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fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
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書庫▶邦画2010〜17年

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2010年以降の邦画で、かなりツボだったという映画を「邦画ベスト10」として選んでみた。基準は単純に「面白かった」で、映画賞とは無縁の映画や異色作が多い。
コメント一言(50字以内)。
 
【1】「イニシエーション・ラブ」(2015)監督堤幸彦

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★80年代の懐かしの音楽に乗せて、伏線をめぐらし回収、
最後の5分にあっと驚くどんでん返し。

【2】「横道世之介」(2013)監督:沖田修一

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★今はなき横道世之介高良健吾)との思い出を与謝野祥子
吉高由里子)が回想。祥子のお嬢様言葉がグー。

【3】「贖罪」(しょくざい、2012)監督:黒沢清

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★子を見殺しにされた小泉今日子が、子供の友だちだった
蒼井優小池栄子安藤サクラ池脇千鶴の4人を責める。

【4】「ビリギャル」(2015)監督:土井裕泰

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★成績ビリの女子高生が、予備校講師のアドバイスで一念発起、
現役合格を勝ち取る姿を有村架純が熱演。

【5】「百円の恋」(2014)監督:武正晴

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引きこもりのニート生活のアラサー女子(安藤サクラ)が、
ボクシングを通して、自身の未来を切り開く。

【6】「湯を沸かすほどの熱い愛」(2016)監督:中野量太

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死にゆく母宮沢りえの熱い想いと、想像もつかない
驚きのラスト涙と生きる力がほとばしる家族の物語。

【7】「淵に立つ」(2016)監督:深田晃司

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★人間の奥底の闇を描いた、ほぼホラー映画で、
無表情で隠された狂気をもつ浅野忠信が圧巻。

【8】「凶悪」(2013)監督:白石和彌

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獄中の死刑囚ピエール滝が告発した殺人事件の
真相を記者が追う実話ベースの社会派サスペンス。

【9】「愛と誠」(2012)監督三池崇史

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70年代の音楽を中心としたエンタメ・ミュージカル。
安藤サクラ・女番長とお嬢様・武井咲が見どころ。

10】「HK/変態仮面」(2013)監督:福田 雄一

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人を食ったような名前の色丞狂介鈴木亮平)が、
パンティをかぶって、人助けをする抱腹絶倒映画。
 
【その他、圏外】
桐島、部活やめるってよ」(2012)
「紙の月」(2014)
「鍵泥棒のメソッド」(2012)
「アウトレイジ」(2010)「〜ビヨンド」(2012)
「さんかく」(2010)
「冷たい熱帯魚」(2010)
「後妻業の女」(2016)
「殿、利息でござる」(2016)
「闇金ウシジマくん」(2012)
22年目の告白 −私が殺人犯です−」(2017)
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「告白」(2010)
「悪人」(2010)
「ジャッジ!」(2014)
「舟を編む」(2013)
「ストロベリーナイト」 (2013)
「わが母の記」(2012)
「シン・ゴジラ」(2016)
「今度は愛妻家」(2010)
「夢売るふたり」(2012)
「八日目の蝉」(2011)


※ちなみに最低映画は「R100」(2013)。カネ、かえせぇ〜!



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アズミ・ハルコは行方不明(2017)を見た。
ある地方都市在住の、27歳の独身OL安曇春子(蒼井優)が突然行方不明となり、同時期に発生した「キルロイ」と呼ばれる若者が描くグラフィティ・アートや、女子高生ギャングが男性を襲撃する事件などとの関連を軸にストーリーが展開される

久々に蒼井優が、殻をぶち破ったような、憂いを秘めた役どころでよかった。
高畑充希は、舞台で鍛えていているだけあって存在感がある。

独身OL安曇春子が突然姿を消した街を舞台に、彼女が消えるまでと消えた後の時間を交錯させながら、現代女子の生き様をスリリングに描くポップなエモーショナルあふれる青春映画。時間軸などをとらえてみないと、場面が錯綜しているのでややわかりにくい。

監督は「アフロ田中」(2012) 「男子高校生の日常(2013) 「自分の事ばかりで情けなくなるよ」(2013)などの松居大悟で、現在32歳だがすでに数本以上の劇映画を撮っている。

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・・・
安曇春子(蒼井優)は、地方都市にある家族経営の零細企業に勤める27歳のOLです。実家で、両親と祖母と住んでい
 
実家では祖母の介護のストレスがたまった母と折り合いが悪く、勤務先の会社では、社長(国広富之)から毎日セクハラ(「女は早く結婚しろ!」)などの暴言を浴びてうんざりする毎日。毎日の生活に嫌気がさしながらも、退職する訳にもいかず、鬱々としてい
 
ある時コンビニでバイトする幼馴染の曽我雄二(石崎ひゅーい)と再会し、淡い記憶を取り戻
 
ある日、仕事の帰り道に公園から出てくる女子高生軍団とすれ違が、なんとなく覗いてみると曽我雄二が怪我をして倒れていた。なんとその女子高生軍団は、曽我雄二を無差別襲撃していたのだ・・・
 
・・・
春子と雄二は、その後いい関係になっていく
一方、安曇春子の勤務先は社長と専務ともう一人37歳の女性社員、吉澤ひろ子(山田真歩しかいないが、吉澤が不在の時は、社長と専務は吉澤の悪口ばかりを言う。そこでも差別用語やセクハラ発言ばかり。

実は、吉澤は、社長と専務があっというほどの切り札をもっていたのだ・・・。
春子は手取り13万円、吉澤は17万円の月給で、社長と専務は、それぞれ月給100万円ということで、不満を持つ。
 
・・・
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安曇春子のストーリーがレコードのA面とすると、一方B面ともいうべき別の話が進行。同じ街に住む元キャバクラ嬢の20歳の木南愛菜(AINA、高畑充希)は、成人式をきっかけに中学校の同級生の富樫ユキオ(太賀)と再会し、付き合いが始ま。富樫ユキオは、ふらと入ったレンタルビデオ店で、同じく中学校同級生の三橋学(葉山奨之)と再会。
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2人は「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」というグラフィティ・アートの映画を見て、自分たちもアメリカの有名な作家の名前を取った「キルロイ」というチームを結成する
 
2人は、グラフィティ・アートを街に描き出すが、何とそれが行方不明になった「安曇春子」の尋ね人ポスターをモチーフにしたものだった
 
さらにもう一方では、女子高生ギャング軍団が、LINEで男性を呼び出しては襲い、金品を奪うという強盗事件が巷を騒がせていた。
 
木南愛菜は、ひょんなことから富樫ユキオに「ただのセックスフレンド」と思われていることを知り、落ち込
 
ある日、富樫ユキオと三橋学は、地元の女子高生との飲み会の待ち合わせにファミレスの駐車場にい(木南愛菜も浮気を疑って陰で様子を見)。
 
すると、突然、女子高生ギャング団が三橋学を襲い、殴る蹴るの暴行を働くと、富樫ユキオと木南愛菜は驚いて逃げ出し、いったんは「キルロイ」は解散。
 
しかし、三橋学は1人でグラフィティ・アートを続けていて、地元の芸術祭で出店することにな
 
準備中にまた富樫ユキオが合流し、芸術祭を機会にアーティストとしての成功を目論見が、結果的に芸術祭には客が全然訪れず、田舎の現実に直面した2人は今度こそ本当に「キルロイ」の活動を終了するのだった
 
木南愛菜は芸術祭のポスターから「キルロイ」の出展を知り、自分が誘われなかったことに怒。夜に芸術祭の会場に忍び込み、展示物を焼いたり壊したりする。さらに、酔っていたためその場で眠り込んでしま
 
朝起きると正気に戻った木南愛菜は、会場を抜け出しコンビニに向かうと、キャバクラでの先輩である今井えり(菊池亜希子)と、自分たちがモチーフとしていた安曇春子に出会
 
安曇春子は失踪後、杉崎ひとみの結婚式で再会した同級生の今井えりと一緒に暮らしていたの。3人と今井の一人娘は海へと向か
 
ラストでは、街の映画館に集まる女子高生ギャング団を警官が取り囲
女子高生ギャング団のリーダーが「指鉄砲」を撃つと、なんと前に立っていた警官は倒れてしま
 
こうして次々と指鉄砲で警官を倒していき、最後にギャング団のリーダーから安曇春子は「一緒に来る?」と誘われが、「もう女子高生ではない」と断り、映画は幕を閉じ
 
・・・
地方では、女性が一定の年齢になって独身でいると、会社などでは、若い女性に会社に来てもらいたいと考える。37歳の女性事務員・吉澤が、社長と専務に「フランス人(アフリカ系ということはいわずに)と結婚することになった」と告げると社長と専務はグーの音も出ないほど驚くところが面白い。

27歳の春子も、社長から「結婚しないの?」など常々セクハラ、差別的言葉をを言われてきたが、あるとき社長がいつものように「彼氏できた?」と聞いてきたときに「できました」と答えると、社長も言葉がでなかった。
 
木南愛菜(畑充希が、男たちに対しての復讐として「やられたからやり返したい」というと、安曇春子(蒼井優は、「(自身が)豊かな生活になることが復讐だ」という。高畑充希が、はじけた演技で印象的。一方、蒼井優も、くたびれたような表情や、横顔のまばたきの動きだけで表情を感じさせる演技もすごい。
 
蒼井優の主演映画としては「フラガール」「百万円の苦虫女」などがあるが、「アズミ・ハルコは行方不明」も代表作の一本といえそうだ。

 
 ☆☆☆
  
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トリハダ 劇場版」(2012)を見た。いろいろな意味で意表をつかれた映画だった。

劇場版というからには、ドラマがあったようだが、それも知らず、まったく予備知識なしで見たら、引き込まれた。元来、ドラマは、ホラー・オムニバスシリーズ「トリハダ〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」として、2007年〜2009年にかけてシリーズで深夜に放送された。カルト作品と言われているようだ。

ホラー映画だが、メインの話があって、同時にオムニバスのように6つのサイドストーリーが並行して描かれ、一部がつながっていくところの構成はうまい。
 
・・・
ざっとした内容は以下のとおり。これから見る人はスルーしてください

イメージ 2家電メーカーのコールセンターに勤務する高林ひかり(谷村美月)は、上司の健二と不倫関係にある。職場では今日もクレーム処理に追われ、電話ごしに苛立った女の声で「お前はバカか。謝ることしかできない能なしか」などと罵声を浴びている。それは毎日掛かってくるクレーマーからの電話だった。その日も後輩の美香に頼まれ、頻繁に電話してくる中年女性、宮脇和世からのクレーム対応に疲れ果てて帰宅すると、ふと隣の部屋の表札が“宮脇和世”である事に気付く・・・。
  
■「見えざるものの中にある真理
近所のトランクルーム(レンタル倉庫を使っている一人の女性・由美子(木南晴夏。倉庫の中に自宅の鍵を忘れた事に気づき、取りに戻った由美子の目に映ったのは、勝手に倉庫を開けようとしている不審な男。由美子は鉄パイプで男を撲殺。由美子は行方不明の女児・篠田綾はじめ複数の遺体を貸し倉庫に隠していた。その後、貸し倉庫の中には、大きなキャリーバッグが4つに増えた。
 
■「異常な愛情と執念の6日間
イメージ 5不在表があったと、横田(笹野鈴々音:りりね:強烈!)という女性から宅配業者の男・孝史古川雄輝に連絡が来た。部屋のドアを開けると、妙に小柄で能面のような顔の女性が荷物を受け取った。その日から、6日間に及ぶ彼女の付きまとい行為が始まる。そのしつこさ、恐ろしさは強烈で省略(笑)。
 
■「好奇心から生まれる想像と漆黒
イメージ 4夜のバスに乗る会社員・良和(野間口徹)は、前の席の女子高生(入来茉里の携帯メールが目に入る。ヨシキという男とのラブラブメールに好奇心を触発された良和は、メールを盗み見。メールは女性殺害と死体遺棄の内容になり、良和ははらはらする。その時私の携帯覗いてる後ろのオヤジ、ウザイ覗き見しているのがばれていたのだ。ヨシキ同じバスに乗り合わせていた女子高生の隣の男で、良和は始末されそうになる

■「理想と現実の相違からなる闇
イメージ 3引越ししてきたばかりで、理想が高い女・葉子(佐津川愛美は隣人男性の訪問を受ける。隣人の男からシチューのおすそ分けが届けられる。男に好意を持った葉子はそれを食べるが、翌朝その鍋からは異常なものが出てきた。テレビでは、殺害されたと思われる女性の頭部が発見され、舌が切り取られていたというニュースが流れていた。まさに、その舌が混じっていた。翌日隣人と会った葉子は礼を言が、隣人は別人だった。隣人男は一体・・・?
 
■「自身に降り掛かった悪夢と結末の相違
小森夕子(石橋杏奈のポケットに「30」と書かれた丸めた小さな紙が入っていた
それは13」「12」「11」と日を追うごとに数が減っていき、やめてくれ」「変態!」というメモを入れたところ、状況はさらにひどくなった。恐怖を感じた夕子は友人に付き添われ、部屋を出ることにする。嫌がらせは止まらず郵便受けなどにも入。女友達・かえでが夕子の郵便受けを開けると、その瞬間にボウガンを額に受けるのだったかえでが身代わりとなり、自分でなくてよかったと一瞬ほくそ笑む夕子。
 
■「誘惑と疑念の葛藤と脅迫
真貴子(白羽ゆり・健二に対し”浮気したら殺す”と、毎朝告げる。
夫は実際に浮気をしているので、慌てて仕事に向かう。ある日真貴子に掛かってきた、奇妙でしつこいセールス電話。それは、ライフスタイルカウンセリングというもので、真貴子と健二の家族構成などを知っている。やがて、その内容が夫殺害を依頼しろというようにに変わっていく相手は夫の不倫相手・ひかりだった。
 
・・・主人公・ひかりに対するクレーマーが、ひかりの隣人だったとわかる。
なぜ、隣人がしつこくクレームの電話をしていたかが、後から分かる。怖っ!

隣人を殺害してしまったひかりは、不倫相手の上司である健二を部屋に呼び出す。その後のひかりの行動は誰も知らない。ひかりは投身自殺を図ったのだ。ただ、浮気したら殺す、と夫に告げていた主婦真貴子の口座には、1億円近い多額の生命保険が振り込まれていた。映画の冒頭と同じ、真貴子の鼻歌♪が聞こえる。

主な出演:
高林ひかり(谷村美月)、由美子(木南晴夏)、葉子(佐津川愛美)、小森夕子(石橋杏奈)、女子高生(入来茉里)、美香(宮崎美穂)、中村真貴子(白羽ゆり)、良和(野間口徹)、宮脇沙世(松本じゅん)、中村健二(小林高鹿)、孝史(古川雄輝)、ヨシキ(菊田大輔)、横田(笹野鈴々音)
 
・・・
 続編の「トリハダ2」も見なくては・・・。

☆☆☆

  
  
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聖(さとし)の青春」(2016)を見た。
昨年(2016年)の東京国際映画祭のクロージング作品。第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞(松山ケンイチ優秀助演男優賞(東出昌大を受賞。
 
1998年8月8日に29歳の若さで亡くなった棋士、村山聖の生涯・生き様を描いている。松山ケンイチ主演の人間ドラマで、病と戦いながら、将棋に全人生をかけ、全力で生きた村山の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルとの友情とともに描く。
 
松山が体重を増やして別人のようにふっくらした容貌で村山を演じ、東出昌大も村山の最大のライバル、羽生善治を徹底した役作りで演じているのが見所
 
・・・
幼い頃から腎臓にネフローゼという難病を抱えていた村山聖(さとし)(松山ケンイチは、入退院を繰り返す中で、父から教わった将棋に夢中になる。
 
やがてプロ棋士を目指すようになり、森信雄リリー・フランキーに弟子入り。15歳の頃から10年間森師匠と同居、師匠に支えられながら将棋に打ち込んでいった。
 
1994年、七段になった聖は将棋界最高峰のタイトル名人を狙い、森師匠のもとを離れ上京しようとする。家族や仲間は反対する中、将棋にかける聖の情熱を見てきた森師匠は、彼の背中を押す。
 
東京で荒れた生活をする聖に皆あきれるものの、聖の思いを理解し陰ながら支えていく。前人未到の七冠を達成した同世代のライバル・羽生善治を猛烈に意識する一方で憧憬も抱く聖。名人位獲得のため一層将棋に没頭し、快進撃を続けていくが、彼の体をガンが蝕んでいた。それでも医者の制止を聞かず、聖は将棋を指し続けるMovieWalker)
 
・・・
29歳の若さでこの世を去った村山聖(さとし)は、羽生善治(1996年2月14日将棋界で初の7タイトル独占1996年当時のタイトル数は7を達成)の好敵手として、対戦成績は6勝8敗だった
 
村山聖の人物像、生き様が見事に描かれたいた。病(膀胱炎からステージ3Bの腫瘍)があり、医者からの再検査の連絡も無視していたが、医者から、手術をしなければ、持って3ヶ月、手術をしても1年間は将棋を指せないと宣告される。
 
村山と羽生との交流、会話がこの映画のキモかもしれない。
七段となった村山は、羽生との将棋で勝つ。村山は羽生に聞く。「なぜ私たちは将棋を始めたんでしょうね」。「あなたに負けたことが一番悔しい」と羽生。「負けたくない?」(村山)。「それが全てだと思います」(羽生)。
 
村山は続ける。「羽生さんの見える海はみんなと違うでしょう。」羽生は「海の深海が怖い時がある。そこに行ったら、戻ってこれない気がする。ただ、村山さんとだったら大丈夫な気がする。いつか行ってみましょう」と。
 
村山聖は、とにかく1位にこだわる性格。まわりの棋士たちには「羽生さんを倒さないと意味がない。羽生さんに勝つのは20勝の価値があるんです。将棋は殺し合いなんじゃ」と。アルコール依存症のくらいに酒を飲み、不健康で不衛生な環境で生活している。家の中はぐしゃぐしゃ。
 
師匠の森信雄リリー・フランキー)から飲み屋で奢られた時に、いくらだったかと払おうとするが、森が断ると紙幣を破って捨ててしまうという行為に及ぶ。まわりが、やめさせようとすると「死ぬ人間には金なんか意味がない。勝って名人になるんじゃ」だった。
 
村山聖の食に関するこだわりも強い。「牛丼は吉野家、シュークリームはミニヨン(広島ケーキ)、とんかつはみっちゃん、カツ丼は徳川、でなければ意味がない」と何度も言う。「東京のうどんはまずい」とも。おいおい、それは言い過ぎでは?(笑)。

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吉野家・牛丼(左)と、とんかつ・みっちゃん。
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シュークリーム・ミ二ヨン
とカツ丼徳川

 
将棋の駒の動かし方や、駒の特徴、持ち時間などある程度の知識がないと、理解しにくいところがあるかもしれない。持ち時間がなくなると、「1分以内」で指さなければならない。

残り1分になると、30秒・40秒・50秒、1・2・3・4〜と声がかかる。追い込まれていく状況となりギリギリ残り数秒のところで、駒を動かす、というのが繰り返される。1手を打つのに2時間、3時間と掛かる一方、最終的には数秒で指していくという圧迫(緊迫)感。
 
現在の将棋界で”羽生世代”(年齢は40代後半)をリードしている羽生を演じている東出昌大が、時々テレビの対局で見る羽生の表情、癖などを見事に演じているのが印象に残る。村山聖の実物写真を見たが、ソックリで松山ケンイチにとっても代表作の1本になったようだ。

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                    生名人本人(左)と東出昌大

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主な出演者:
村山聖: 松山ケンイチ
羽生善治: 東出昌大
森信雄(聖の師匠): リリー・フランキー
聖の母・トミ子: 竹下景子
弟弟子・江川貢:染谷将太
病床の村山をサポートするプロ棋士・橘正一郎:-安田顕
東京にきた聖と交流するプロ棋士・荒崎学:柄本時生
井守鶏三 :遠藤たつお
聖の父・伸一 - 北見敏之
「東京の師匠」として村山を支える将棋連盟の職員・将棋雑誌編集長・橋口(モデルは原作者の大崎自身):筒井道隆

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高台家の人々」(2016)を見た。
「ごくせん」「デカワンコ」などで知られる漫画家森本梢子(もりもとこずえこ)による傑作コメディマンガ「高台家(こうだいけ)の人々」実写化
 
妄想癖のある地味で冴えないOL・綾瀬はるかと、テレパシーで人の心が読めるという能力がある、名家のイケメンエリート・斎藤工が繰り広げるラブコメディー。2016年6月に公開された。
 
妄想ファンタジー・コメディで、かなりありえない展開も含まれ、水泳が得意といっても、ドーバー海峡をイギリスまで泳いで渡るというのは・・・笑。
 
・・・
30歳の地味なOL平野木絵(ひらの・きえ、綾瀬はるか)は、いつものように妄想をして過ごしていた。木絵の妄想は、たとえば会社をさぼりたい時に「会社が謎の集団に占拠されて機能停止になって」などといったくだらないショートストーリーを思い浮かべるというもの。
 
ある日、会社に出社すると、金持ち御曹司の息子という高台光正(斎藤工)というエリート社員がニューヨーク支社から転勤してきていた。独身の御曹司に、社内のOLはそわそわ。

イギリス出身(祖母が英国人で祖父は日本人)のエリート光正を見た木絵は、これまで恋愛経験もなく、一目惚れ。「ドダリー卿率いる悪の組織に狙われ」といつもの癖で妄想を始めてしま

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                       妄想シーン

それ以来、木絵は、光正を見かけるたびにくだらない妄想が浮かぶようになってしまう。なぜかそんな木絵を見て噴き出す光正。実は光正は人の心が読めるテレパス”だった
 
イメージ 2
                    いいシーンですね(笑)

同じ日に、偶然にも綾瀬はるかの映画とドラマを見た。
もう1本は10月期ドラマの「奥様は、取り扱い注意」。こちらは、コメディエンヌ・綾瀬はるかが、知られざるパワー(カンフーなど武闘技術を持つ)を発揮する痛快ドラマ。「高台家の人々」は、綾瀬はるかの妄想・空想女子のラブコメ。
 
「高台家の人々」と複数形になっているが、ほぼ三代に渡る家系がざっと描かれる。

イメージ 3祖母役のアンには、朝ドラ「マッサン」で有名になったシャーロット・ケイト・フォックスが演じている。主人公・光正の両親には、太地真央と市村正親、ほかに水原希子などが出演。猫も登場するが、セレブの家の猫は、そこいらの猫とは違って上品で大物感が漂う(笑)。
 
相手の考えていることが読めてしまう「テレパス」という能力があることがいいことなのか悪いことなのかも問う。木絵(綾瀬はるかは、相手が「テレパス」であることを知ってしまう。心の内を知られない方法を発見する。ある広告にあった自然の風景だった。その絵を思い浮かべると、相手には心の内は見えないのだった。
 
漫画チックなドラマだが、気楽に見ることができた。
イメージ 4テレパシーという言葉はあるが「テレパス」という言葉が、この映画のポイントになっている。「〜パス」というと、サイコパス(精神変質者)を思い起こす。
”サイコ”という言葉の走りになったのが、その言葉のとおりの映画「サイコ」か。
 
「パス」にもいろいろある。
足が八本は「オクトパス」。
自由に乗り降り(出入り)できるのは「フリーパス」。
カメラなどの光学機器メーカーは「オリンパス」(笑)。
貼って、気持ちいいのは「サロンパス」(古い!)。
そんな映画は見たくない!は「パス!」。
年配者にお得なのは「シニアパス」。
 
■主な出演者:
・高台家で4人が「テレパス」能力を持つ。・父マサオは、お人好し・ノー天気(笑)。
平野木絵 - 綾瀬はるか
高台光正 - 斎藤工 (テレパス)
高台茂子 - 水原希子 (テレパス)
高台和正 - 間宮祥太朗 (テレパス)
高台由布子 - 大地真央
高台茂正Jr.(マサオ) - 市村正親
高台アン - シャーロット・ケイト・フォックス (テレパス)
高台茂正 - 大野拓朗
斉藤純 - 夏帆
岸本浩平 - 坂口健太郎
脇田実 / 木絵の妄想に出てくるキャラクターたち - 塚地武雅
阿部弓子 - 堀内敬子
高台家の猫
 
★★


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