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「十二人の怒れる男」(Twelve Angry Men) 予告編 「十二人の怒れる男」などの名作の監督として知られるシドニー・ルメット監督が、9日、ニューヨークで亡くなった(リンパ腫)。86歳だった。
数々の骨太の社会派映画といわれる作品を残した。ご冥福を祈ります。
シドニー・ルメットは1924年6月25日、ペンシルベニア州・フィラデルフィアの生まれ。もともとは、舞台俳優で、映画にも出演していた。終戦後はオフ・ブロードウェイでイーライ・ウォラックやユル・ブリンナーたちと俳優グループを結成。このグループはのちにアクターズ・スタジオの母胎となったというから、有名俳優が陸続と出現する前の時代も経験していることになる。戦後のハリウッドの生き証人のような人だったことになる。
俳優活動に飽きたらなくないと思ったルメットは、1950年代に演出家に転向。
1970年代には、アル・パチーノ主演の「セルピコ」(1973年)、オールスターキャストの「オリエント急行殺人事件」(1974年)、再びアル・パチーノ主演の「狼たちの午後」(1975年)、テレビの視聴率の裏側をえぐった「ネットワーク」(1976年)と次々に話題作を発表し、名実共にアメリカ映画界を代表する巨匠となる。
もう終わった監督とみられていたが、「その土曜日、7時58分」(2007年)で復活を果たした。この映画は、緊張感にあふれ、わくわくするような往年の重厚な映画を思わせた。ルメット健在なりを印象付けるものとなった。
アカデミー監督賞に4度、英国アカデミー賞監督賞に3度、カンヌ国際映画祭パルム・ドールに4度ノミネートされたが、いずれも受賞には至っておらず、賞には無縁だったが、2005年にはその生涯における業績を評価され、アカデミー名誉賞を贈られた。
監督作品:
1958年「十二人の怒れる男」(Twelve Angry Men) ☆☆☆☆
1958年「女優志願」(Stage Struck ) ☆☆☆
1959年「私はそんな女」(That Kind of Woman) ☆☆☆
1959年「蛇皮の服を着た男」(The Fugitive Kind )
1962年「橋からの眺め」(A View from the Bridge )
1962年「夜への長い旅路」(Long Day's Journey into Night)
1964年「質屋」(The Pawnbroker)
1964年「未知への飛行」(FailSafe)
1965年「丘」(The Hill )
1966年「グループ」(The Group) ★★
1967年「恐怖との遭遇」(The Deadly Affair)
1967年「グッバイ・ヒーロー」(Bye Bye Braverman)
1968年「The Sea Gull」
1969年「約束」(The Appointment) ☆☆☆
1970年「はるかなる南部」(Last of the Mobile Hot Shots)
1971年「ショーン・コネリー/盗聴作戦」(The Anderson Tapes) ☆☆☆
1972年「Child's Play 」
1972年「怒りの刑事」(The Offence)
1973年「セルピコ」(Serpico)☆☆☆☆
1974年「Lovin' Molly」
1974年「オリエント急行殺人事件」(Murder on the
Orient Express)☆☆☆☆
1975年「狼たちの午後」(Dog Day Afternoon )
☆☆☆☆
1976年「ネットワーク」(Network ) ☆☆☆☆
1978年「エクウス」(Equus)
1978年「ウイズ」(The Wiz)
1980年「Just Tell Me What You Want」
1981年「プリンス・オブ・シティ」(Prince of the City )
1982年「デストラップ・死の罠」(Death Trap)
1982年「評決」(The Verdict)
1983年「Daniel」
1984年「ガルボトーク/夢の続きは夢・・・」(Garbo Talks)
1986年「キングの報酬」(Power)
1986年「モーニング・アフター」(The Morning After)
1988年「旅立ちの時」(Running on Empty)
1989年「ファミリー・ビジネス」(Family Business)★★
1990年「Q&A」(Q&A)
1992年「刑事エデン/追跡者」(A Stranger among Us)
1993年「ギルティ/罪深き罪」(Guilty as Sin)
1997年「NY検事局」(Night Falls on Manhattan)
1997年「Critical Care」
1999年「グロリア」(Gloria )
2004年「強制捜査」(Strip Search)
2006年「Find Me Guilty」
2007年「その土曜日、7時58分」(Before the Devil Knows
You're Dead)☆☆☆☆
↑これは面白い
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ありがとうございました




ルメットはTV出身ですが
そのことがアメリカ映画を新しく変えたと思います
ニューシネマの土壌を彼が作ったのではないでしょうか
ご冥福をお祈りします
観られる機械の少ない『丘』を
追悼してみなさんに観て欲しいです
傑作ですので
[ HK ]
2011/4/10(日) 午後 3:01
HKさん>そのおもしろそうな映画「丘」のお勧めありがとうございます。HKさんの「傑作」とは、楽しみ。
メモしてチャンスをうかがいます。
2011/4/10(日) 午後 3:07
「十二人の怒れる男」、
脚本力、演出力、演技力…その素晴らしさに圧倒された作品です。
大掛かりなセットを作ったり、長期のロケをしたり、
多額の資金をつぎ込まなくても、こんなに面白く深いテーマを持った作品が描けるのだと
感嘆した作品です。
「狼たちの午後」は最近見ましたが、アルパチーノとジョン・カザールが作る緊迫した独特の「空気」、
見応えがありました。
「十二人…」から半世紀を経ての、「その土曜日、7時58分」、いつか見たいと思います。
2011/4/10(日) 午後 4:56
こんばんは。
多くの社会派作品の中に「ガルボトーク/夢の続きは夢・・・」なんて作品は、この監督としては異色でしょうか?
でも、小品といえるこの愛らしい作品はお気に入りです。
確か「質屋」は一般映画としては、はじめて女性の胸が露になる作品でしたね。
[ - ]
2011/4/10(日) 午後 6:35
これだけいい社会派ドラマを残してきたのに
何故にリメイクで「グロリア」?残念でしたねー
一番好きなのは『セルピコ』です。黙とう
TB&ぽち
2011/4/10(日) 午後 6:46
『狼たちの午後』は劇場で2回
『オリエント急行』や『ネットワーク』も封切で
『評決』も映画館へ走りました。
好きだったなぁ〜この監督。
長らく未公開だった『未知への飛行』も怖いけど
印象深い映画でしたよ。
2011/4/10(日) 午後 8:23
alf.momさん>「十二人の怒れる男」は、裁判ものではベストの1本と思っています。モノクロで、おそらく低予算で、限られた空間の陪審員裁判の手に汗握る傑作ですね。
ヘンリー・フォンダの情熱が伝わってきます。
2011/4/10(日) 午後 8:50
作品数も多い監督さんでしたね。
結構見てるつもりでもまだまだでした。
年齢を考えるといたしかたないかと思うけど、こういう社会派の監督さん他に居ない気がします。
TBさせてくださいね。
2011/4/10(日) 午後 8:51
bigflyさん>「ガルボトーク/夢の続きは夢・・・」は未見ですが、グレタ・ガルボの関連ですか。「質屋」はTVで、ざっと見た程度で、見たうちに入らないので、再見が必要な作品です。ロッド・スタイガーの代表作でしょうね。
2011/4/10(日) 午後 8:55
ポニーさん>「グロリア」はオリジナルはまあまあでしたが、リメイク(未見)は散々のようですね。「セルピコ」は好きな映画の1本ですね。警官ですね。「スカーフェース」「クルージング」などアル・パチーノの作品が、時々こんがらがることがあります(笑)。
2011/4/10(日) 午後 8:57
GH字幕さん>その「未知への飛行」は面白そうですね。
「狼たちの午後」「セルピコ」「ネットワーク」(ピーター・フィンチ、フェイ・ダナウエイでしたね、これは見ごたえあり)は劇場でした。
2011/4/10(日) 午後 9:00
もくれんさん>社会派監督と言うと、いまでは少ないですね。
マーチン・スコセッシやオリバー・ストーン(間違いなく社会派ですね)などでしょうか。
2011/4/10(日) 午後 9:43
凄い監督さんだったんですねえ。映画館でたくさん上映されていましたよ。多分、父も好きだったのでしょう。昔は何でも映画館主の好みで上映出来ましたから。
2011/4/10(日) 午後 10:42
あずさゆみさん>巨匠の一人だったでしょうね。
映画館主の好きな映画が上映できるとはいい時代でしたね。「十二人の怒れる男」は、監督のデビュー作ですが、これは
名作でした。
2011/4/11(月) 午前 6:12
数本しか見ていませんが、「十二人の怒れる男」は見事でした。へンリー・フォンダとか登場人物の個性が面白かったです。
2011/4/13(水) 午後 11:17
シーラカンスさん>「十二人」では、一人、また一人と変わっていく過程で、ヘンリー・フォンダの説得力が光りました。
2011/4/14(木) 午前 0:07
fpdさんが『約束』を観てられるとは脱帽でした。
TBしますね。
2011/4/16(土) 午後 10:41
GH字幕さん>オマーシャリフ、見ました(笑)。
2011/4/16(土) 午後 10:53
今月はリズの追悼の続きをするつもりでしたが、ルメット追悼に切り替えましたw
名作と言われる代表作をしっかり観ていきたいと思ってます!
2011/4/17(日) 午後 0:18
pu-koさん>リズが亡くなったのは、つい先日ですが、もうだいぶ前のような気がします。ルメット追悼、楽しみにしています(笑)。
2011/4/17(日) 午後 1:37