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アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の「スパイ」(原題: Les Espions, 1957)を見た。
クルーゾー監督といえば「恐怖の報酬」(1953)「悪魔のような女」(1955)が有名で「スパイ」はやや埋もれた印象。この3作品のブルーレイBOXを先日購入し、未見だった「スパイ」を見てみた。蛇足ながらブルーレイ・プレイヤー(ソニー)を昨日購入。
東西の陣営による、ある人物をめぐって繰り広げられるスパイ合戦が描かれる。
その人物は、安価に原爆を開発することができたため、原爆の争奪戦をめぐるサスペンスなっている。全体としてはまとまりに欠け、散漫な印象。モノクロの映像はメリハリがあっていいが。
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パリ郊外の精神病院の院長マリク(ジェラール・セティ)は、ニセの往診依頼で呼出され、米国戦争心理協会のハワード大佐(ポール・カーペンター)と称する男から、アレックス(クルト・ユルゲンス)という男を患者として秘密にかくまうことを頼まれた。
その代償として、病院再建費のための百万フランという大金を得た。
アレックスは国際的なある事情から身を隠す必要があり、某国側がこの人物を追っているのだという。
翌朝マリクが起きると、いつの間にか病院には、今までの使用人が姿を消して新しい看護婦や二人の得体の知れぬ男が入りこんでいた。困惑して外に出て行きつけのバーに行くと、いつものバーテンダーはおらず別の給仕がいた。しかも、その給仕は、マリクがいつも飲む酒を知っていてついでくれた。
病院に帰ると、カミンスキー(ピーター・ユスティノフ)と名乗る髭の男やクーパー(サム・ジャフェ)という小男が診察を口実に何かをさぐりにくる。
そしてその夜、黒眼鏡のアレックスが忽然と院内に入りこんできた。
マリクはアレックスを一室に閉じこめた。翌日から、病院とその周囲には正体不明の人物群のうごめいていた・・・。
ヴェラ・クルーゾー(左、監督の妻)も出演。
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チェコの作家エゴン・ホストフスキーの「深夜の患者」を原案としている。
出演者は「にがい勝利」のクルト・ユルゲンス、「最後の08/15」のO・E・ハッセ、シャンソン歌手でもあるジェラール・セティ、「歴史は女で作られる」のピーター・ユスティノフ、「悪魔のような女」のヴェラ・クルーゾー、「アスファルト・ジャングル」のサム・ジャフェ、「ロマンス・ライン」のポール・カーペンター、その他ガブリエル・ドルジア、ルイ・セニエ、ピエール・ラルケ、マーティタ・ハント、ジャン・ブロシャールなど。
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