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内田裕也が脚本を書き主演した映画「コミック雑誌なんかいらない!」は、ワイドショーの芸能レポーターを描いたブラックコメディ映画で記憶に残る映画だ。
当時起こった社会的事件をリアルタイムで取り上げ、ロス疑惑の三浦和義までが本人で登場して、映画の中で疑惑を否定するなど、スリリングだった。
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ワイドショーのレポーター、キナメリ(内田裕也)は突撃取材で人気がある。
妻(渡辺えり子)はコマーシャル・タレントだが、二人の時間帯はまったくかみ合わない。
キナメリは、行き過ぎた取材に、警察ではこっぴどく叱られ、始末書を書かされるが、プロデューサー(原田芳雄)はどんどん過激にやれ、後の面倒は局が見るからとキナメリを煽る。
その頃キナメリは、彼のマンションの隣に住む老人(殿山泰司)が、セールス・ウーマンから金(きん)を買ったという話を聞く。疑問を抱いたキナメリは独自に、金の信用販売会社を捜索し始める・・・。
日本のロック史に重要な足跡を残してきた内田裕也に向かって「ロックが分からん奴」と罵るシーンがあったり、小ネタで笑わせる。
郷ひろみが本人役で出演していたのも驚いた。
片桐はいり、片岡鶴太郎なども出ていた。
神田正輝との”世紀(=聖輝)”の結婚式を控えた松田聖子の部屋から、彼女が歌う、元カレの郷ひろみの「お嫁サンバ」が聴こえてくるなど、ユーモアのセンスが光る。
この作品はあえて台本を用意せずに、ハプニングを期待して撮った場面があるから驚く。山口組、一和会の抗争の時に、組員にインタビューに行くのだが、実際に怒鳴られるシーンは迫力がある。
アポなしで三浦和義への突撃取材はハラハラさせられる。
内田裕也が本当に焦っている様子が伺えて、リアルだった。
内田の質問に対する三浦の受け答えが、観客がイメージする“三浦和義”のイメージにぴったりだったのも驚かされる。
豊田商事の永野一男会長の刺殺事件をほうふつとさせるシーンでのビートたけしの演技・存在感が半端ない。こういう犯人や、ヤクザや前科者を演じる時のたけしの演技は見所だ。内田裕也が演じたレポーターは、芸能週刊誌記者として名を馳せた梨元勝(なしもと まさる、1944年12月1日-2010年8月21日)とされる。
内田裕也は「コミック雑誌なんかいらない!」(1986)で、「キネマ旬報賞」主演男優賞、「報知映画賞」主演男優賞、「毎日映画コンクール」脚本賞を受賞した。
■過去に2度記事にしている(似たり寄ったり?笑)。
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ありがとうございました


ビートたけしの出演シーンが、特に印象的でした。
[ 熊本ミノル ]
2018/9/19(水) 午後 2:24
> 熊本ミノルさん>実際に出版社にも殴り込み?をかけたくらいですから、リアルでしたね♪(笑)。
2018/9/19(水) 午後 2:35
内田裕也はこの頃に比べたら印象が随分変わりましたよね。
この映画は何となく覚えている程度ですけど、また観てみたいなあ^^
2018/9/19(水) 午後 8:24
これも興味があるな〜!
2018/9/19(水) 午後 8:57
> パットマンXさん>この映画は、映画なのか、飛び込み取材のドキュメンタリーなのかわからなくなるほど緊迫した映画でしたね。
2018/9/19(水) 午後 9:03
> MARUMAさん>これも面白いです♪
2018/9/19(水) 午後 9:04
嬉しいですね♪ fpdさんのブログで記事に・・突撃ですか?(爆)
自分は青の時代から裕也さんが好きで、今回の件で心配です。。
因みに「コミック雑誌なんかいらない!」は、自分の大好きな「頭脳警察」の曲から付けられました。
[ 悪たれ小僧 ]
2018/9/19(水) 午後 10:31
> 悪たれ小僧さん>突撃訪問、コメントありがとうございます♪
悪たれさんが、時々でも顔を見せると、疾風のように去っても元気で安心します♪
2018/9/20(木) 午前 5:32
内田裕也の映画はショッキングで面白かったですね。
今作は当時の事象をフェイクドキュメント方式で撮った異色作でした。
2018/9/20(木) 午前 6:36
> atts1964さん>意表を突く衝撃的な作品でした。
フェイクドキュメント方式…まさにそうですね。
2018/9/20(木) 午前 7:07
内田裕也がどんな歌を歌っているかも知らないし、映画に出ていたなんて・・・
あの人はいったい何で食べているの?と思うくらい(笑)
☆オールポチ☆
2018/9/20(木) 午前 8:37
> レイさん>ロック歌手の本業以外に映画に出ていましたね。
最近では、日清食品のCMにも出ていますから、食べるのには困らないでしょうね。
☆オールポチ☆感謝。
2018/9/20(木) 午前 8:45
この映画は未見です。
この映画の後にも「魚からダイオキシン」「エロティックな関係」他、多数出演
されてますね^^
私はどれも未見なのですが…。
2018/9/20(木) 午後 0:36
> Genaさん>「エロティックな関係」は宮沢りえが出ていることで話題になりましたね♪
2018/9/20(木) 午後 3:20
内田裕也は1960年代は東宝映画によく出ていて、
1970年後半から1980年代の作品で今につながる内田裕也スタイルが確立したようです。
『コミック雑誌なんかいらない!』は
滝田洋二郎監督の出世作になりましたね。
ナイス!&村クリック
2018/9/21(金) 午前 10:16
滝田洋二郎のフィルモグラフィを、
TBさせてもらいました。
2018/9/21(金) 午前 10:23
何だか面白そう〜観たくなりました〜ひろみも出てるし〜(^_^;)
2018/9/21(金) 午後 0:12
> ぴくちゃあさん>「コミック雑誌なんか〜」は滝田洋二郎のデビュー作として重要な作品となりましたね。
「おくりびと」で俄然注目されましたが…。
ナイス&村クリック感謝。
2018/9/21(金) 午後 0:52
> ぴくちゃあさん>TBありがとうございます♪
2018/9/21(金) 午後 0:52
> ゆうちゃん>郷ひろみが、本人として出ていますからすごいですね♪
2018/9/21(金) 午後 0:53