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fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
★「9月1日から「はてな」ブログに移りました。https://fpd.hatenablog.com/

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「フォロー・ミー」 DVD発売の案内
 
イメージ 1
 
 
フォロー・ミー」(1972)を、38年ぶりに見た。
内容はだいたい覚えていたが、細部はすっかり忘れていた。
 
DVDも初めて販売されるそうだ。
 
映画は、イギリスの名監督、キャロル・リード(「第三の男」)の作品で、音楽は、ジョン・バリー(「007」シリーズなど)。映画の原題はThe Public Eye(私立探偵)だが、映画のなかで、Public Eyeは、尾行専門と訳されていた。
 
「屋根の上のバイオリン弾き」(1971)で圧倒的な存在感を示したハイアム・トポルが、次に選んだのが、「フォロー・ミー」で、この映画を見たときには、同一人物かと驚いたのが第一印象だ。
 
イメージ 2
 
未見の方は、ネタばれ全開ですのでご注意を(笑)。
 
「フォロー・ミー」というのは、私の後について来て、といった意味だが、探偵が主人公の後をついていくことかと思ったらそうではない。理解し合えず、難しい状況となっていた夫婦関係にあったが、探偵のアドバイスで、妻の夫に対しての意思表示を表すことばだ。あるいは、探偵が、こっち、こっちと道案内することばともとれる。
 
探偵クリストフォールは、バックミラーを片手に、「ミルク通り」「フィッシュ通り」「プリン通り」「バード通り」などいろいろな通りを案内する。このあたりは、まるで"ローマの休日"だ。
 
イメージ 3
 
妻べリンダ(ミア・ファロー)が日中家をあけていることが多いことから会計士の夫チャールズ(マイケル・ジェイスト)は、妻が浮気でもしているのではと疑い、私立探偵クリストフォルー(トポル)を雇って、10日間ほど、妻の行動を調査するという話。
 
べリンダは、船上で、見知らぬ男(クリストフォール)と目が合うが、言葉は交わさなかったものの、この男が、自分の後をついてくるのが、だんだん気になってくる。いろいろとその男の案内で、あちこちを歩いたり、ハンプトンコートの迷路に行って、ピクニックのように食事を楽しんだりと、楽しいひと時を過ごす。このときに、ゆで卵を、二人が一緒になって、頭で割っていたのがおかしい(笑)。
 
結局、べリンダが家をあけていたのは、上流階級の水が合わず、窮屈な生活を紛らわすために、逃避したかったわけで・・・。確かにパーティに出ても、話題にも加われないし、鼻もちならない人間ばかり。というわけで、映画館に行ったり、美術館巡りをしたりしていたのだが・・・。べリンダは、なぜかホラー映画が好きなようで、二本立てホラーを2回も見て6時間以上を映画館で過ごすこともあった。クリストフォールと会ってからは、「ホラーでなく、こちらを見よう」とクリストフォールが誘ったのは「ロミオとジュリエット」だった。
 
チャールズのほうは、自己中心的で、たかをくくっていたが、最後には、妻の気持ちも理解をしていくというところで終わる。チャールズの母親などは、「自分の友人などの夫婦を見ていると、出て行った妻も、残念なことに(=universal regretという表現がおかしい)たいてい戻ってくる」などと息子を慰めていた(爆)。
 
チャールズは、クリストフォールから、調査結果を聞くことになる。
一日目は、こうでああで、2日目は、と説明するが。チャールズは、「男はいたのか」
と食い下がる。クリストフォールは、「いた。ハンサムな紳士だ」と答える。
 
あとで、チャールズが、べリンダに問い詰めると、自分の後にヘンな男がつけてきて・・・と話すと、チャールズは、合点がいく。(あいつか・・・爆)。
 
クリストフォールは、怒ったチャールズに、「自分たちは何もない」というと、チャールズは「妻の心を盗んだ」という(うまいこと言うな。爆)。
 
チャールズは、杓子定規で、あまりユーモアもなく、堅苦しい性格。アメリカ人の妻は、形式ばったことがきらいで、自由に、絵画や、映画や芸術を楽しみたいと思っていた。その溝を埋めるためにも、クリストフォールは、自分と同じように歩いたコースをチャールズが歩いたらきっとうまくいくとアドバイスをしたのだ。
 
クリストフォールもべリンダも互いに好意を感じてはいるが、(自身は身をひいて)クリストフォールは、べリンダは夫の元に戻るのが一番ハッピーだと判断する。
 
船にべリンダが座っている、少し離れたところにチャールズが微笑みかけるように座っている姿があった。なかなか、余韻のある、あと味のいい映画だった。
 
音楽が、すばらしい。
 
(訂正:歌詞、別な詞を掲載していました。取り消します。)
 
☆☆☆☆
 
 
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  • 記事のしめくくりに書かれてるように
    ジョン・バリーの音楽が本当に素敵でした
    なんか フワフワした感じの浮遊感っていうか
    サウンドを聴いてると力が抜けてくるんですよね
    トポルとファローの映像ににもピッタリでした

    ジュリアン

    2010/11/14(日) 午後 9:50

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    ジュリアンさん>この映画は、音楽が最高でした。
    やや暗い物悲しさはありますが、全体の雰囲気にマッチしていました。

    fpd

    2010/11/14(日) 午後 10:06

  • 顔アイコン

    切なくて印象に残るジョン・バリーの音楽がイイですよねー。

    -

    2010/11/15(月) 午前 4:32

  • 顔アイコン

    音楽もいかしてますし、何より脚本がいいですね。トポルとミア・ファローの無言の無言の追いかけっこのシーンは見ているこちらがワクワクしてくるような名シーンだと思いました。TBさせてくださいね。

    ヒッチさん

    2010/11/15(月) 午前 6:03

  • 顔アイコン

    moreさん>見直して、ストーリーの良さがよくわかりました。音楽は、いいですね。

    fpd

    2010/11/15(月) 午前 6:25

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    ヒッチさん>初公開の時は、音楽の印象とトポルの優しさが印象的でしたが、2回目を見て、よりよく映画がわかりました。学生時代と、今では、ですね(爆)。

    fpd

    2010/11/15(月) 午前 6:26

  • 顔アイコン

    生まれ年の作品、しかも4つ☆ときたら
    見ないわけにはいかない様な気がしてきて、
    内容は詳しく読みませんでした^^

    [ 島野さざえ ]

    2010/11/15(月) 午前 10:11

  • 顔アイコン

    さざえさん>それは見ないわけにはいきませんよ(笑)。
    YouTubeで見られますよ。

    fpd

    2010/11/15(月) 午前 10:16

  • この映画、好きですね〜。
    曲がいい!
    この映画と『ジョンとメリー』のおかげで、ミア・ファローが好きです。
    そんなに子供がいるのですか?
    細いからだなのにがんばったのですね~(笑

    [ 空への質問 ]

    2010/11/15(月) 午後 4:57

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    キョン☆さん>「ジョンとメリー」は、半分くらいしか見ていませんが、「ローズマリーの赤ちゃん」がミア・ファローで、怖い映画でした。

    fpd

    2010/11/15(月) 午後 6:27

  • 顔アイコン

    あ、You tubeですね^^
    GyaOはあんまりないみたい^^;

    [ 島野さざえ ]

    2010/11/16(火) 午前 9:05

  • 顔アイコン

    さざえさん>YouTubeにあります。細切れで、いちいち、次へ、次へ・・・です。

    fpd

    2010/11/16(火) 午前 9:17

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    さすがfpdさん、映画のことをしっかりと書いていらっいます!
    私なんぞは、音楽のことばかり…なので、映画の内容はfpdさんにおまかせしましょう。
    ところで、引用された歌詞は、主題歌と違う曲のようですが、これは何の曲なのでしょうか?
    私からもTBさせていただきます。

    [ スコみは ]

    2011/2/27(日) 午前 1:02

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    スコみはさん>音楽のすばらしさで際立った作品でしたね。
    歌詞は、誤って別なものを載せていました。削除しました。

    fpd

    2011/2/27(日) 午前 4:23

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    シンプルですが、どこか心が安らぐ映画ですね♪ ミア・ファローがこんなに素敵だとは。顔に似合わずホラー映画が好きなのも可愛いですね。フォ〜ロー♪、フォ〜ロー♪、最近耳から離れない困っています(笑)

    シーラカンス

    2011/2/28(月) 午後 10:21

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    シーラカンスさん>ほんとに「フォーロー、フォーロー〜」というメロディ、曲は耳にコビリついてしまいますね(笑)。美人ではないですが、なかなか魅力的でした。

    fpd

    2011/2/28(月) 午後 10:23

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    ミア・ファローって不思議となんか好い女優さんですよね。
    このなんかフワフワした映画にぴったりでした。

    [ おいちゃん ]

    2011/3/1(火) 午後 1:09

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    ste*wag*n*488さん>美人でもないですが、確かにふわふわという感じですね。ウディ・アレンがしばらく使っていたようですね。

    fpd

    2011/3/1(火) 午後 8:19

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    この主題曲は傑作でした。
    この映画、もっと若いときに観ていればよかったなあ、と後悔したものの一つです。(他には「ビフォア・サンライズ」などです 苦笑)
    TBさせてください。

    [ あきりん ]

    2016/5/24(火) 午後 1:01

  • 顔アイコン

    > あきりんさん>ジョン・バリーの音楽が哀調があってよかったですね。

    TBありがとうございます。

    fpd

    2016/5/24(火) 午後 1:42

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