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fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
★「9月1日から「はてな」ブログに移りました。https://fpd.hatenablog.com/

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イメージ 1
 
 
実話がベースという「ツレがうつになりまして。」(2011、略称「ツレうつ」)を見たが、漫画家・盧蠕音辧淵魯襪気鵝砲魃蕕犬宮あおいが、表情豊かで、全編魅力たっぷり。その夫・盧蟯潅法淵張譟北鬚髻∈や半沢直樹で大人気の堺雅人が演じている。
 
・・・
ハルとツレは結婚5年。
変わった夫婦で、イグアナを自宅に飼っている。
イグアナは「イグ」と名付けられ、家の中をわがもの顔で這っている。
 
ハルは、自分でも自覚しているが、料理、掃除、洗濯が苦手な、マイペースでものぐさタイプ。
 
反対に、夫のツレは性格が几帳面で、曜日ごとにネクタイが並べられ、弁当も自分でつくり、弁当のチーズも曜日ごとに変えるほど。出勤するため家をでる時間にハルは起きてきて、生ゴミ袋をツレに手渡す。
 
ツレは、パソコン関連のクレーム処理を担当。
毎日の満員電車の通勤と、仕事のストレスからか、医者から「欝(うつ)」の診断が
くだされる。
 
一方、出版社で漫画を書いていたハルだったが、編集担当から、読者アンケートの評判もよくなく、連載漫画が中止となってしまう。
 
ツレは「こころの風邪」と診断され、病気は簡単なものではなく、治療には半年から
1年半はかかると言われる。
 
ハルは、「がんばらないぞ!」と決めて、夫・ツレを支えるが・・・。
 
鬱などの病人に、かんたんに「がんばって」などと言いがちだが、それは禁句であるとよくいわれる。そうした一言が鬱のひとには重荷になるのだろう。人の迷惑になっているのではないかと落ち込みながらも頑張っている人なのだから。
 
・・・
ツレは、うつを克服し、ハルは「うつ」に関して「うつ病なんか怖くない」という本を出版。ツレには、うつの克服体験の講演の依頼までくる。
 
オリンピック招致で「お・も・て・な・し」の言葉が話題になったが、ツレは、講演会で、うつ病に対する対応として「あ・と・で」が大事だという。「あ」は、あせらない、「と」は、特別扱いしない、「で」は、できることとできないことを考える・・・というもの。
 
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・・・
うつを体験したツレが、結論づけたことは、うつは、恥ずかしい、情けないという気持ちだったが、そうではなくて、それは誇らしく思えて、生きていること自体の姿に誇りを覚えることができたという。
 
ハルも、もともとマイナス思考だったが、「どんな夜も明けない夜はない」と、夫・ツレのうつを通して、大きく成長することができたようだ。
 
タイトルは、職を失ったハルが、再び出版社を訪れ、「ツレがうつになりまして。仕事を下さい」というセリフから来ている。結婚した時から、夫・幹夫のことをツレと呼んでいるのだが、「連れ」のことだろう。
 
堺雅人は、この映画では、落ち込んで、もがく姿が描かれるが、自分などいなくなってもと自殺を試みる。その時の心境を、自分が死んだら、ものぐさなハルは葬式ができるかなどと、あとでふり返ってハルに話していた。
 
カメラの天井からハルとツレの寝そべっている姿の写し方や、描いた漫画のキャラクターが、抜け出して宙を舞うなどのファンタジーなシーンもあり、誰もがかかりやすい「うつ」と取り組む夫婦を感動的に描いていた。
 
ハルの両親に、余貴美子大杉連、そのほか梅沢富美男田山涼成、犬塚弘などが出演。監督は「陽はまた昇る」(2002年)でデビューし「チルソクの夏」「半落ち」「夕凪の街 桜の国」「日輪の遺産」などの佐々部清監督。 
 
☆☆☆
 
 
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    MARUMAさん>今クールでは「独身貴族」「リーガルハイ」「ダンダリン」「ドクターX」あたりですね。記事は追いつかず、そのうちに。

    fpd

    2013/10/29(火) 午後 9:03

  • そうですか…。

    私はその頃エキストラをやっていて大河も行きましたので生・宮崎あおいを見ました。

    堺雅人さんは「篤姫」では旦那の徳川将軍役でしたよ。

    [ みんけんひで ]

    2013/10/29(火) 午後 9:06

  • この映画は、向かいの奥さまと観に行きました。
    イグアナなら社宅で飼えるか?と思いましたよ。
    曜日ごとに、お弁当に入れるチーズが分けて有るのには驚きました。
    骨折みたいなケガと違い、外から見えないダメージは、なかなか回復出来ませんね(^_^;)

    Gena

    2013/10/29(火) 午後 9:24

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    ひでさん>「篤姫」で共演していましたね。

    エキストラで参加していましたか。

    fpd

    2013/10/29(火) 午後 10:02

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    ジーナさん>ツレは、マメに弁当を作っても食欲がなく、友達が食べていましたね。イグアナも、ワニの小さいような爬虫類で、気持ちが悪いです(笑)。女優も、好き嫌い関係なく扱うのは大変ですね。

    fpd

    2013/10/29(火) 午後 10:04

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    堺雅人が熱演でしたが、ウツなツレをやさしく見守る妻を演じた宮あおいが、
    本作でも素晴らしかったです。「あとで」が印象に残りますね♪。

    ffa**77

    2013/10/29(火) 午後 11:11

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    ふぁろうさん>ともに熱演でした。夫を支える宮崎あおいが、いいですね。

    fpd

    2013/10/29(火) 午後 11:16

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    大感動というよりは、ホンワカとした夫婦愛がよかったですね。
    ナイス!&ブログ村、クリック

    ぴくちゃあ

    2013/10/30(水) 午前 1:30

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    ぴくちゃあさん>そうですね、淡々とした日常の夫婦を描いていました。

    ナイス&クリック感謝!

    fpd

    2013/10/30(水) 午前 6:39

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    これは実話というので見たかったんですが・・・
    チャンスがあったら見たいです!!
    ☆オールポチ☆

    レイ

    2013/10/30(水) 午前 8:13

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    レイさん>原作者が埼玉県行田市の人で、実家とも近いので、関心があります。実話ベースは説得力がありますね。

    ☆オールポチ☆感謝!

    fpd

    2013/10/30(水) 午前 9:16

  • ↑原作者さんンのご実家のご近所さんでしたか。
    原作者ご夫妻には、いまはお子さんも生まれて、ツレさんは奥さんのマネジメントをしながら子育てパパ・専業主夫をしていらっしゃるとか、ということを、この映画を観た後で知りました。
    こうした近況がとても嬉しくなる、そんな映画でしたね。
    TBさせてください。

    -

    2014/2/6(木) 午後 9:19

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    やまねんさん>淡々とした中にも、なかなか温かみのある映画でした。

    fpd

    2014/2/6(木) 午後 10:12

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    女性としても、あおいちゃんはどの作品でも可愛くて憧れの存在で、好きです(あと、井川遥さんw)

    うつは暗いトンネルの中を彷徨うようで辛いけれど
    でも、出口はあると思わせてくれましたね

    トラバ〜♪

    ベベ

    2016/6/22(水) 午後 9:08

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    > ベベさん>宮崎あおいは、10代の頃から演技力がありますね。

    最近では二階堂ふみが似た印象です。

    TBありがとうございます。

    fpd

    2016/6/22(水) 午後 10:38

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    ぴくちゃあさん、TBありがとうございます♪

    fpd

    2018/3/23(金) 午前 11:09

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    犬塚弘さんの誕生日記事、
    TBさせてもらいました。

    ぴくちゃあ

    2018/3/24(土) 午前 9:17

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    > ぴくちゃあさん>TBの大量投入ありがとうございます♪

    fpd

    2018/3/24(土) 午後 6:25

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    TBお返しさせていただきます。
    誰もがなり得るうつ。いろんなストレス解消を得ておきたいと思いました。

    [ ふつうの映画感 ]

    2019/1/13(日) 午後 8:40

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    > ふつうの映画感さん、ストレスがを貯めないことが大切のようですね。

    TBありがとうございます♪

    fpd

    2019/1/13(日) 午後 8:45

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