを魅力的な存在で
あるかのように描いており、犯罪者を美化するのかという批判も
つきまとっていたようだ。
音楽は単調なメロディーの繰り返しだが、インパクトが大きかった。
いろいろな場面で、現在でも使われている。
「仁義なき戦い」の予告編はこちら:http://www.youtube.com/watch?v=JEnKCWnct0U
深作欣二監督オリジナル五部作
仁義なき戦い(1973年)
仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年)
仁義なき戦い 代理戦争(1973年)
仁義なき戦い 頂上作戦(1974年)
仁義なき戦い 完結篇(1974年)
[編集] 深作新シリーズ
新仁義なき戦い(1974年)
新仁義なき戦い 組長の首(1975年)
新仁義なき戦い 組長最後の日(1976年)
このほかにも別な監督で、流れを汲んだ
作品が数本製作された。
第1作目の主な出演者:
山守組
山守義雄(金子信雄)…山守組組長。
坂井鉄也(松方弘樹)…山守組若衆頭。山守に反目。
広能昌三(菅原文太)…山守組若衆(幹部)。物語の主人公。
新開宇市(三上真一郎)…山守組若衆(幹部)。坂井に対抗。
矢野修司(曽根晴美)…山守組若衆(幹部)。坂井に対抗。
神原精一(川地民夫)…山守組若衆(幹部)。裏切って土居組につく。
槙原政吉(田中邦衛)…山守組若衆(幹部)。坂井に対抗。
山方新一(高宮敬二)…山守組若衆(幹部)。広能の親友。
岩見益夫(野口貴史)…山守組若衆。広能を慕う。
有田俊雄(渡瀬恒彦)…映画では山守組若衆。新開の舎弟。
上田透(伊吹吾郎)…山守組舎弟。大久保の親戚。
山守利香(木村俊恵)…山守義雄の妻。
新庄秋子(渚まゆみ)…山方の女。のちに坂井の女。
土居組
土居清(名和宏)…土居組組長。山守組に敗れる。
若杉寛(梅宮辰夫)…土居組若衆頭。広能の兄貴分。
江波亮一(川谷拓三)…土居組若衆。
国広鈴江(中村英子)…若杉の女。
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自慢の任侠路線の翳りを一蹴すべくの苦肉の策で始まったシリーズですが、深作のリアリズムなやくざ像と昭和史を見事に結びつけた傑作ですね。70mmのカメラをハンドで追った撮影陣も感動物です。又、山城新伍、小林旭等の過去のスターの再利用も上手いのは深作の手腕ですね。
[ ひろちゃん2001 ]
2007/5/19(土) 午後 11:20
この映画シリーズが始まったときは、今までの任侠路線と異なり、新鮮さを感じて、映画、音楽、役者にも興奮しましたね(笑)。
2007/5/19(土) 午後 11:33
逆に、健さん、鶴田浩二が東映映画から消えるのですが、他で良い仕事をしたので良しとしましょう。ゴットファーザーと共に暴力の時代って言われましたね。(映画館から出てくると、何故かがに股で歩いていました)
[ ひろちゃん2001 ]
2007/5/19(土) 午後 11:39
口笛を吹いたり、ポケットに手を突っ込んだり・・(笑)。それにしても、あの音楽は、耳にこびりつきますね。
2007/5/19(土) 午後 11:43
一時、携帯の着メロにしてました。(笑)途中からの出演ですが、成田三樹夫さんもよかったです。
2007/5/20(日) 午前 7:03
sadaさん>着メロに?(笑)。PPからの連絡に、いざ出陣でしたか。成田三樹夫も、個性的でよかったですね。
2007/5/20(日) 午前 7:38
深作は、それぞれの役者を上手く処理して群像劇を盛り上げましたね。ピラニア軍団が脚光を浴びたのもこのシリーズですね。
[ ひろちゃん2001 ]
2007/5/20(日) 午前 9:55
この映画の役者は、広島弁をうまくしゃべり、生き生きしていました。俳優も大変です。
2007/5/20(日) 午後 1:07
金子信雄の演技が目立ちましたよね。何かふざけたいい味を出していました。「わしゃ〜おめのことが心配で心配でのう〜」
2007/5/20(日) 午後 2:26
サンライズさん>ドスを聞かせたり、泣き落としをしたり、たぬき親父という印象で、人間臭い、味のある役ではありましたが。
2007/5/20(日) 午後 2:29