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「花とアリス」 (蒼井優のバレエのシーン) 「花とアリス」(2004)を見た。蒼井優を語る上では見逃せない1本だ。
青春映画だが、撮影当時18歳の蒼井優が、モデルの仕事の面接試験で、のちの「フラガール」で見せた踊りの原型のような見事な、しなやかなバレーを披露しているのが印象的だ。
「花とアリス」のタイトルは、登場人物の二人の名前。
幼馴染の荒井花(花/ハナ:鈴木杏)と有栖川哲子(アリス:蒼井優)のふたりの女子高生と一人の先輩の落語研究会・宮本雅志(郭智博)をめぐる恋愛騒動をコミカルに描く。
映画は、タイトル「Hana & Alice」から、エンディングのクレジットまですべて英語。
今から見ると、脇役やチョイ役で、阿部寛、広末涼子、大沢たかお、木村多江、大森南朋、平泉成、叶美香、テリー伊藤など多数がゲスト的に出演している。
一目惚れした先輩・宮本(郭智博)と同じ落語研究会に入部した高校生のハナ(鈴木杏)。ある日、宮本がガレージのシャッターに頭をぶつけて意識朦朧としているどさくさに紛れて、自分が今カノだと信じ込ませることに成功。
脚本、セリフの妙で、面白い個所が多くある。
たとえば、アリスは、両親が離婚しており、母・加代(相田翔子)と暮らしているが、母子で相手のことを呼ぶのは「キミ」。
アリスがコーヒーショップで、ケーキを注文していると、そこにボーイフレンドの男(阿部寛)とやってきた加代は、アリスを見て、とっさに、隣の家の娘さんだと男に説明し「さようなら、さようなら」と、何回も淀川長治のように念を押すように言い、早くいなくなるように促す。
さらに、家では、アリスが、肉料理を作って母を待っていたが、母・加代は食事は済ませてきたという。加代はアリスに「キミ、今度の日曜日の予定は?」と聞くのだが、「どうして?」というと「友達が来るから、出かけていて」というのである。
その時のアリスのセリフは「キミはもう大人なんだから、恋愛は必ず結婚を前提にしてくださいね!」とまるで、友達同士のような言い方!「私に対するあてつけ?」と母が言うと、「あてつけですよ!」と応えるアリス。
一方、ハナとアリスは、宮本が記憶喪失をいいことに、うその話を仕組んだが、喫茶店での「ところてん」の一件ですべてが泡になる。小さい時からところてんだけはアレルギーで一切食べたことがない宮本だった。そうとは知らずに、元カノを演じていたアリスは、「よくこの店でところてんを食べていた」というのだから、うそはばれる。
周治が「ハートのエース」を見つけたが、それを言わないでいると、アリスがクローバーのエースであるのに「見つけた」と名乗り出て、「ハナは周治を諦めて」というのだった。動揺したハナに、アリスから口をついて出てきた言葉は・・・。
「なんちゃって」。
「じょうだんだよ」とおどけて見せるしぐさが、おかしい。
浜辺には食堂もなく、食べ物に困ったなと宮本、ハナがいうと、「こんなこともあろうかと思いましてね、用意してきました。アリスの特製弁当」とおにぎりなどを差し出すアリス。牛乳と味噌汁の両方がほしくなるね、と宮本。
アリスは、離婚した父(平泉成)と時々会うのだが、高校の入学記念の際に万年筆をプレゼントされる。万年筆は、インキの取り換えなど面倒だが、しぶとく生きていると父。学校では「制服か?」と父がアリスに聞くと「制服」と答えるアリス。「制服着てくればよかったじゃないか」という父に「やらしい」とアリス。(中年男が、女子高生の制服というと、変なコスプレおやじと映るらしい)。「今度いつ会えるのか」とアリスが聞くと、電話、いやメールするよと応える父に、またしても「やらしい」(笑)とアリス。
父と娘が散歩しているときに落ちていた携帯電話を拾うと、電話がかかってきて、説明するが通じないので、父親がとると、相手は中国人。父が中国語を話して、相手に説明。
「我愛你(ウォー・アイ・ニー)」(=I love you)と「再見(ツァイ・チェン)」(=See you
again)の言葉をアリスに教えてくれた父。
この言葉を、アリスは周治との別れの言葉に使うのだが・・・。
蒼井優の映画は、20代前半のころの「百万円と苦虫女」「フラガール」などが面白かったが、最近やや下降気味に思っていたが、CMではショートカットにして、イメチェンを図っているようだ。先月27歳となり、演技派として面白い作品を残してもらいたいものだ。
共演は伊藤歩など。
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ありがとうございました




蒼井優、大好きです。
最近髪をショートにしましたが、よく似合っています。
でも、やはりあのロングヘアが、彼女には一番似合っている気がします。
「花とアリス」は、タイトルと監督は知っていましたが、未見です。
岩井監督の作品ですから、映像も美しいのでしょうね。
それにしても8個のTB↓。その深い思い入れ…優ちゃんがお好きなのですね♪
2012/9/23(日) 午後 9:50
「花とアリス」人気が高いのか、スカパー!でも、しょっちゅう放送してますよ^^
紙コップを紙テープで止めて、トゥシューズにして踊るシーンが好きです(=^▽^=)
2012/9/23(日) 午後 10:00
alf.momさん>蒼井優の作品では「フラガール」「百万円と苦虫女」(alf.momさんもお気に入りの)と、この「花とアリス」もいいですね。季節の風景、花壇などがいいですね。
蒼井優一番のひろちゃんですからね、TBのオンパレードです(笑)。
2012/9/23(日) 午後 10:31
ジーナさん>スカパー!ではしょっちゅう放送していますか。即正規で、トゥシューズにするところは、さすがでした。それまで、オーディションで、落ちてばかりだったのに、自信のあるバレーだと、生き生きです。
2012/9/23(日) 午後 10:34
この映画は面白い設定、気の利いたセリフがありますよね。
実はDVD持ってるんですが、ちょい役で大勢の豪華キャストが、
顔をそろえてますよね。映画育ちの蒼井優はまだまだこれからの女優ですよ♪。
2012/9/24(月) 午前 1:42
ふぁろうさん>DVDを持っていましたか。蒼井優の映画は、もったいない使われ方も、2,3あったので、これからも期待です。
2012/9/24(月) 午前 6:00
蒼井優は確かに良い女優になるのでしょうね。
美貌では売れないでしょうからね(^^♪
ナイス!!(^^♪
2012/9/24(月) 午前 8:48
レイさん>どんどん伸びていくでしょうね。
最近はCMではショートカットにして、新しいイメージですね。
2012/9/24(月) 午前 11:20
( ´ー`)y─┛チァーパーボェー
この手の吹き替えのテクニックが必要な映画は難しいですね
ある程度バレー出来るのでしょうかね。
ナイス!&ランクリ
2012/9/24(月) 午後 9:24
nipponiaさん>小さいころからバレーを習っていたといい、専門家も、素人レベルではないといっているようです。吹き替えではないようですね。
ランクリ感謝。
2012/9/25(火) 午前 8:31
蒼井優ちゃんと鈴木杏ちゃんの掛け合い漫才みたいなやりとりがなんとも・・・傑作でした。
2014/2/23(日) 午後 4:37
トリックスターさん>最近、鈴木杏の映画を見て、そういえば「花とアリス」を見ていたことを思い出しました。面白い掛け合いでした。
広末涼子は、チョイ役でした。
2014/2/23(日) 午後 8:50
もともとはハナが主人公のドラマだったのかもしれませんが、蒼井優が完全に主役になっていました。
蒼井優はこの頃から大したものだったのだなと改めて感心しました。
TBをたったひとつだけさせてくださいな。
[ あきりん ]
2014/5/10(土) 午前 0:01
あきりんさん>「フラガール」が最初に見たので、いきなり、すごいなと思いました。あとから過去の作品もほとんど見ました。
2014/5/10(土) 午前 8:00
いい映画ですね。鈴木杏もよかったけど、蒼井優の色んな表情がみれて、さすがですね。「るろうに剣心」のような蒼井優の悪役も観たい気がします。TBさせてくださいね。
2014/5/27(火) 午後 10:17
シーラカンスさん>蒼井優は最近はCMが多いかと思ったら、コンスタントに映画出演していますね。
2014/5/27(火) 午後 11:19
大好きな作品です。
岩井俊二がこの路線を突き進むことを願っていたのに、、、、。
ナイス&村クリック!
2015/4/28(火) 午前 3:39
ぴくちゃあさん>違う路線になりましたか。
ナイス&村クリック!感謝。
2015/4/28(火) 午前 6:17
蒼井優のTB、させてもらいました。
2016/3/30(水) 午前 9:39
> ぴくちゃあさん>蒼井優関連のTBありがとうございます。
2016/3/30(水) 午後 10:04