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主演は「激怒」「丘の一本松」などのシルヴィア・シドニーと「月は我が家」「丘の一本松」のヘンリー・フォンダ。
共演は、「ギャングの家」のバートン・マクレーン、「鉄人対巨人」のジーン・ディクソン、「ロイドの牛乳屋」のウィリアム・ガーガン、「宝島(1934)」のチャールズ・チック・セールほか。
自動車強盗2回、銀行強盗1回と計三度の刑務所生活を送ってきた主人公が、今度こそ堅気の仕事につこうとするが、前科者のレッテルから、雇い主から拒絶され、運悪く現金輸送車の犯人の濡れ衣を着せられてしまう。そこから再び歯車が狂い始めて、新婚の妻と逃亡生活に。その後の「俺たちに明日はない」の原型のような映画だった。
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恋人ジョーン(シルヴィア・シドニー)と官選弁護士スティーヴン・ウィットニー(バートン・マクレーン)が運動したおかげで、前科三犯のエディ(ヘンリー・フォンダ)は保釈出獄を許される。
ドーラン神父(ウィリアム・ガーガン)に送られ自由の身となったエディは、ウィットニーの世話である運送会社のトラック運転手となる。
ジョーンの姉ボニー(ジーン・ディクソン)は、妹のジョーンがエディと結婚することに反対し、彼女に恋をしているウィットニーと結婚するように勧めたが、ジョーンは即日エディと式を挙げてしまう。
前科者と蔑む世間の冷たい眼は冷たい。
そんな世間から苦しめられながらも、二人に幸せな日が続いていた。
郊外に庭園つきの小住宅を月賦払いで買うことになり、そこへ引移った日、エディの雇主は遅刻を理由に、非情にも彼をクビにする。
なんとか職を見つけようと狂ったように町をさまようエディだが、前科者の烙印がどこまでも前途を妨げた。その頃、毒ガスを用いて銀行を襲撃し、現金を積んだトラックを奪取した怪盗がいた。
乗り捨てた自動車には、エディの頭文字の入った帽子が残されていた。 直ちにエディ逮捕の網が張られる。エディはジョーンに帽子は盗まれたので身に覚えがないことを告白し、逃走しようとした。
しかし、ジョーンは無実を証明するため自首を勧める。 そこへ警官が現れて彼は捕縛され、裁判の結果死刑が宣告された。 執行の当日、エディは囚人マグシイの助けを得て自ら負傷して病室に移された時、医師を人質に脱獄を計った。
その時、銀行破りの真犯人がトラックもろとも河中に転落水死しているのが発見され、エディの釈放状が届いた。ドーラン神父は拳銃を構えたエディのもとへその知らせを持って近づくが、彼は官憲のトリックと思い、神父を射殺して逃走する。
ウィットニーは、ジョーンに自分の車を提供して二人を逃がす。 神父を殺した悔恨に悩みながら、二人の長い逃避行が続く。
野に伏し山に寝て、その中にジョーンには赤ん坊が生まれた。 秘かに子供をウィットニーとボニーに托した二人は、ようやく国境近くまでたどりつく。その時、警官隊に発見され、抱き合ったまま銃弾を浴びて崩れるように倒れるのだった(MovieWalker、一部加筆)。
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「007は二度死ぬ」の原題(You Only Live Twice)と紛らわしい。
こちらはYou Only Live Once(一度だけ生きる)。
シルヴィア・シドニーという女優は1929年に「疑惑晴れて」で本格的に映画デビュー。その後はフリッツ・ラング、アルフレッド・ヒッチコックといった巨匠監督の映画に続々出演。
特にフリッツ・ラング監督からは重要視されていたようで、何本かの主要作品に出演。1973年にはアカデミー賞にノミネートされ、その演技は高く評価された。作家としての才能も発揮、1970年代に本を出版。晩年はティム・バートン監督などの映画に出演し、年を重ねてもその健在ぶりを発揮した。1999年に88歳で亡くなるまで約70年間映画で活躍した。ヘンリー・フォンダが映画デビュー3年目で30歳前後で若い。
主な出演者:
ジョーン・グレアム:シルヴィア・シドニー
エディ・テイラー:ヘンリー・フォンダ
スティーヴン・ホイットニー:バートン・マクレーン
ボニー:ジーン・ディクソン
監督:フリッツ・ラング
製作総指揮:ウォルター・ウェンジャー
脚本:ジーン・タウン、C・グレアム・ベイカー
音楽:アルフレッド・ニューマン
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