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fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
★「9月1日から「はてな」ブログに移りました。https://fpd.hatenablog.com/

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映画「探偵はBARにいる」予告編
 
イメージ 1
 
   
をきょう(20日)新宿のWALD9で、見てきた。
 
ハードボイルド映画で、点が線に、線がやがて面になり、全貌が明らかになっていくミステリー。北海道・札幌ススキノのしがない探偵とその相棒の、バディ(相棒)映画(さっそく、この間知った”バディ映画”という言葉を使うfpd)。
 
イメージ 2オープニングでいきなりヤクザ・グループとみられるチンピラの一団から追いかけられ、ぼこぼこに殴られる「俺」こと探偵。傷だらけになるまでいい加減痛めつけられたところで、「俺」の相棒のお出まし。
 
この相棒・高田、一見おとなしく、ひ弱そうに見えるが、実はとんでもなく強い男。まるで、ブルース・リーのような腕前で、”ビシ・バシ”とチンピラを蹴散らす。このときの効果音の迫力がすごい!
 
「おい、高田! 来るのがいつも遅いんだよ」と俺。
この言葉が、映画全編に何回か聞かれる。目覚ましがなっても起きない。携帯が鳴れば、消して、眠ってしまう、眠ることだけが生きがいのような男だった。しかし、けんかとなると、空手の「師範代」((しはんだい)とは芸道分野の指導者で、師範の次席にある者)の腕前。この高田は、「俺」の運転手兼アシスタントで、探偵の手伝いでアルバイト代をもらっている。
 
イメージ 3タイトルの意味は、携帯を持たない探偵が、バーの黒電話を連絡代わりに使っているため、用のないときは、いつもバーにたむろして、アルコールを飲んでいるからだ。バーテンダーは、電話の取り次ぎだけで、一切しゃべらない。そんな日常をさりげなく描いていることろが面白い。
 
この映画の見所は、探偵(大泉洋)と相棒(松田龍平)のコンビと、高級クラブママで謎に満ちた沙織という女(小雪)の狙いとは・・・といったところ。イメージ 4
 
ベテラン俳優・曲者俳優がわきを固めている。西田敏行石橋蓮司松重豊竹下景子田口トモロヲ・・・。劇中、ベテラン風の女性歌手が登場するが、これがなんとカルメン・マキだった(後で知った)。あの懐かしい「時には母のない子のように」(1969年)を歌っていたカルメン・マキ!「時計を止めて」の曲は、劇中と、最後に流れ、聴かせる。
 
(ストーリー)
“俺”は札幌の歓楽街ススキノの私立探偵。相棒兼運転手の高田と組んで厄介事を片付けるのが生業。ある晩、いつものバーで寛いでいると、コンドウキョウコと名乗る女が電話で依頼を告げる。ところが、その依頼のせいで“俺”は怪しい男たちに拉致され、人里離れた雪原で生き埋めにされてしまう。命からがら脱出した“俺”は事の真相を探り始める。そんな矢先、高級クラブ「コンチェルト」の美人ママ、沙織に出会うが・・・。
 
映画は、映画ファンをにんまりとさせるようなセリフが随所にある。
「俺にダスティン・ホフマンをやれってか」(探偵が、結婚式場に乗り込んで、「卒業」のホフマンのように新妻を略奪)など。
 
「女王陛下の007」のような雪の追っかけシーンや、バイオレンスの美学・サム・ペキンパーのようなシーンがあったり、エンタテイメント性は十分な映画だった。
かなりバイオレンス・シーンが多く、やはり「東映」だなと思った(笑)。
 
小雪は、美人かどうかは意見が割れるところだが、スタイルのいいことでは一致しそうだ。映画的見栄えは、ハリウッド女優クラスだ。
 
探偵の朝食は、いつも近くの喫茶店のスパゲッティ。そこの店の女店員は、探偵の気を惹こうと露出狂のように迫るが・・・探偵は完全無視。アホ馬鹿女の登場は、ストーリーには関係なかったと思うが(笑)。
 
ラスト・シーンの小雪は、かっこいい!(ある程度は予想できたが、ここまでとは・・・) ちょうど「仁義なき戦い」(第1作)の広能昌三(菅原文太)のようだ!
 
原作が、東直己のススキノ探偵シリーズ(今回の映画は、第二編の「バーにかかってきた電話」)であり、映画もシリーズ化が決まったようだ。この探偵コンビのキャラでイケそうだ。
 
アジア一の歓楽街と言われているらしい札幌・ススキノ。
一度は行ってみたいものだ。そういえば、北の方は、本州最北の青森までしか行っていないfpdだった。
 
☆☆☆

 
 
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    HKさん>小雪=文太=広能でした(笑)。最後はスカッと行くかと思ったら・・・。

    fpd

    2011/9/21(水) 午後 6:38

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    なずなさん>TBありがとうございます。おぼえたばかりの「バディ映画」の見本でした(笑)。ずいぶんとしつこい店員さんでした。

    fpd

    2011/9/21(水) 午後 6:41

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    レイさん>ちょっと風采が上がらないような大泉洋ですが、人気があるのがあまり理解できません。美男でなく、すぐキれてしまうかんしゃくもちのようなイメージがいいのか。

    fpd

    2011/9/21(水) 午後 6:44

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    Tsugumiさん>予想以上に人気のある映画ですね。DVDでご覧ください。

    fpd

    2011/9/21(水) 午後 6:45

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    私は先が読めなかったのですごく楽しめました。
    ラスト。まさかあんなに・・とびっくり。
    続編がもう予定されているそうでうれしいですね。
    でも・・バイオレンス度を少し下げて〜〜
    TBさせてくださいね。

    car*ou*he*ak

    2011/9/22(木) 午後 11:52

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    Cartoucheさん>ラストはあそこまでは…と驚きました。バイオレンス度は高かったですね。コミカル面と俳優のキャラはよかったです。

    fpd

    2011/9/23(金) 午前 6:49

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    ラストの小雪はかっこよかったですねぇ。意外性のある展開でした。
    僕は北海道は何度か行ったことがあるのですが、ススキノは行ったことありません。
    いかにも探偵がいそうな雰囲気の街なのかもしれませんね♪。

    ffa**77

    2011/9/26(月) 午前 1:19

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    ふぁろうさん>最後は、すごかったですね。自分も…というのは、もったいない(笑)。ススキノの繁華街というのは、探偵ものの背景として、ぴったりのようです。

    fpd

    2011/9/26(月) 午前 7:49

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    忙しいと言いながら、先日観て来ました。
    なんせ、札幌が舞台です。 私は田舎で解りませんが・・・・
    ラジオでは札幌在住の方は「あのビル」「あの角」と解るので面白いとか。
    笑いも交えて、中々の展開でした。
    パート2も製作するとか。 続編も必ず行きます!!
    fpdさんもぜひ札幌にお越し下さい。

    hideji

    2011/9/29(木) 午前 6:51

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    よし婆さん>忙しいようですね。それでも、北海道・札幌が舞台とあれば、見るでしょう(笑)。面白かったですね。

    シリーズになりますね。一度、ススキノ(札幌)に行ってみたいものです(笑)。

    fpd

    2011/9/29(木) 午後 10:07

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    バディ映画、いい感じでした♪ さりげない友情も見せたりして。ハードな面もきっちり見せてくれました。ラストの小雪はホント美しかったです。TBさせてくださいね。

    シーラカンス

    2011/10/3(月) 午後 10:57

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    シーラカンスさん>このシリーズは楽しみです。
    小雪のラストシーンは、衝撃でしたが、かっこいいですね。

    fpd

    2011/10/3(月) 午後 11:20

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    すいません、うまくTBできませんでした。

    シーラカンス

    2011/10/4(火) 午後 11:09

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    シーラカンスさん>TBですか。私はTBは、3年くらい、わかりませんでした(爆)。

    fpd

    2011/10/4(火) 午後 11:46

  • 10月に入ってからようやく観に行けたのですが、まだまだ混雑してましたよ〜o(☆o☆)o
    依頼人は電話の声で分かっちゃいましたが、洋さんと龍さんの凸凹コンビは面白かったです〜♪ヽ(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)v ♪
    ラストシーンの小雪さんカッコ良かったです☆*゚+. 監督は「極妻」も撮られてますよね☆
    TBさせて頂きました↓

    沙粧

    2011/10/7(金) 午後 11:16

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    沙粧さん>電話の声が、すこし違うかなと思いつつも、やっぱり・・・でした。俳優では、高嶋は、映画を見てからわかりました。
    まったくわかりませんでした(笑)。

    シリーズ化されるようで、見ることになりそうです。

    fpd

    2011/10/8(土) 午前 9:06

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    fpdさんに勧められて苦節5ヶ月半、、、やっとDVDを入手、昨晩見ましたよ。シリーズ化が楽しみですね、(笑)。邦画には珍しい”ハードボイルド”ですが雪の中の道場シーン、、ありゃなくても良かったんじゃ??もっと”固ゆで”にして欲しかったかな、、(笑)。主人公が無名なのも何処かマカロニの用心棒を思わせる感じだし、”ダスティン・ホフマン”には笑いました、、でも今の観客に判りますかね??小雪さんは実は苦手なんですが9回裏の逆転は予想外でした。今度は”金縛り”と”三丁目”です、、何時になるやら??

    guch63

    2012/3/8(木) 午前 9:16

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    guchさん>「苦節10年」でなく良かったですね。"半熟”でしたか(笑)。小雪のラストは意外だったですね。

    「三丁目」「金縛り」は、苦節半年以内らいだといいですね【笑)。

    fpd

    2012/3/8(木) 午後 9:02

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    久々に、映画会社発動での娯楽ハードボイルド作品が出て来ましたね。
    しかも、懐かしい東映ハードボイルド映画の復活が嬉しいですね。
    TBお返しします。

    [ ひろちゃん2001 ]

    2012/9/19(水) 午後 8:49

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    ひろちゃん>日本製のハードボイルド探偵ものは珍しいですね。
    シリーズになれば、ある程度ヒットが見込めますね。

    fpd

    2012/9/20(木) 午後 9:44

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