|
タイトルに意味がある。
「おとなり」でも「お隣り」でもない。
「おと・な・り」である。正確には「おと」のあとに1字、「な」のあとに2字のスペースを空けるのだという。
“音”が鳴るの意味も掛けている。
この映画は2時間だが、なんとなく気になる、アパートの“お隣さん“の音。
隣に住む住人(ともに30歳前後の女と男)だが、名前も知らず、顔を合わせたこともない同士。女は、隣の住人の顔も見ずに引越しをしてしまい、映画は、もう終わりのころに近づき、あと5分で終了という間際に、初めて顔を合わせる・・・という、にくい演出。”胸キュン”となる瞬間だ。
麻生久美子の作品は、このところ見続けているが、「おと・な・り」は、かなり上位にくる(ベスト3:①「夕凪の街 桜の国」②「純喫茶 磯辺」③「おと・な・り」か)。
人生の分岐点にさしかかった30歳の男女が、壁一枚隔てた“おとなりさん”と、
“音”を通じて心を通わすハートウォーミングなラブストーリー。
風景写真を撮りたいという思いを抱えるカメラマンの野島聡(岡田准一)。
モデル相手の仕事ばかりなことにプロとしての迷いを感じている30歳・独身・彼女無し。
彼の住む古アパートの隣人・登川七緒(麻生久美子)。 フラワーデザイナーになる夢を叶えるため、花屋でアルバイトをしながらフランス留学に備えたフランス語の勉強に余念がない30歳・独身・彼氏無し。
お互いの部屋の物音が聞こえるくらい薄い壁を隔てて生活する二人は、漠然とした気まずさから互いに顔を合わせないようにしていた・・・。
七緒は、コンビニ店員に言い寄られたが、なんとこれが小説の題材にするためだった。アパートでひとり、メロンパンなどを食べている七緒。フラワーデザイナーの資格に合格するが、パリに語学留学するという七緒。30歳にもなって、まだ何をしたいのか漠然としている。
ファンタジーっぽいラブストーリーだが、ラストシーンで、初顔合わせとなって、これが映画の最大の見どころのはずだが、あえて画面は真っ暗(真っ黒)になり、二人の楽しそうな弾んだ会話が続く。「パリはどうだった」「あなたのカナダは・・・」などで、すでに一定の時間が経過したことを示しているが、いまひとつ、しっくりしない(笑)。
やっと、「おとなり」さんに巡り合って、どうなったか・・・というのは、おもいっきり省いている(笑)。
脇役がいい。
(追加)以下、ネタばれ少々:
二人は、見知らぬ人ではなかったのだ!
気がつかなかっただけなのだ。
それだけに、チャップリンの「街の灯」ではないが、
”あなただったの?”と、ときめくのだ!(笑)
(実は・・・・・)
出演:
岡田准一:野島聡
麻生久美子:登川七緒
谷村美月:上田茜
岡田義徳:氷室肇
池内博之:SHINGO
市川実日子:平川由加里
とよた真帆:雅子
平田満:荒木社長
森本レオ:喫茶店マスター・堀
西口有香:アテレコで出演
☆☆☆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリックを♪。
|

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 俳優、女優

ありがとうございました






ふぁろうさん>ラストは、結局、二人はうまくっているんだなということを会話だけで伝えていますね。こんなエンディングもありですね。谷村美月は初めて見た気がしますが、あの関西弁で、まくしたてる演技が、自然でよかったでsす。
2010/4/25(日) 午前 7:47
ひろちゃん>追っかけは続いています。まだ相当作品がありますね。
2010/4/25(日) 午前 7:48
深い映画ですネ(*^^)v
観てみたくなりました!!傑作ポチo(*'▽'*)/☆
2010/4/25(日) 午前 9:49
レイさん>淡々とした映画ですが、後半は、なかなか、味わいのある映画です(笑)。(追加で、書き足しましたが、伏線があって、それがいいです。)
2010/4/25(日) 午前 9:57
私はこのラスト好きですけどね。音を上手に使った演出だと感心しました。
麻生久美子は声がいいです。この映画でその点を再確認させてもらえました。
2010/4/25(日) 午後 0:05
ヒッチさん>なかなか余韻のるエンディングですね。麻生の声は、特徴があります。
2010/4/25(日) 午後 1:44
予告編見ました。30代の恋だから大人のラブストーリーってレッテルを貼ってますが、フランス人から見たら中学生みたいな純愛映画に見えるような気が…。
2010/4/26(月) 午後 3:39
chihiroさん>フランス人から見たら、お子様映画かもしれません(笑)。
2010/4/26(月) 午後 9:27
”音”を題材にした映画はあまりないので着目点もいいし
しっとりとしたふたりの恋愛も良かったです。
ただ・・後半なんとなく矛盾点がありすぎて・・
もったいないな〜と思う作品でした。
TBさせてくださいね。
2010/4/29(木) 午後 5:26
Cartoucheさん>いいテーマでしたが、やや物足りないと言えば言えるかもしれませんね。TBありがとうございます。
2010/4/29(木) 午後 8:38
麻生久美子がとてもチャーミングでした。
2010/5/3(月) 午後 9:29
mossanさん>そんなわけで、麻生を追いかけています・・・。
「時効警察」のDVDを買ってしまいました。
2010/5/3(月) 午後 11:52
だいぶ前の記事へのコメですが♪
でもホントに、観たいと思っていたこの作品のこと、お陰様で思い出したのですよ〜
イイカンジの女優さんなのですね!!
fpdさんの麻生さん特集を読んで、私も追っかけマネてみました(笑)
なーんて
私はエンドロールの台詞だけでその後が判るっていうところ、かなり好きです。
聡とシンゴのやりとりも、良かったな〜♪
私にとっての「するめ映画」がまた一つ増えて嬉しいです(≧▼≦)
麻生さん
これからfpdさんオススメを観ていきマース(*^∇^*)
[ ナビィ55! ]
2011/2/13(日) 午後 11:19
ナビィさん>麻生久美子の映画では、印象に残る映画の1本ですね。
テレビの「時効警察」にはやられました♪(爆)。
比較的最近の「シーサイド・モーテル」もいいですね。
2011/2/13(日) 午後 11:26
あくまでも「ボーイ・ミーツ・ガール」なので、知りあうまでを描くのに徹底しているのは良いですね。
でも登場人物と「出会わない事」を盛り込み過ぎているので後半だれますね。
1時間半くらいで作っていたならもっと面白かった気がします。
[ ひろちゃん2001 ]
2011/5/30(月) 午後 9:47
ひろちゃん>後半だれたかもしれません(笑)。
ロマコメとしては、いい味の映画でしたが・・・。麻生ファンだからか・・・。
2011/5/30(月) 午後 9:51
大好きな作品です。
近いうちにTBのお返しをさせてもらいます。
ナイス&村クリック!
2015/11/18(水) 午前 11:14
> ぴくちゃあさん>なかなか味わいがありました。
ナイス&村クリック感謝。
2015/11/18(水) 午後 5:19
なかなか会うまでに長い時間、道のりでしたね。ありえないところかと思いましたが、意外に今もそんなもんかもしれません。
岡田君若き日のライトな作品、今は熱血俳優になりつつありますから(^^)
こちらからもTBお願いします。
2017/3/27(月) 午後 2:07
> atts1964さん>まだおとなしい俳優という印象でしたね。
今は精悍な熱血俳優ですね。
TBありがとうございます。
2017/3/27(月) 午後 3:14