映画「めぐり逢い」(原題:An Affair to Remember、1957)は、レオ・マッケリー監督の作品だが、1939年に監督した「邂逅」(原題:Love Affair、1939)のセルフリメイク作品。邂逅は「かいこう」と読むが「めぐりあい」とルビがあった。思いがけなく出会うこと。めぐりあいのこと。シャルル・ボワイエ、アイリーン・ダン主演だった。
「邂逅」と「めぐり逢い」はどちらも甲乙つけがたい名作。
1993年のノーラ・エフロン監督の「めぐり逢えたら」はこの作品をモチーフにしている。トム・ハンクス、メグ・ライアン主演だった。さらに、1994年にはウォーレン・ベイティ、アネット・ベニングのコンビで「めぐり逢い」(Love Affair)としてリメイクされた。
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1957年版「めぐり逢い」の主題曲”An Affair to Remember”は、劇中テリー役のデボラ・カーが歌っているが、全曲をマーニー・ニクソンが吹き替えている。
マーニー・ニクソンは、「ウエストサイド物語」のマリア(ナタリー・ウッド)、「王様と私」のデボラ・カー、「マイ・フェア・レディ」のイライザ(オードリー・ヘプバーン)などの歌を吹き替えている。映画製作会社は、女優などに吹き替えをバラさないという契約書にサインをさせたという。言ってみればゴーストライターならぬゴーストシンガーだった。
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エンパイヤステートビルで待ち合わせをしていた相手の女性が、連絡もなくなぜ来られなかったかを後から知るプロセスがハンカチなしでは見られなかった(笑)。すれ違いメロドラマ(ソープ・オペラ)としては「哀愁」があるが、負けず劣らずの原点のような作品だった。
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