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1960年代にフランス映画界に新風を吹き込んだ「ヌーベルバーグ」を代表する映画監督の1人で日本にもファンが多い。
アニエス・ヴァルダはベルギーの出身で、第2次世界大戦中にフランスに疎開し、カメラマンとして働いたあと、1954年に映画監督としてデビューした。
1950年代から1960年代にかけてフランスに生まれた自由奔放に映画をつくる動き「ヌーベルバーグ」の中で「5時から7時までのクレオ」や「幸福(しあわせ)」などの作品を相次いで発表し、日本でも人気を呼んだ。 ヴァルダの夫は「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミ監督で、夫婦そろってフランスの映画界を率いたことでも知られている。 ヴァルダは80歳を過ぎても精力的に映画製作を続け、最近ではみずから若い男性アーティストと映画を作る旅に出るドキュメンタリー作品「顔たち、ところどころ」を発表し、去年日本でも公開された。 家族によると、晩年がんを患っていたヴァルダは29日、パリの自宅で家族や知人に囲まれて息をひきとった。 ヴァルダといえば「幸福(しあわせ)」といわれるほど、この映画は、強烈だった。第15回ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いた。
簡単なストーリーとしては、若い夫婦と2人の幼子がいて鮮やかに花が咲く野にピクニックに出かける。まるで絵に描いたような幸せな家族。
しかし、ある時から夫が他の女性に目移りするようになる。 ただ、それと同時に妻のことも心から愛している。つまり男は一度に2人の女性を愛してしまったのだ。その事を打ち明けられた妻は謎の死を遂げる。
妻は夫に殺されたのか、嘆きのあまり自殺したのか。
あるいは、ただの事故死なのか…。
真相は分からないが、夫は何事も無かったかのように浮気相手を家族として招き入れる。そして寒々とした秋の野にピクニックに出かけるのだった。黄色い鮮やかな花が印象的。
■主な監督作品
「ラ・ポワント・クールト」La Pointe Courte(1955) - 長編デビュー作「コートダジュールの方へ」Du côté de la côte(1958) 短編
「マクドナルド橋のフィアンセ」Les fiancés du pont Mac Donald ou Méfiez-vous des lunettes noires(1961)
「5時から7時までのクレオ」Cléo de 5 à 7(1961)
「幸福」Le Bonheur(1965)
「創造物たち」Les créatures (1966)
「ベトナムから遠く離れて」Loin du Vietnam(1967)
「イランでの愛の悦び」Plaisir d'amour en Iran(1976)
「歌う女・歌わない女」L'Une chante, l'autre pas(1977)
「Murs, murs」(1981)
「冬の旅」Sans toit ni loi(1985)
「カンフー・マスター!」Kung-Fu master(1987)
「アニエスv.によるジェーン」b.Jane B. par Agnès V.(1987)
「ジャック・ドゥミの少年期」(1991)
「Les demoiselles ont eu 25 ans」(1993)
「百一夜」Les Cent et une nuits de Simon Cinéma(1995)
「落穂拾い」Les Glaneurs et la glaneuse(2000)
「落穂拾い・二年後」Les Glaneurs et la glaneuse.. deux ans après(2002)
「Quelques veuves de Noirmoutier」(2005)
「アニエスの浜辺」Les Plages d'Agnès(2008)
「顔たち、ところどころ」Visages Villages(2017)
ご冥福を祈ります。
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ありがとうございました

