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デジタルリマスター版で、50年以上前の映画だが、画面がくっきり。昨年(2016年)オリンピックが開かれたリオ(・デジャネイロ)の当時の背景など興味深い。
アラン・ドロンと並んでフランス映画界で人気を二分した大スター、ジャン=ポール・ベルモンド主演。
モンキー・パンチはこの映画をみてルパン三世を作ったと言われるが、そのことを知らずに見て、あとから知ったがまさにルパン三世そのもの。サル顔のベルモンドがモデルとあっては、ルパン三世も納得。
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基本は誘拐されたヒロインを追いかけているだけだが、とにかくひっぱり回され、それでいながら軽やかにコミカルに、スタイリッシュにノー・スタントでベルモンドが動き回る。
あらゆる乗り物に乗り、様々な騒動を起こし、あるいは巻き込まれたり巻き込んだりする。軽快な南米音楽アクションをミックスした冒険活劇コメディ。
ヒロインを演じるのはフランソワーズ・ドルレアック。
これまた峰不二子感のあるアンニュイにあふれ、チョイワル美女。ドルレアックは、カトリーヌ・ドヌーブの姉で、「ロシュフォールの恋人たち」で姉妹で共演したが、1967年に、交通事故で急死。25歳だった。
出演は、ほかに初代ボンド・ガールのウルスラ・アンドレスがお色気担当。後に「髪結いの亭主」で存在感を見せつけるジャン・ロシュフォールも出演。
【ストーリー】
フランス航空兵アドリアン(ジャン・ポール・ベルモンド)は八日間の休暇に胸をふくらませてパリへやってきた。パリには、フィアンセのアニェス(フランソワーズ・ドルレアック)が待っているのだ。
そのころパリでは博物館の守衛が殺され、アマゾンの小像が盗みだされていた。
調査が開始され、考古学者カタラン教授(ジャン・セルヴェ)が呼びだされた。
教授の話によると、この小像は、三年前に教授とビレルモザ氏、およびブラジルのディ・カストロ氏の三人が奥地探検を行ない発見したもの。 三人は三個の小像をそれぞれ一個ずつ保管し、カタラン教授は自分の像を博物館に寄付したのだった。
またビレルモザ氏は探検後に死に、現地リオのある場所に像の一つをかくしていた。この事件を知ったビレルモザ氏の娘アニェスは、さっそく現場にかけつけた。アニェスは小像の秘密を知っていたのだ。
しかし、そんなときカタラン教授が、何者かに連れ去られ、さらにアニェスまでが誘拐されてしまった。ちょうど、そこにきあわせたアドリアンは、連れ去られるアニェスの姿を見つけ、必死に後を追った。
アニェスを連れた男は飛行機でリオに飛んだ。アドリアンも、とっさの機転で、飛行機に乗りこみ、そのまま後を追った。リオに着いたアドリアンは、土地の少年の助けを得て、アニェスをとりもどした。
小像のありかを知るアニェスの手引でアドリアンは小像をみつけだした。
しかし、それもつかの間、例の男たちが現れ小像を奪われてしまう。残る一つは、カストロ氏が持っているのだ。
アニェスとアドリアンはブラジリアに向った。そして途中、二人は“敵”にかこまれたカタラン教授をみつけ、救出に成功した。しかしこのカタラン教授こそが、この事件の主謀者だったのだ。
カタランは二人のすきをみて、カストロを殺害し、小像を奪い、さらにアニェスをもさらって逃走した。目的地に着いたカタランは、財宝の所在を知ると夢中で発掘した。
追ってきたアドリアンは、そのすきにアニェスを助けだした。
その時、森林をゆさぶる大爆発が起った。カタランは財宝とともに生埋めになり、アドリアンはアニェスと共に森林を脱出した(MovieWalker)。
監督:フィリップ・ド・ブロカ
製作国:フランス、イタリア
出演:ジャン=ポール・ベルモンド、フランソワーズ・ドルレアアック、ウルスラ・アンドレス、ジャン・ロシュフォール、ヴァレリー・ラグランジェほか。
時間:115分 眉間にしわを寄せて、タバコをふかす伊達男のAで始まるライバルとは全く異なるようだ。
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