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新年の劇場映画第一号は「嘘八百」。MOVIXさいたまにて。
「百円の恋」の武正晴監督&脚本・足立紳のコンビによるドタバタコメディ。
中井貴一と佐々木蔵之介という当代一の俳優の初共演ということで、あっと驚くような一発大逆転コメディを期待したが、単調なまま終わってしまった。
映画は昨年の2月に、わずか16日間で撮影。
どうりで、メリハリやパンチがやや足りなかったようだ。
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中井貴一が空振りばかりな目利きの古物商、佐々木蔵之介が落ちぶれた陶芸家に扮し、幻の利休の茶器をでっち上げて一攫千金を狙う姿が描かれる。
このほか出演陣では、陶芸家の妻を友近、贋作作りに関わる陶芸家の仲間を木下ほうか、坂田利夫、大御所の鑑定士に近藤正臣、文化庁の職員に塚地武雅など個性派が顔を揃え、物語を盛り上げる。
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大阪・堺。千利休を生んだ茶の湯の聖地に、大物狙いで空振りばかりの目利き古物商・小池則夫(中井貴一)がお宝を探しにやって来た。
そこで出会ったのは、腕は立つが、落ちぶれてくすぶっていた陶芸家の野田佐輔(佐々木蔵之介)。
大御所鑑定士・棚橋清一郎(近藤正臣)に一杯食わされ、人生の出端を挫かれた
2人は結託。“幻の利休の茶器”を仕立て上げ、仕返しついでに一攫千金を目論む。
ところがそれが、家族や仲間、大御所鑑定士、さらには文化庁までも巻き込む大騒動に発展し・・・。 ・・・
騙したつもりがだまされて・・・という展開はおもしろい。
「スティング」のような仕組まれた大芝居に似たところもちらほらとあったり、飽きさせなかったのはよかった。骨董品などの値付けはあってないようなものか。近づかないほうがいいようだ(笑)。
外国人の怪しいバイヤーも登場。日本の文化を外国に奪われてなるものかと、文化庁が待ったをかけようとするのだが・・・。
バーのマスターの木下ほうかなど、欲に目がくらんだ輩が、それぞれの得意な分野を持つ仲間とグルになって偽物(贋作)作りに精を出し、素人や専門家を騙そうとするのだが、果たして成功するのか・・・。
最後の最後に「その後」の追加ショットが流れるので、明るくなるまで席を離れないほうがいい。主人公の2人のそれぞれの子供の結婚式に、新郎に裏切られたと包丁をもって花嫁姿で登場するのが御年47歳とは思えない堀内敬子というのが驚きだった。これも狂言の一つだったのだが・・・。
佐々木蔵之介の息子役がジオラマ・オタクで、30歳過ぎというのが不自然(笑)。
中井貴一は、口八丁手八丁など、やはりこうしたとぼけたようなコメディが似合うようだ。気楽に見られる映画。
★★ (辛口)
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