今年の作品賞候補は例年より少ない8本。Netflix配信のアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」が作品、監督、主演女優、助演女優ほか最多10部門でノミネートされ、「女王陛下のお気に入り」が9部門10ノミネートを果たした。
「ROMA/ローマ」は昨年9月にヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。モノクロ映像でキャストも無名ながら、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ほか、前哨戦で健闘。
作品賞と脚本賞は連動するケースが多いことを考えると作品賞は「グリーンブック」が有力か。対抗馬は「女王陛下のお気に入り」で、超大穴は「ボヘミアン・ラプソディ」か。
「グリーンブック」は作品賞&脚本賞に名を連ね・・・。
アカデミー賞ノミネーションは以下のとおり。
(参考:GG=ゴールデングローブ賞受賞)
■作品賞
『アリー/スター誕生』
『ブラック・クランズマン』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』(GG:ドラマ部門)
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』(GG:ミュージカル・コメディ部門)
『ROMA/ローマ』
『バイス』
■主演女優賞
オリヴィア・コールマン『女王陛下のお気に入り』(GG)
グレン・クローズ『天才作家の妻 40年目の真実』(GG)
レディー・ガガ『アリー/ スター誕生』
メリッサ・マッカーシー『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
ヤリッツァ・アパリシオ『ROMA/ローマ』
■主演男優賞
クリスチャン・ベール『バイス』(GG)
ブラッドリー・クーパー『アリー/ スター誕生』
ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』(GG)
ヴィゴ・モーテンセン『グリーンブック』
ウィレム・デフォー『永遠の門 ゴッホの見た未来』
■助演女優賞
エイミー・アダムス『バイス』
マリナ・デ・タヴィラ『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング『ビール・ストリートの恋人たち』(GG)
エマ・ストーン『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ『女王陛下のお気に入り』
■助演男優賞
マハーシャラ・アリ『グリーンブック』(GG)
アダム・ドライバー『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット『アリー/ スター誕生』
リチャード・E・グラント『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
サム・ロックウェル『バイス』
■監督賞
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』(GG)
ヨルゴス・ランティモス『女王陛下のお気に入り』
アダム・マッケイ『バイス』
スパイク・リー『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ『COLD WAR あの歌、2つの心』
■脚本賞
デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ『女王陛下のお気に入り』
ポール・シュレイダー『魂のゆくえ』
アダム・マッケイ『バイス』
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
ニック・バレロンガほか『グリーンブック』(GG)
■脚色賞
エリック・ロスほか『アリー/ スター誕生』
コーエン兄弟『バスターのバラード』
スパイク・リーほか『ブラック・クランズマン』
ニコール・ホロフセナー&ジェフ・ウィッティ『Can You Ever Forgive Me?(原題)』
バリー・ジェンキンス『ビール・ストリートの恋人たち』
■撮影賞
アルフォンソ・キュアロン『ROMA/ローマ』
マシュー・リバティーク『アリー/ スター誕生』
ロビー・ライアン『女王陛下のお気に入り』
キャレブ・デシャネル『Never Look Away(原題)』
ウカシュ・ジャル『COLD WAR あの歌、2つの心』
■美術賞
ハナー・ビーチラー『ブラックパンサー』
フィオナ・クロンビー『女王陛下のお気に入り』
ネイサン・クロウリー『ファースト・マン』
ジョン・マイヤー『メリー・ポピンズ リターンズ』
エウジェニオ・カバイェロ『ROMA/ローマ』
■衣装デザイン賞
ルース・E・カーター『ブラックパンサー』
サンディ・パウエル『女王陛下のお気に入り』
サンディ・パウエル『メリー・ポピンズ リターンズ』
アレクサンドラ・バーン『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
メアリー・ゾフレス『バスターのバラード』
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Border(原題)』
『バイス』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
■作曲賞
テレンス・ブランチャード『ブラック・クランズマン』
ルドウィグ・ゴランソン『ブラックパンサー』
ニコラス・ブリテル『ビール・ストリートの恋人たち』
アレクサンドル・デスプラ『犬ヶ島』
マーク・シャイマン『メリー・ポピンズ リターンズ』
■主題歌賞
「All The Stars」『ブラックパンサー』
「I’ll Fight」『RBG(原題)』
「The Place Where Lost Things Go」『メリー・ポピンズ リターンズ』
「Shallow」『アリー/ スター誕生』(GG)
「When A Cowboy Trades His Spurs For Wings」『バスターのバラード』
■編集賞
ヨルゴス・マヴロプサリディス『女王陛下のお気に入り』
ハンク・コーウィン『バイス』
ジョン・オットマン『ボヘミアン・ラプソディ』
バリー・アレクサンダー・ブラウン『ブラック・クランズマン』
パトリック・J・ドン・ヴィト『グリーンブック』
■音響編集賞
『クワイエット・プレイス』
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
■録音賞
『ブラックパンサー』
『アリー/ スター誕生』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
■視覚効果賞
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』
『プーと大人になった僕』
■長編アニメーション賞
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』
■外国語映画賞
『Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)
『Never Look Away(原題)』(ドイツ)
■長編ドキュメンタリー賞
『Free Solo(原題)』
『Hale County This Morning, This Evening(原題)』
『Minding The Gap(原題)』
『Of Fathers And Sons(原題)』
『RBG(原題)』
■短編ドキュメンタリー賞
『Black Sheep(原題)』
『End Game(原題)』
『Lifeboat(原題)』
『Period. End of Sentence(原題)』
『A Night At The Garden(原題)』
■短編実写映画賞
『Detainment(原題)』
『Fauve(原題)』
『マルグリット』
『Mother(原題)』
『Skin(原題)』
■短編アニメーション賞
『Bao』
『冲破天際 One Small Step(原題)』
『Weekends(原題)』
『Animal Behaviour(原題)』
『Late Afternoon(原題)』
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「万引き家族」は、カンヌ映画祭での最高映画賞(パルムドール)受賞につづいてアカデミー賞外国映画賞にノミネートされるなど外国での評価が高い。これで日本アカデミー賞で作品賞を逃すことは考えにくくなった?
日本アカデミー賞では、「万引き家族」「狐狼の血」「北の桜守」の3作品が最多12部門でノミネートされているが、「万引き家族」の流れになってきたようだ。”そんたく”もありそう(笑)。
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