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fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
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1960年代の半ばから後半にかけてか、一時期青春歌謡映画というのが流行った。
歌手がヒット曲を出すと、即映画化となった。演技というほどでもなく、歌があって、青春していればよかったのだ。

御三家の一人、舟木一夫のヒット曲を映画化した「君たちがいて僕がいた」(1964 ,未見)には、千葉御大(千葉真一,サニー千葉)が出演していた。本間千代子がキュートだったな。千葉真一はテレビの「七色仮面」シリーズのヒーローだった!




Yahooブログも終了が近くなっているが、懐かしの映画などをやみくもにアップ、破れかぶれ?(笑)。

御三家には入らなかったが三田明の「美しい十代」も。


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                                            三田明(左)


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キャッチ22」(原題:Catch-221971)を劇場で見て以来数十年ぶりに再見した。
人間の愚かしい戦争をパロディ化しながらも、人間だけが有する豊かな生命力、人間愛を謳い上げた作品。監督は「卒業」のマイク・ニコルズ

1961年に発表されたジョセフ・ヘラーの原作をバック・ヘンリーが脚色、撮影はデイヴィッド・ワトキン音楽はリヒァルト・シュトラウス作曲の「ツァラツストラはかく語りき」が挿入されている。
 
”キャッチ22”の「キャッチ」とは”落とし穴”(字幕)あるいは”ジレンマ”のこと。
軍規22項の運用で、狂気に陥ったものは自ら請願すれば除隊できる。ただし、自分の狂気を意識できる程度ではまだ狂っているとは認められない、としたもの)から来ている。 まさに”盾と矛”の矛盾した状況が様々描かれるブラックコメディ戦争映画で、同じ時期に公開された映画「M★A★S★H(マッシュ)」と比べられることが多い。

堂々巡りの状況(=キャッチ22)での戦争を、混乱した時間軸のなか幻想ともユーモアともつかない独特の筆致で描いた戦記風の物語。 狂気の戦争、戦争の狂気を描く。
 
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・・・
パイロットのネイトリー(アーサー・ガーファンクル)の声をイヤホーンに受けたヨサリアン(アラン・アーキン)は、負傷した新兵の射手スノードンの救助に機関銃庫へ向かった。
 
血まみれになってうめく悲惨な光景はヨサリアンの眼瞼に焼きついて、その後何度となく夢に浮かびヨサリアンを悩ました。神経がまいったヨサリアンは、ダニーカ軍医(ジャック・ギルフォード)に交渉して、病気を理由に軍務を免れようとした。
 
しかしこれは失敗した。隊長のキャスカート大佐(マーティン・バルサム)は典型的な職業軍人で、出世欲、名誉欲深く、副官のコーン中佐(バック・ヘンリー)と結託して部下の出撃ノルマをふやし続けた。
 
部下のほうもしたたか者ぞろいで、4回も撃墜されても兵器なオーアや、軍事物資を横流ししてM・M興業なる怪しげなヤミ屋をやっている、マインダーバインダー中尉(ジョン・ヴォイト)らがいた。

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島の野戦病院の看護婦の、中でも色っぽいダチット(ポーラ・プレンティス)や、ドリードル将軍(オーソン・ウェルズ)が同伴してきた婦人将校のグラマーぶりに、味気ない軍隊生活を送るヨサリアンたちの心は千々に乱れるのだった。
 
休暇をローマで過ごしたヨサリアンは、軍に復帰すると数々の奇行で軍規に反抗した。素っ裸で勲章授賞式に出席したり、戦友の葬式にも裸で樹の上から出席したり
 
ある晩、突然基地はドイツ空軍の猛爆撃を受けた。
その爆撃を指揮していたのは、なんと指令塔のマインダーバインダーだった。
エジプト綿の売り先に困って、事もあろうにドイツ軍と取引したのだった。
 
ヨサリアンは怒って隊長、副官を殺そうとしたが失敗した。
謹慎をくらったが抜け出し、ローマに向かったヨサリアンは、戦死したネイトリーの恋人と会ったが、彼女はヨサリアンが犯人だと勘違いして、狂ったように泣き出した。

絶望したヨサリアンはMPに連れ戻された。隊長らは、手に余るヨサリアンを英雄に祭り上げて送還することを考えた。
 
帰国を望むヨサリアンを逆利用して、自分の部隊の功績を宣伝しようというのだ。
気がとがめながらも飛行場に入ったヨサリアンは、突然背後から刺された。

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            背後にいた人間(親友の恋人=右)に刺されるとは・・・。

犯人はネイトリーの恋人だった。
ヨサリアンはうめいて倒れた、入院したヨサリアンの気持はうつ然としていた。
 
戸外ではヨサリアンの栄光の帰国の歓送予行演習の真最中である。
見舞いにきたダンビー少佐(リチャード・ベンジャミン)とタップマン従軍牧師(アンソニー・パーキンス)の話は驚くに十分な事件だった。

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               タップマン従軍牧師(アンソニー・パーキンス)

出撃中に撃墜されて死亡したと思われていたオーアが、ゴムボートでスウェーデンに流れついたというのだ。度重なる墜落は、そのリハーサルだった。「やりやがったな!」ヨサリアンは病院を飛び出して海辺は走った。
 
もちだしたゴムボートで、彼は力一杯こぎ出した。
地中海へ、スウェーデンへ、人間の住んでいるところへと・・・。
 
・・・
イタリアが舞台で、軍人相手の娼婦が多数登場。
オーソン・ウエルズ扮する将軍の情婦を演じるグラマー女性が”足を組みかえるシーン”(あのシャロン・ストーンのシーンよりもエロティック)や、モンロー・ウォークなども兵隊の目を釘付けにするところがおかしい。

戦場という極限状態(戦争は描かれないが)における「正気」と「狂気」のバランスを崩した軍人たちの異常ぶりを描いているところが面白い。

精神の異常をきたした主な軍人たち:
○空軍殊勲賞授与式に丸裸で出席、裸で木に登るもの・・・アラン・アーキン
○パラシュートを売って金儲けを始めるもの・・・ジョン・ヴォイト
○他者の足を引っ張ることしか考えていない将軍・・・オーソン・ウエルズ
○墜落した飛行機の搭乗名簿にのっていたばかりに死人として扱われる軍医…リチャード・ベンジャミン
○年上のイタリア人売春婦に夢中になるもの
○ひたすらに死を恐れ上官の暗殺をくわだてるもの
○卵を7セントで仕入れて5セントで販売する食堂担当者

監督:マイク・ニコルズ
製作:マーティン・ランソホフジョン・キャリー
原作:ジョセフ・ヘラー
脚本:バック・ヘンリー
撮影:デヴィッド・ワトキン
出演:
アラン・アーキン:ヨッサリアン大尉
マーティン・バルサム:カスパート大佐
リチャード・ベンジャミン:ダンビー少佐
アート・ガーファンクル:ネイトリー大尉
アンソニー・パーキンス:従軍牧師タプマン
ジョン・ヴォイト:マイロ・マインダーバインダー中尉
オーソン・ウェルズ:ドリードル将軍
ジャック・ギルフォード:ダニーカ軍医
ボブ・ニューハート:メイジャー・メイジャー少佐
マーティン・シーン:ドブス
ポーラ・プレンティス:ダケット看護婦
バック・ヘンリー:コーン中佐
ボブ・バラバン:オーア大尉
マルセル・ダリオ:娼館の老主
チャールズ・グローディン:アーフィー(アードヴァーク大尉)
オリンピア・カルリージ:ルチアナ
エリザベス・ウィルソン:戦友の母
ノーマン・フェル:トーサー軍曹
セス・アレン:ハングリー・ジョー
ジーナ・ロベール:ネイトリーの彼女
フィリップ・ロス:フィル・ロス医師

☆☆☆☆ (隠れた名作)



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             JR大宮駅構内は日曜日ともなると大賑わい。

きのうは知り合いが大宮駅まで来るというので会いに行ったが、大宮駅は今や”新宿駅”か”上野駅”並みの賑やかさだった。東北(福島・青森など)、中越(新潟など)の要となる駅で、駅前東口も大工事の建設ラッシュとなっている。

大宮は埼玉県の中では、飛び抜けた都会で、埼玉の中の田舎の住人は、大宮に行く=都会に行く、ということのようだ。都内の池袋まで電車で湘南新宿ラインなら、浦和・赤羽・池袋と3駅で20分。池袋の次が新宿で30分。都内とはいえ東京のはずれの”赤ぬけない”赤羽(あかばね)などよりはよほど大都会と言えるかもしれない(笑)。

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