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きのう「恐怖の報酬」(1953)を再見した。昔テレビで見たことはあるが、4Kリマスター(ブルーレイ)はインパクトがある。屋根などの横の線(=横縞模様)の光から漏れる影などのコントラストがいい。イヴ・モンタンが、職が無く、食い詰めた移民の一人を演じている。日々何もすることもなく暮らしているが、”報酬”のためニトログリセリンをトラックで運ぶという危険な仕事を引き受けることになるのだが…。
イヴ・モンタン(1921年10月13日-1991年11月9日)はイタリア生まれ。
すぐに家族とフランスへ移住。1944年に歌手エディット・ピアフに見出され、1945年に映画デビュー。1946年に出演した「夜の門」で、主題歌の「枯葉」を歌ってヒットさせたのはあまりにも有名。歌手、俳優として活躍した。
映画「恋をしましょう」(1960)ではマリリン・モンローと「さよならをもう一度」(1961)ではイングリッド・バーグマンと共演。「さよならを〜」はテレビの洋画劇場で見た。プライベートではシモーニュ・シニョレ(「悪魔のような女」)と結婚。
リアルタイムでモンタンを初めて見たのは「パリのめぐり逢い」(1967)を二番館で1969年頃。そのあと、1970年に公開された「Z」(1969)を見てから「告白」(1970)「仁義」(1970)「晴れた日に永遠が見える」(1971)「戒厳令」(1972)などを続けて見た。
■個人的なベスト5:
①「Z」…地中海の軍事国家(ギリシャ)政権で、革新系の議員「Z氏」を演じた。
②「仁義」…アラン・ドロン主演だが、渋いアル中の役で、主役を食っていた。
③「恐怖の報酬」…初期の傑作。この映画で人気俳優の仲間入り。
④「晴れた日に永遠が見える」…バーブラ・ストライサンド共演のミュージカルで、
さすがシャンソン歌手の本領を発揮。
⑤「告白」…コスタ・ガブラス監督の3部作(「Z」「戒厳令」とともに)で、厳しい
映画だったが…。
次点「パリのめぐり逢い」 (キャンディス・バーゲン、アニー・ジラルド共演)。
「Z」は1970年末の公開。日比谷みゆき座で見た。
あまりにも面白く、2回続けて見た!(当時は入れ替え制はなく、何回でも見られた。
某国(実際はギリシャ)での政治的暗殺事件を描いた映画で、現実にギリシャで起きた政治家の暗殺をモデルにしている。当時のギリシャ軍事政権の圧政に対する告発でもあった。ギリシャでは上映中止となった。そんな政治的主張を持った映画だが、エンターテイメントとしても面白く、ポリティカル・サスペンスという分野を切り開いた。
「仁義」はアラン・ドロンがヒゲで登場。イヴ・モンタン、ジャン・マリア・ボロンテなどと共演した。イヴ・モンタンは射撃の名手という役だった。
「晴れた日に永遠が見える」は、バーブラ・ストライサンドの圧倒的な歌唱力の映画だが、ミュージカルファンには記憶される映画だった。
ほかには「パリは燃えているか」「グランプリ」(三船敏郎共演)などにも多くの名優とともに出演している。
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