クロールのライフワークs

https://ameblo.jp/fpkks223/ ネット小説「works」にて短編連載ちう。

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後編です。

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カーチャンと買い物へ行った帰りに「最近オープンしてライブもやるらしい」と言う話を聞き、ちょっと寄ってみました。
1Fが駐車場でお店は2F、メガネのマスターが一人で切り盛りしているお店でした。
コーヒーを頼み店内を見回してたところ、マスターが「バルンガさんですか?」と聞いてきました。
ビックリでした。

お店にはバルンガのCDが置いてあり(購入してくれた誰かが置いてってくれたらしい)、なんか有名人になった気分を味わえました(笑)。
まだお店でライブする人は少なく、マスターは「毎日ライブやってる店にしたい!」とおっしゃいました。
当時のライブハウスは「週末ライブ」が基本であり、そんな店ありませんでした。
それまでライブしてた「ゆるゆるライブホール」から移動し、バルンガもそのお店でお世話になる事となりました。

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そのお店は「なんでモール」。
まだ開店半年経たない頃でした。
そして2004年、バルンガ(緑)が新加入したのでした。

始めは「研修生」扱いして(薄緑)という名前でした、今思えばほとんど嫌がらせですね。
(緑)氏はギター担当で、当然バンドにギター3本も普通要らないわけで、私はベースもしくはキーボードを担当することとなりました。
正直言って不満でした。

私も(白)氏もそれぞれシンガーソングライターです。
そのうち(緑)氏が自分のオリジナルを持ってくるようになりました。
そんな(緑)氏の書いた1曲。
それは(緑)氏を迎える覚悟を持たざるを得ない歌でした。
その歌は「Dry Rain」。
ソングライターの自分を差し置いて(笑)、「バルンガの中で1番のお気に入りソングは?」と聞かれたら、私は(緑)作詞曲のこの歌を挙げます。

なんでモールでは毎週第2土曜日にワンマンライブもやらせていただきました。
それでもまだ「毎日ライブ!」というお店の野望に届くほど出演者は集まりません。
そんなマスターが取った強硬手段が「バルンガばら売り」!
3人ではなくそれぞれがソロでやるというものでした。
これこそが「クロール」を誕生させるきっかけだったのです。

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いろんな方とライブをご一緒しました。
3人になってのセカンドCD「バルンガ2」(もう全くひねらない単直さが嫌い(笑))もリリースしました。
2004年10月9日の記念ライブでは、ほんと多くのお客様がなんでモールに集まってくださいました。
もちろんこのCDももう絶版、二度と世に出す気はございません。

(白)(黒)(緑)と、3人のソングライターがそれぞれの作ったオリジナルを各々歌う。
3人ボーカルなのにコーラスワークが絶妙なわけでもなく、1曲1曲が違うカラーを見せる。
そんなバルンガの持ち味が確立されてきた時期でした。

やがて「ビーフラット」さんにもお世話になり、それまで楽器持ち変えたりしてた私のポジションが、「ベース一筋にしなければ生き残れない」的な強迫観念に襲われるようになりました。
マジでベースを特訓しましたよ。
そして本当にベースを弾く喜びを見出しました。

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2011年、お友達のバンド「〇ll Beat」のパーカションが抜けた、という情報を聞きつけスカウト。
バルンガ(灰)氏の誕生です。

これについて「(黒)が〇ll Beatからメンバー引き抜いた!」「私と〇ll BeatのH〇RU君がケンカ中だ!」という噂が立ち、私も面白いのでH〇RU君と示し合わせて一緒のライブの時は口を利かないという演出をし、みなさんをやきもきさせました。今更ですが謝りますごめんなさい(笑)。
なにはともあれ(灰)氏は我々にとって必要な音を持つ者であったのには変わりありません。
そして、バルンガとして「理想の音」が生まれました。


4人というそれぞれの時間や都合の調整により、ここんとこライブ回数は減っています。
今はライブハウスに出ることもほとんどなくなりました。
それでも呼んでいただけるライブに向けて、密度を持って向かえるようになった気もします。
沢山の方に関わっていただき、今のバルンガがあります。

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「第10回やらまいかミュージックフェスティバル」、バルンガ10年欠かさずの参加です。
結成して17年、最近ではバルンガ結成の時にまだ生まれてなかった子と一緒のライブをするときもあります。
年数(キャリア)の重みなんてもん、ひけらかすものではありません。
そして「重鎮」扱いされると不思議なモンで、新しいお客さんにそっぽ向かれるような気もします。
いつまでも新しい気持ちでやっていきたいです。
そして「クロールの本気と本業」をバルンガで知ってもらえると嬉しいです。

「応援してる」って言葉は実は嫌いです。
まず触れてもらいたいと思うのです。
10月9日、14時半から鍛冶町交差点ステージです。

(白)さんの立ち位置はいつも向かって右です。
私の立ち位置はいつも向かって左です。
1999年に並んだ二人の間に今、私以上にバルンガを楽しみ大事にしてる二人が鎮座しています。
この上ない心強さを味方に、楽しいライブを見せられればと思います。








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