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「サバイバルファミリー」(2017)を公開初日のきょう、見た。MOVIXさいたま。
監督は「ウォーターボーイズ」(2001)「スウィングガールズ」(2004)「ロボジー」(2012)などの矢口史靖(やぐち・しのぶ)。現代は当たり前のように電気、水道、電話、スマホなどを使っているが、これらが一斉に使えなくなったら生き延びることができるか・・・を問いかけるコメディタッチのパニック&ロードムービー。
「サバイバルファミリー」は、ある日突然、電気がなくなった世界を舞台に、ある4人家族のサバイバル生活を描く。登場人物たちに次から次へとトラブルが降りかかり物語が進行。様々な過酷な生活を通して、バラバラだった一家が、絆を取り戻していく。一家の主を小日向文世、その妻を深津絵里が演じる。
小日向文世は、「アウトレイジ・ビヨンド」などバイプレイヤーとして存在感があるが、今回は主役。一家では亭主関白ぶりを発揮するが、電気が無くなり、ろうそくのマッチも少なくなったことを息子に指摘されると「原始人は何もなくても火を起こせた。今に教える」と頑固一徹(結局、火を起こせない)。
・・・
東京に暮らす鈴木家では、母親(深津絵里)が話しかけても父親(小日向文世)はテレビに見入り、無口な息子(泉澤祐希)はヘッドホンをつけ音楽に夢中、娘(葵わかな)はスマートフォンを手放せず、一緒にいてもどこかバラバラだった。
ある朝、テレビや冷蔵庫の電化製品、スマートフォンにパソコンといった通信機器、さらに電車や自動車、ガス、水道など、乾電池を使うものも含め電気を使うあらゆるものが突如動かなくなってしまう。
単なる停電とは言えないこの異常事態は、一週間経っても続いたまま。
情報も絶たれ、不自由な生活に困り果てる人々。学校も会社も自宅待機となる。
ついに父は東京脱出を決断。生き残りを賭けたサバイバルライフがはじまる。
移動手段は自転車。まずは隣県の埼玉県(川口市近辺)に行くが、やはり電気が来ていないことがわかる。
そんな中、父親のいる鹿児島に羽田から行こうとするが、飛行機も欠航。大阪より西は電気が来ているという噂があり、自転車で向かうのだった。
・・・
水不足で「ペットボトル1本2,000円」。「まとめて買うから1本600円にしてよ」
「お父さん、わたし鹿児島行くのなんて、ありえないから。」
大停電になった原因は2年半後に明らかになるが、テロなどとは違っていた。
停電のほか、自動車も動かず、電車は運休、スマホも使えず、果たして家族はどのように生き延びていくのか・・・。
東京を離れて、10日、20日、30日・・・。2年半後の家族の生活は・・・。
それにしても、道中は平たんではなかった。地図が古く、道路が寸断されていて、目の前は川。家族がとった行動は。公衆トイレはあったが、悪臭が漂い利用できず。
普通に水が飲めて、布団に寝られ、風呂に入れ、白いご飯が食べられるという当たり前の生活ができることがいかに幸せかを最後に味わう家族がいた。蒸気機関車が走り、ただで乗ったり・・・など突っ込みどころを探せばかなりある。
娘役の葵わかなという女優は初めて見たが、大抜擢だったようだ。
いかにも現代風という感じでよかった。深津絵里は、いつものことながらうまいが、小日向文世が熱演だった。雨風に打たれたり、川にもぐったり、豚を取っ組み合いで捕まえようとしたり体当たりだった。
駅のホームの人混み、高速を民族大移動のように動く人の数などエキストラの規模のすごさに驚かされる。物語は、やや絵空事のように感じるが、現実に停電、災害、交通機関のマヒなどがあった場合の対処方法、備えなどについて考えさせられる面もある。
水道のなかった時代は、井戸水だったが、そんな懐かしいシーンもあった。
また、風呂も薪(まき)を割って沸かしていた。風呂の水を貯めるのに井戸水をバケツで運んだり、たらいで洗濯するなど、電気製品を使わないシーンも出ていた。今は何もかも便利になった時代といえる。
感動的だった「スウィングガールズ」などとは作品のテイストが違って、好みが分かれるかもしれない。
予告CM
☆☆☆
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ありがとうございました






この映画は見てませんが、自転車で旅してた経験から言うと、ママチャリで長距離走ったら、間違いなく何回もパンクしますね。東京から鹿児島まで走るのは無謀でしょうね、(自分は走ったけどマウンテンバイクだった)
[ みんけんひで ]
2017/3/15(水) 午後 8:50
> みんけんひでさん 普通の自転車では無理でしょう。
目的地までたどり着けず、結局、途中まででしたが・・・。
2017/3/15(水) 午後 9:20
矢口作品であるのが、微妙であると言えますね。
基本的には、「こういった設定で、一般の人はどうするのか?」と旅(サバイバル)での人間(家族愛)の変化がテーマですね。
TBお返しします。
[ ひろちゃん2001 ]
2017/9/22(金) 午後 5:40
> ひろちゃん>矢口作品でも、これまでの作品とはやや違った印象でした。題材は面白かったですが・・・。
2017/9/22(金) 午後 6:04
fpdさん、こんばんは。
笑いながらも、色々と考えさせられた映画でもありました。個人的には観て良かったです〜♪
私もTB、お願い致します。
2018/1/25(木) 午前 1:48
> ゆうちゃん>いざというときにどう対応するかなど考えさせられますね。
TBありがとうございます♪
2018/1/25(木) 午前 4:58
矢口監督が青春映画から違う内容に変わろうとする姿勢は見えます。この内容からすると優しすぎるんでしょうね、毒が薄い。TBさせてくださいね。
2018/5/26(土) 午前 0:00
> シーラカンスさん>期待はずれの映画でした♪
TBありがとうございます。
2018/5/26(土) 午後 8:08
葵わかなさんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 4:19
泉澤祐希さんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 4:28
深津絵里さんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 4:32
小日向文世さんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 4:37
> ぴくちゃあさん、葵わかなのTBありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 5:26
> ぴくちゃあさん、泉澤祐希のTBありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 5:27
> ぴくちゃあさん、深津絵里のTBありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 5:28
> ぴくちゃあさん、小日向文世のTBありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 5:29
時任三郎さんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 5:48
> ぴくちゃあさん、時任三郎のTBありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 5:51
志尊淳さんの記事、TBさせてもらいました。
2018/7/6(金) 午前 6:11
> ぴくちゃあさん、志尊淳のTBをありがとうございます♪
2018/7/6(金) 午前 6:20