新ドラマ「新しい王様」を見逃し配信で第1話〜4話まで一気に見た。
何しろ夜11時56分から放送開始という深夜放送なので、リアルタイムでは見ることはできない。主役が藤原竜也と香川照之ということで、この2人は「カイジ2」以来、約8年ぶりの共演で、共に演技派で激突!
「おカネがあればなんでも買える」という投資ファンド会社の社長・越中(香川照之)と、アプリ開発者・アキバ(藤原竜也)の”MOTTAINAI(もったいない)”が心情で、アプリ開発で10億円が手に入っても、その使い道は、絶滅の危機にある希少動物の存続のために1億円をぽんと出すなど、本当の価値あるものにお金を出すという対比などが面白い。
シリアスな中にコミカルな面が多く、新感覚ドラマと言えそうだ。
第1話では、九州がアフリカ大陸と差し替えられた日本地図を放送してしまった中央テレビは、クレームの嵐。スタッフたちは対応に追われる。
神田の街中では、借金取に追いかけられ、非常階段から飛び降りて逃げるミニスカナース姿のエイリ(武田玲奈)がいたが、これを偶然見ていたのが、アキバ(藤原竜也)だった。人気のラーメン店の行列にアキバはいた。アキバは、初対面の人にお金を渡して、ラーメン店の順番待ちを頼んでいた時に、エイリがビルの3階から飛び降りるところを目撃したのだ。このエイリは、運動神経が優れているのかか膝のかすり傷くらいで直ぐに立ち上がった。
…
コウシロウ(杉野遥亮)という若い男が、エイリを助け、タクシーを止めて逃げた。コウシロウはゲームセンター跡を仕事場にして、一攫千金を目指している。そのためには人脈が大事と、セレブや有名人に近づこうと名刺を配り、ラインの交換などを申し込むがことごとく断られる。そんな中、素性の知れないアキバが出入りしているが、アキバが、セレブ達にも顔が効くことが分かってくるのだが・・・。
…
越中(香川照之)が「会社は株主のもの。カネは経済の血液だ。循環させなければならない!」と熱弁をふるったり、エイリを一目見て、エイリに投資したいとエイリに申し出たりする。
アキバは、隙間労働のマッチングアプリ「ひまジョブ」の一部を10億円で売却し、絶滅危惧種であるサイを保護する団体に1億円を寄付したところだという。「動物に1億円寄付するなら、人間(自分)に2000万円寄付してくれ」というコウシロウに、付加価値とは何かについて説くアキバ。
付加価値とは、ほかに替えがきかない、面白そうなど、魅力のある価値のこと。一足飛びにとにかく早く成功したいという安直なコウシロウに、「お前にはなんの付加価値もない。もっと時間をかけて自分の価値を高めろ」と説教する。
ピンとこないコウシロウに、まず「やつら(金持ち)のルールの枠組みの中で戦っていくのかそうじゃないのかを決めろ!」と迫るアキバ。
「お金があればなんでも買える、それは一見自由のようだが、所詮は金持ちの決めたルールの中で生きているということ。カネはどうでもいい」というのがアキバの持論。アキバはカネに縛られた既成概念や価値観から抜け出した、真の自由を求めているのだった。
難しいことはわからないが、エイリにもアキバが只者ではないということだけはわかっていく。
価値観が根底から変化している時代。
SNSやネット時代を反映したドラマで、なかなか面白い。
連続で放送があったのか、第4話まで一気に見てしまった(笑)。
9時台の放送でも通用すると思うが、実験的な意味合いもあるのか深夜枠。
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