ここから本文です
fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
★「9月1日から「はてな」ブログに移りました。https://fpd.hatenablog.com/

書庫過去の投稿日別表示

全1ページ

[1]

第90回選抜高校野球大会も、残すは3日の準決勝決勝の2日間だけとなった。
大激戦となった準々決勝の戦いを勝ち抜いた4強では東西の横綱格」と高い評価を受けていた東海大相模大阪桐蔭が順当に勝ち上がった。そこに昨秋の秋季近畿大会で大阪桐蔭と激闘を演じた智弁和歌山劇勝で名乗りを上げ、最後のひと枠は星稜との打ち合いを制した三重が滑り込んだ。

うん? 今年も近畿決戦?(笑)。
4校のうち2校が近畿勢2012年以降の直近6大会のうち、4回は地元・近畿勢が優勝を果たしている(大阪桐蔭が2、龍谷大平安、智弁学園がかく1回)。さらに準優勝も2度あり、ここ6年はほぼ毎年近畿勢が決勝戦に駒を進めている
しかし、関東が黙っていない
ちなみに、夏はこの傾向が逆転し関東勢が優勢。2011年以降の直近7大会のうち、実に5回は東京を含む関東勢が頂点に立っている。
春夏を合わせると、2011年以降の計14回で関東は7校、近畿は6校が優勝。2015年にセンバツを制した敦賀気比(福井/北信越)が唯一の例外だった。

ここ数年の甲子園優勝校はほとんどが「関東か近畿」から誕生している。        さて、今年の組み合わせを見てみると、3日(火)の準決勝・第1試合では東海大相模と智弁和歌山が激突。春に強い近畿勢が傾向通りに勝ち上がるのか、東の横綱が意地を見せるのか。いきなり注目の対決

▼ 準決勝(4月3日)
11時00分 東海大相模 − 智弁和歌山⇒10対12で、智弁和歌山勝利、決勝へ
13時30分 大阪桐蔭 − 三重⇒3対2で、大阪桐蔭が勝利!。連覇へ準備完了。

【追加①】初回に4点、中盤までは10対5でリードした東海大相模も、10対10と追いつかれ、智弁和歌山が延長で2点を追加、またしても大量点をひっくり返す12点で勝利。唯一智弁和歌山を優勝すると予想したジーナさんは、まずはおめでとうございます♪

【追加②】決勝戦で、5−2で大阪桐蔭が優勝。

 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。
イメージ 1

イメージ 2

野菊の如き君なりき」(1955)を見た。初見。
伊藤左千夫の純愛小説「野菊の墓」の映画化。「〜ですもの」という口調の老人(笠智衆)が久々に故郷を訪れ、60年前の遠き少年の日々を回想して行く。その悲恋の想い出が涙を誘う。

笠智衆演じる老人が詠む俳句が印象的で、回想シーンだけが画面が楕円形にくりぬかれるという斬新なスタイルが印象的1955年度キネマ旬報ベスト・テン第3位監督・脚色: 木下惠介撮影: 楠田浩之音楽: 木下忠司

イメージ 3
公開当時は「美しい信州の自然を背景に身分の違いゆえにむなしく散った少年と年上の少女との清らかな恋」「15歳の少年とつ年上の娘の悲恋物語 忘れられぬ純愛映画」「封建制と世間体に縛られてもがき苦しむ二つの純な魂をモノクロの映像美と哀切な音楽が包み込む」といったキャッチコピーだったようだ。

・・・
秋、善光寺平、千曲川。老齢の男がひとり渡し船に乗り、故郷へ向かう。
男が歌を詠い、風景の中に刻まれる。「待つ人も待たるゝ人もかぎりなき思ひ忍ばむ北の秋風に」
 
男の名は斎藤政夫笠智衆という。政夫を知る船頭松本克平と政夫が話をしている。「生まれた時は親だの兄弟だのと言ってみても、いずれは別れ別れになるのがこの世の定めです」「儚いもんですなあ。生きてるうちは泣いたり笑ったり、いろんな苦労を散々して」「しまいはどうでもこうでもお墓に入らにゃならん。金持ちも貧乏人もみんな同じや」

老人政夫は「老い先短い年寄りには昔の夢しか残っていない」と言い、詠う。「世にありき一度(ひとたび)逢いし君と云へど吾が胸のとに君は消えずも」そうして彼は語り始める、忘れる事のできない少年の日の遠い思い出を・・・
 
・・・
時代は明治で、奉公人(お手伝いさん)もいる名家で大家族が暮らす斎藤家。
まもなく中学に行くことになる15歳の少年・政夫にとって、幼い時から仲の良い2つ年上のいとこの民子と一緒にいる時が一番充実して楽しかった。
 
小さい子供の頃は仲良く遊んでいても世間は気にしないが、年頃ともなると、とかく
”つまらない”うわさ話をするようになる。外では、二人が一緒に歩いていると「今、評判のおふたりさんだね」「きょうは御夫婦で、民さん、いやに見せつけるね」などとからかわれる。

外だけでなく、家の中でも政夫の兄・栄造田村高廣)の妻・お増小林トシ子)は、女の嫉妬かやきもちからか「いつも二人で張り付いて」と民子に辛く当たる。家の中で、村の人がいろいろな冗談を言っていると、だんだんふたりの間を避けさせようという空気も出てくる。
 
二人で野原を歩いていると、野菊が目にとまった。
「私ほんとうに野菊が好き」
「僕はもとから野菊がだい好き」
「私なんでも野菊の生れ返りよ」
「道理で民さんは野菊のような人だ」
「政夫さん、どうして(私が野菊のような)?政夫さんも野菊が好きだって?」というと、民子は考え込んだ沈んだ表情になる。

「なにを考えているの」と政夫が聞くと「何も考えてないわ。考えると情けなくなるわ。どうして政夫さんより歳が多いんでしょう。」「再来年になればぼくだって17さ。元気をお出しよ。」「政夫さんはりんどうのようなものね」「民さんが野菊で僕はりんどうか」といった会話が続く。
 
家では小姑のお増(ます)が目を光らせている。お増政夫の母杉村春子)に「(民子は)政夫と結婚すると田畑も分けてもらえると思っている。母(姑)さんによく思われているのを知っている」と告げ口を言うのだ。
 
民子を政夫から引き離すために、民子に縁談が持ち上がる。
民子の心は政夫にあったが、政夫の母の説得もあって、縁談を受けることにした。
 
・・・
中学校に入った政夫に電報が届く。「スグカエレハハ」。
政夫の母は寝ていたが、政夫に「聞いているか?」というので「(民子が結婚したことは)知っている」と答えたが、兄夫婦たちと食事をすると、兄から想像もしなかった事実を聞かされるのだった・・・。
 
・・・
手紙とりんどう(竜胆)の花・・・のくだりにハンカチ
 
・・・
先般のこのブログでの「オールタイム日本映画」投票で、徳さんが”号泣必至の生涯ベスト・ワン”映画に押していたのが「野菊の如き君なりき」だった。ぜひ見たいとコメントしたところ、徳さんがDVDを送ってきてくれたのだった。純愛ラブストーリーの原点のような作品で、なかなか素晴らしい作品だった。

イメージ 4

様々な詩が登場するが、中でも「世のなかに光も立てず星屑の 落ちては消ゆる あはれ星屑」はとくに印象的だった。「生まれた時は親や兄弟といっても、やがて別れ離れ離れになる」「いずれは墓に入らねばならん。カネ持ちも貧乏も同じだ」と言ったセリフは、今でも十分に通用する人生の無常、はかなさだ。意地の悪い、うるさいおかみさん役などが多い杉村春子が、思いやりのある母親役でまたまた名演を見せている。
    
主な出演者:
 政夫:田中晋二
 民子:有田紀子
 老人(のちの政夫笠智衆
 栄造政夫の兄)田村高廣
 お増栄造の妻)小林トシ子
 政夫の母:杉村春子
 民子の姉:雪代敬子
 さだ:山本和子
 民子の祖母:浦辺粂子
 イメージ 5船頭:松本克平
 庄さん:小林十九二
 民子の母:本橋和子
 民子の父:高木信夫
 お浜:谷よしの
■監督・脚色: 木下惠介
■原作:伊藤左千夫
■撮影: 楠田浩之
■音楽: 木下忠司
■モノクロ、92分
■配給:松竹

☆☆☆☆
 
  
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。

全1ページ

[1]

fpd
fpd
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
検索 検索

過去の記事一覧

ブログバナー

最新の画像つき記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事