ここから本文です
fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!)
★「9月1日から「はてな」ブログに移りました。https://fpd.hatenablog.com/

書庫▶洋画2010〜17年

記事検索
検索
イメージ 1

フランス映画でアカデミー賞主演女優賞(イザベル・ユペール)にノミネートされた「エル ELLE」(2016)を見た。カタカナでは「エル」だが、邦画「L−エル−」(広瀬アリス主演)と異なり「ELLE」はフランス語で「彼女」のこと。
 
映画は相当に変態・アブノーマルな映画。
主演のイザベル・ユペールの名演(怪演)などがなければ、ただのポルノチックなレイプ映画になっていたかもしれない。その過激な内容からニコール・キッドマンやジュリアン・ムーアなどが断った映画。

ただ、レイプ被害者が犯人を探して復讐するサスペンスを予想すると肩透かしを食う。自宅で覆面男に襲われた女性が、警察に届けず、自分の回り全てを疑い始めていくが、やがて彼女の本性があぶりだされていくエロティック・サイコ・サスペンス映画。
 
イザベル・ユペールピアニスト」(2001)8人の女たち」(2002)「愛、アムール」(2012)などで知られるフランスの至宝とも呼ばれるフランスを代表する女優。フランス・アカデミー賞と言われるセザール賞主演女優賞に史上最多14回ノミネートされている。フランスのメリル・ストリープと言えるかもしれない。
 
・・・
イメージ 2  

ビデオゲーム会社の社長であるミシェル(イザベル・ユペール)は、一人暮らしの瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。
 
その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。
 
父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった(HPより)。
 
イメージ 3

暴行された女性が犯人に復讐する映画化と思うと、そうではなく主人公の女性の行動が「あれあれ」と思わせるのだ。冒頭のシーンで、主人公は突如現れた暴漢からレイプされが、その後に彼女は冷静に割れた食器を片付け、なんと電話で“寿司の出前を頼む”
 
ツッコミが入りそうな展開だが、さらにその後の会食では、主人公は自分がレイプされたことを友人たちに打ち明けるが、当然ドン引きされ、警察に訴えていないことを知らされ、愕然とされる
主人公がレイプ被害を警察に訴えない理由とは・・・?
主人公の女性の隠された面とは・・・?
 
この映画は、タイトルにある「elle(フランス語で“彼女”の意味)」ことミシェルを演じた主演女優イザベル・ユペールの怪演が見所。内面の演技力凄まじい。実年齢63歳(撮影当時)のユペールが49歳の独身女性を演じているが、職場の若手男子から、妻子持ちやらイケメン隣人まで、周りの男たちにモテまくるがそうした彼らを手玉に取る女性を演じているところが悪女映画の歴史を塗り替えるほどのヒロイン像となっている
 
イメージ 4イメージ 5







イメージ 6イメージ 7







・・・
ミシェルの父親は、大量殺人鬼で現在も服役中。幼少期にパパラッチに追われた経験から、レイプに関しては警察に話して大事になるのを嫌い、秘密にしておくことにした。レイプ魔に備えて、金づちやスプレーを購入するミシェル。
 
とにかく登場る人物は、みなまともとは言い難い。
ミシェルの母親は、若い男(明らかに金目当てっぽい)と同居中。
ミシェルの息子とは何となくうまくいっていない。
 
ミシェルの元旦那は、ミシェルもよく知る若い美人と付き合い中で何とも複雑な気持ち。ミシェルはビジネスパートナーでもあり親友でもあるその旦那と不倫中。そんな浮気中のミシェル、隣人の銀行マンパトリックに夢中で、彼を双眼鏡で眺めながら一人、マスターベーションをする日々。そして、3度目の黒ずくめのレイプ犯の覆面をはがすと、なんと、それは○○だった!(↓後の記事で犯人をバラしている!笑)。
 
クリスマスパーティを開くミシェル。
ミシェルが招待したのは、息子とその嫁、元旦那とその彼女、親友とその浮気相手である旦那、ミシェルの母、そして隣人のパトリックとその妻たち
 
ミシェルは机の下から、足で股間をもんだりとパトリックを誘惑。パーティが終わりに近づくと、ミシェルの母が倒れ。病院に運ばれるさなかお父さんに会って」と遺言を残し、亡くな
 
ある嵐の夜、隣人のパトリックはミシェルの家の窓が割れないように、二重窓を閉めに手伝いに来てくれる。そして、隣人パトリックを誘惑するミシェル。
パトリックもまんざらではない。しかしパトリックは「ごめん」と言って、妻に対する罪悪感を感じたパトリックはミシェルの家を出てい。少しの時が経ち、ミシェルは以前と同様に、覆面を被った男にレイプされ。ミシェルの必死の抵抗で、レイプ魔の手をハサミで突き刺し、覆面をはぎと。なんと、レイプ魔は隣人のパトリックだった!
 
パトリックはレイプでしか感じないようだ。隣人でありレイプ魔を追い払ったミシェル。その後、母の遺言通り、父に会いに行くミシェル。しかし、父は刑務所の中で首をつって自殺していることが分かそれはミシェルが面会に来ると知った直後のことだった。ミシェルに合わせる顔が無かったよう
 
その帰り道、ミシェルは事故に遭。親友や元旦那は留守番電話で出ない。
そうだ彼に助けを頼もう。男大丈夫か?ミシェルが助けに呼んだ男はレイプ魔のパトリックだった。パトリック足のけがを治療しないとミシェルの家に到着する二人。ケガを治療するパトリックに向かってミシェルは問いかける。ミシェル「(ハサミで刺した)腕のケガはどうどうしてあんなことしたの?パトリック必要だったからだその後、二人はレイププレイをしあう仲になるのだ。
 
レイプ被害者を扱ったシリアスな映画ではなく、ミシェルをはじめ、全ての登場人物がみなおかしい、ブラック映画とも言える映画だった

イメージ 8

イメージ 9

・・・
監督のポール・バーホーベンは、初期オランダ時代の「ルトガー・ハウアー危険な愛」にしろ、シャロン・ストーンの足の組み換えで話題になった「氷の微笑」にしろ、あの悪評を買った「ショーガール」でさえ、あまり他ではお目にかかれない魅力的な強い女性を描いてきたのも事実。本作はそんなバーホーベンが、恐れ知らずのユペールという最強の共犯者を得て、映画界に一石を投じるものだ。バーホーベン監督作品では、個人的には「ブラックブック」(2006)がお気に入りの1本だ。
 
原題:Elle 
製作国:フランス、ベルギー合作 
製作年:2016年 
日本公開日:2017年8月25日 
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
出演:
・ミシェル:イザベル・ユペール
・ロベール(不倫相手):クリスチャン・ベルケル
・アンナ(ロベールの妻):アンヌ・コンシニ
・パトリック(銀行員、隣人):ローラン・ラフィット
・レベッカ(パトリックの妻):ヴィルジニー・エフィラ
・リシャール(ミシェルの元夫):シャルル・ベルリング
・イレーヌ(ミシェルの母):ジュディット・マール
・ヴァンサン(ミシェルの息子):ジョナ・ブロケ
・ジョジー:アリス・イザーズ
・キュルト:ルーカス・プリゾル
・ケヴィン:アルチュール・マゼ


・・・
ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーブなどと並ぶフランスの大女優の一人、イザベル・ユペールの映画だった!


☆☆☆


 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。

開くトラックバック(3)

イメージ 1

ポーランド映画「クリスマスの夜に」(2017)を見た。シネマテークたかさき(群馬県高崎市)にて。4月7日まで開催中の「高崎映画祭」中に上映される約60本の映画の1本。映画は、第20回ポーランド映画賞の作品賞、主演男優賞をはじめ多数受賞。似たようなタイトルの映画で「クリスマスのその夜に」(2010、ノルウェー、ドイツ、スウェーデン)というのもあり紛らわしい。
 
1年前の高崎映画祭では、やはりポーランド映画の古典的名作と言われる2本(「灰とダイヤモンド」「地下水道」)を見たが、今回はポーランド特集の最近の作品を見ることにした。…といっても「高崎映画祭」授賞式の入場券(2,500円)を購入すると、期間中、1本映画が無料で見られるのだ。

授賞式の当日上映している映画で時間的に好都合だったのが「クリスマスの夜に」だった。
 
映画は、ポーランドの普通の家族の生活ぶりと崩壊を描いているが、その中で、兄弟の確執とまではいかないが考え方のズレ、家族のそれぞれの立場、対立などを描き、勝手にポーランド版「エデンの東」ではないかとふと思った。なかなか現在のポーランド人の生活などは知る機会がないので、いい機会にはなった。
 
・・・
妻を残して、勝手に(家族全員はそう思っている)外国(オランダ)で働いているアダム(ダヴィド・オグロドニク)は、クリスマス・イヴに突然ポーランドへ帰ってきた

出迎える家族たちは、アダムがなぜ突然帰ってきたのか戸惑うが、アダムにはある計画があった・・・。その計画により、家族の行く末が大きく変化するということなど予想もしなかった。弟は、アダムとは性格も合わず、なにか落ち着かない様子だったのだが・・・。
 
・・・
主演は幸せのありか(2013)イーダ(2013)イレブン・ミニッツ(2015)のダヴィド・オグロドニク。
 
以下ネタバレ注意報:
アダムは、オランダでビジネスを成功させるために、一家の唯一の財産とも言える、祖父の家を売却して、そのお金を資金にして仕事を成功させていきたいと考えていたのだ。そして、妻とともに、オランダでの生活を夢見ていた。

問題は、古い家を売却するには、両親、弟や妹などの承諾が必要だったこと。
両親は、仕事が成功したら、家を売って借りた資金は返すと説得できた。
妹は承諾したのだが、妹の夫(義弟)がなぜか反対。そのうえ、義弟は、妹に暴力を加えていたことがわかる。

怒り狂ったアダムは、義弟を表に呼び出し、殴り倒し、顔に傷を負わせ、無理やり酒を飲ませて、酔っ払って怪我をしたというふうに家族には伝える。

そんな騒ぎの中、祖父の家がちょっとした弾みで火が回り、家は火の海となってしまう。そんな中、アダムが、たまたま弟の携帯を取ると、アダムの妻からだった。ようやくアダムは事態を理解した。アダムが外国に留守の間に、アダムの妻は弟と関係を持ち、妻のお腹には新たな命が宿っていたのだった。いやはや。登場する人物が誰も彼もが隠し事があるような雰囲気。
 
映画の前半は睡魔に襲われそうになるほど話が単調に進むが、終盤になって、暴力沙汰は起こるわ、許しがたい事実が判明するやら急展開となるのだが、ポーランド映画は、全体的に暗い印象だ。

■最近、各地で「ポーランド映画特集」が上映される訳とは・・・。
今年が日本・ポーランド国交樹立100周年(1919〜2019)の年だからである。
さらに高崎市では、来年の2020東京オリンピックに向けて、ポーランド・オリンピック委員会と交流協定を締結している。そうしたことが縁で高崎映画祭では、ポーランド映画を積極的に紹介している。
 
★★

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。
イメージ 1

ブルックリンの恋人たち」(原題:Song One, 2014)は、「プラダを着た悪魔」「レ・ミゼラブルなどのアン・ハサウェイが、主演と製作を務めたラブロマンス。

制作されたのは2013年で、日本公開は2015年3月。物語が平凡で物足りなさを覚え、ヒットは見込めそうにないからか。ショート・カットのアンがキュートで可愛い。

イメージ 4
 
事故で意識が失われた状態に陥った弟の日記を基に、彼の歩んだ道をたどっていた女性に待ち受ける恋を見つめる。メガホンを取るのは、プラダを着た悪魔で監督助手を務めていた新鋭ケイト・バーカー=フロイランド。
 
出演は「タイムクルセイド ドルフと聖地騎士団のジョニー・フリン、メルビンとハワードなどのメアリー・スティーンバージェンが脇を固める。舞台となるブルックリンの街並み必見。「ブルックリン」というタイトルの傑作映画もあり紛らわしい。
 
・・・
ストリート・ミュージシャンのヘンリーが地下鉄の通路で歌っている。
表の道路に出たところで、車のクラクションがなり、場面が真っ黒になる。
(タイトルの「Song One」の文字が出る。)

場面は一転して、どこかの部族(モロッコ?)のシーン。
スカーフをかぶった女性たちのグループをカメラに収める女性フラニー・エリス(アン・ハサウエイ)のもとに電話が入る。母親から弟が事故にあったという連絡だった。

イメージ 2
 
フラニーが病院に駆けつけると、ヘッドフォンで音楽を聴いて車の事故にあったらしい。フラニーは「パパが亡くなっていてよかった。いろいろ問題だから」。
 
弟の部屋の壁には、歌手の「ジェームス・フォレスター」のポスターだらけだった。
フラニーは弟の日記を発見。そこには、ジェームス・フォレスターのコンサート・チケットが挟まっていたほか、音楽のこと、フォレスターのことなどがぎっしりと書いてあった。フラニーは、コンサート会場へ音楽を聴きに行くのだった・・・。
 
イメージ 3
・・・
物語は、弟が大学を辞めて、ミュージシャンになったことなどで、口論となり半年も弟と口を聞いていなかったフラニーだったが、弟が日記に記してある場所を訪ね歩き、弟との距離を縮めて謝罪したかったのだった。
 
フォレスターのコンサートでフォレスターに弟の事を話すと、フォレスターが病院にまで見舞いに来て、やがてフォレスターとフラーニーが互いに好意を抱くようになるというストーリーだが、いかにもありふれた印象。相手役の俳優に魅力がなし。
 
カントリーミュージックのような音楽映画とも言えるラブロマンス。
 
★★


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。

開くトラックバック(1)

イメージ 3

シークレット・アイズ(原題:Secret in Their Eyes2015)を見た。
タイトルを見て分かる人にはわかるように2009年に製作されたアルゼンチン映画瞳の奥の秘密のハリウッド版リイマジネーション(リブート)作品。
 
映画のキャッチコピーでよくあるように最後の10分は想像を絶するエンディングだった。娘をレイプ殺人で失った母親の犯人への復讐は壮絶。そういえば「スリー・ビルボード」の母親も凄まじかった。

イメージ 1
 
・・・
2002年、ロサンゼルス。殺人事件の現場に駆け付けたFBI捜査官のレイモンド・“レイ”・カステンキウェテル・イジョフォーは、若い女性の遺体を見て絶句する。その被害者は、テロ対策合同捜査班でのパートナーで、親友でもある検察局捜査官ジェシカ・“ジェス”・コブジュリア・ロバーツの最愛の娘キャロライン(ゾーイ・グラハム)だったのだ。
 
レイはエリート検事補のクレア・スローンニコール・キッドマンと共に捜査に乗り出し、一度は容疑者の男を捕まえるのだが、FBI組織内の事情により、上層部は男を釈放して自由も身にしてしまう。

イメージ 5
 
あれから13年、失意のもとにFBIを辞めたレイが、クレアとジェスの元に帰って来る。新たな手掛かりを見つけ、捜査を再開するためだった。容疑者を突きとめ、逮捕に乗り出した彼らを待ち受けていたのは、想像を絶する結末だった。
 
イメージ 2
・・・
過去(13年前)と現代が交互に画面に現れるため、髪型や若さなどで、これはどっちの時代だと判別しなければならない。追い詰めた犯人(実は別件で逃走したのであり、違っていたのだが…)を自白に追い込むクレアの言動が凄い。「ひとのブラウスの中を覗き込むような人間は、坊やだ」と焚きつけるのだ(笑)。男は、子供扱いされたので、なんと、自分の○○を見せると「確かにすごい」って。脱線。
 
ロサンゼルス警察(LADA)が、怪しいその男には関わるなと検事やFBIにいうのには理由があった。ニューヨークのテロ事件9.11の翌年、ロサンゼルスにもテロが起こりうるとして「テロ対策」を最優先していた最中だった。その男というのは、いわゆる
”情報屋”として、泳がせていた人物だったのだ。
 
その男アーザー・マージンには関わるな(=”アンタッチャブル”:字幕”聖域”)、ということだった。元ドジャース・ファンで、馬を見る目が異常というその男。競馬場での逃走劇などのアクションも見応えがあった。
 
イメージ 4

ニコール・キッドマンは、ハーバード・ロースクール出身のエリート検事補で、13年後には検事に昇格していた。キッドマンの凛とした美貌は健在だった。不安があると、癖で車のキーをくるくると回す。いつしか、その癖がレイにも移っていた。

一方、娘を殺されたジェス役のジュリア・ロバーツは、やつれ切った母親役で、レイからは「君はとても老けたんでは」と言われていた。
 
映画のセリフでは、クレアのセリフだったか、”Passion always wins”(文字通り:情熱があれば必ず勝利する)が印象的だった。
 
ラストが二転三転するところも興味深い。結果に合わせるためには、その通りにしようではないか…。
 
イメージ 6

個人的には「瞳の奥の秘密」の方が、無名俳優が中心といっても面白かった。
キウェテル・イジョフォーといえば「それでも夜は明ける(2013)で一躍注目された俳優だが、今や主演級で登場というわけだ。

主な出演者:
・レイモンド・“レイ”・カステン: キウェテル・イジョフォー
・クレア・スローン: ニコール・キッドマン
・ジェシカ・“ジェス”・コブ : ジュリア・ロバーツ
・バンピー・ウィルズ: ディーン・ノリス
・マーティン・モラレス: アルフレッド・モリーナ
・マージン / ベックウィズ: ジョー・コール
・レジナルド・“レグ”・シーファート: マイケル・ケリー
・キャロライン・コブ: ゾーイ・グラハム
・キット :リンドン・スミス
・巡査部長 : マーク・ファミリエッティ
・フィエロ: ドン・ハーヴェイ
・エリス:ロス・パートリッジ

 
☆☆☆


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。

開くトラックバック(3)

イメージ 1

イメージ 2

虹蛇と眠る女」(原題:STRANGERLAND2015)を見た(R15+)。
ニコール・キッドマンが、25年ぶりにオーストラリア映画に主演。

娘が失踪するという”ゴーン・ガール”映画の体裁を取っているが、実はオーストラリアに伝わる先住民族の伝説に関連して、家族の気づきや再生を描いている。

ややオカルトっぽい映画で、スピリチュアル映画だという解説を目にする。
中途半端な映画で、スリラーにしたほうが面白かったに違いない。
 
砂漠の街に引っ越してきた夫婦と、息子、娘の四人家族。ある日、セックス依存症の娘と夜間徘徊癖のある弟が行方不明になってしま。必死に捜索する母・ニコール・キッドマンの精神状態がおかしくなり、ついには全裸で砂漠を徘徊するというお話。 
 
イメージ 8
・・・
砂漠の街に越してきた四人家族。父親マシュー・パーカー(ジョセフ・ファインズ)と妻キャサリン(ニコール・キッドマン)、10歳くらいの小学生の息子・トム(ニコラス・ハミルトン)と、15歳で高校生くらいで下着姿のエロい娘・リリー(ディソン・ブラウン)。

イメージ 7

リリーは、家に出入りしているやや知恵遅れっぽい男・バーディに下着姿を見せて喜んでいる。それを見て怒る父・マシュー。

リリーは、広場に行き入れ墨をしたワルっぽい男を逆ナンパ。
そのままどこかに消える。父は弟・トミーにお小遣いを渡し、姉を見張るように言いつける

イメージ 3
                             自由奔放な娘リリー

夜、夫・マシューは「なんだあのふしだらな娘は。お前に似たんだ。」とキャサリンを叱責。夫婦喧嘩を聞いていた弟トミーは深夜なのにどこかに出かけていく。それを追いかけるように出かけるリリー。
 
父・マシューはそれを見ていたがなぜか引き止めない

翌朝、子供たちがいない焦るキャサリン。
夫は仕事である薬局に通勤していく。キャサリンは警察に行くが「95%は24時間で戻ってくる。24時間過ぎたら…」と帰されるが、24時間を過ぎても二人は帰ってこず、刑事のレイ(マディソン・ブラウン)が担当となり捜査が開始される。

イメージ 6
                 警察官レイ(左)が捜査を開始。

そもそも砂漠の辺鄙なところに家族が引っ越してきた理由というのが、リリーが教師と関係を持ってトラブルになったからだとわかってくる

レイは、リリーがつきあっていたらしき入れ墨の若者や、やや頭の弱いバーディに聞き込みをするが手がかりはみつからない。
 
キャサリンは、リリーの部屋でリリーの日記を発見。内容はセックス依存症の娘の姿だった。まるで何かから逃げるように男と寝まくっていた記録が書いてあるのだ。そして「愛も性交渉もない両親を軽蔑する。最低。私は囚われの身。」と。

イメージ 4
 
キャサリンは涙する。砂漠の捜索が行われるが、リリーの友達も非協力的で、街の住民は「UFOにさらわれた。」「両親が殺したのでは?」などと噂話をするだけだった
 
一体何が起こったのか。
地元民であるバーディの母親は「虹蛇の伝説だ。歌えば帰ってくる」などと変なことを言い出す。のちに出てくる同様のシーンでは「白い子。黒い子。子供が消える」などと意味不明の言い伝えだったりするのだ

バーディがリリーとセックスしていたことを告白し、夫・マシューに殴られる。
精神的におかしくなってきたキャサリン。部屋でリリーの服を着てリリーのような化粧をする。そこに来たバーディを誘惑するが拒否られる。

トミーが発見されるが、顔はアザや傷だらけで、感情を失ったかのように、ぼんやりしていた。ようやくしゃべったことは「リリーはクルマに乗った。」とだけ。刑事のレイがキャサリンの元に来る。キャサリンはレイにセックスを迫るが拒否られる。大声でわめきながらひとりで砂漠に歩いていくキャサリン。

イメージ 5

翌朝、なぜか全裸で街に帰ってくるキャサリン。マシューが保護する。
「俺たちのせいだ。」と反省する夫婦。
 
全体的に説明不足で、まったく混沌とした内容で、スリラー的な要素もない。
判断は観客に任せる式の体裁だが、すっきりしない映画だった。キッドマンはこの映画の撮影時47歳。娘がいなくなり、狂ったように見栄も外聞も捨てて体当たりで母親を演じている。

・・・
監督 : キム・ファラント
製作総指揮 : サラ・E・ジョンソン
原案・脚本 : フィオナ・セレス
脚本 : マイケル・キニロンズ
音楽 : キーファス・チャンチャ

主な出演:
キャサリン : ニコール・キッドマン
マシュー : ジョセフ・ファインズ
レイ : ヒューゴ・ウィーヴィング
リリー : マディソン・ブラウン
トミー : ニコラス・ハミルトン
  
★★ (摩訶不思議な映画で・・・女性初監督の力量不足か)


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。

開くトラックバック(1)

fpd
fpd
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索 検索

過去の記事一覧

ブログバナー

最新の画像つき記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事