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少なくとも月に一度ぐらいの割りで郵便局やら銀行に行く用事がある。
車で5分ぐらいのところに金融関係の施設があるのでそこを利用している。 その場所は問屋街と呼ばれていて、いろいろな問屋さんが店を構えている。 問屋さんのためか、一般の買い物客の姿はなく、静かなたたずまいの店が並んでいる。 大抵は、お昼ごろ出かけるので、その近くで昼食を…というパターンが多い。 しかしながら、そこは、問屋街なので飲食店はない。少し足を伸ばせば、店はあるのだが、わざわざ、行くのも面倒だ。 そういう気持ちに水心あれば魚心ありと言うか、おそらくそのあたりでは1軒だろうと思われるレストランがあるのを見つけた。 その名は、なんと『商工レストラン』。 確かに、問屋街で働いている人たちも、お昼にどこかで食事をするはずである。弁当派の人もいるだろうが、お店でと言う人も少なくはないはず。 つまり、この商工レストランは、問屋街で働く人用のレストランと言うことのようなのだ。 こういう感じの店は、僕としては嫌いではない。いやむしろ好きと言っていい。 店は、コンクリート製の白いペンキを塗った、お世辞にもしゃれたとはいえない。 かなり年代もののようで古い感じは至る所に感じられる。入り口の上方にだいぶくたびれたビニール製の赤の突き出た屋根?があって、『商工レストラン』と言う名が黒く印刷されている。それがなければ、レストランと分からない作りだ。実に飾り気がないのである。つまり、この店は、問屋街の常連客が来るレストランだと主張してるのだ。 中に入ると古いながらも高い天井に二階席に向かう階段もある。窓には大きなガラスが、はめ込んであり、作られた当初はモダンな建物だったのだろうと思われる。 しかし、今は昭和の遺物という感じで、過ぎ去った時代の哀愁が漂ってくるようだ。 全体の基調は白だが、だいぶ白も汚れてくすんでいるのもいっそう時代を感じさせる。 クーラーなどは時代物の大きなもので、大げさに言えばウオン、ウオンとうなりながら、空気を冷やしているぞという代物だ。だいぶ電気代が、かさむのではないかと老婆心ながら心配になる。 メニューはと見ると、いわゆる最近のレストランのメニューではなく、大衆食堂のメニューだ。お決まりのカレー、カツ丼、オムライス、そば、うどん、定食などのお品書きが壁に貼り付けられてある。値段は、予想したとおり、このタイプの店の中ではかなり安い。400円から600円のものがほとんどだ。高くても800円ぐらい。カレーには力を入れているらしく、多くの種類があり、辛さも4段階ほどあることが、書かれてある。 いまだ、このカレーは注文したことがない。いずれ食べてみようと思っている。 出される食事はと言うと… 量も少なくはなく、いい感じだ。味のほうはといえば、なんと言えばよいのだろう。 「ご飯を食べたぞ」と言う触感が残ると言ったらいいだろうか。特別うまいわけではないが、飽きることもない。「また来たいなあ」という余韻が残る味なのだ。 さすが、毎日の問屋街の皆さんの胃袋を満たしている店だと心の中で感心した。 今回いただいたのは弁当定食(600円)で、甘辛い野菜の佃煮ふうのもの、和風のオムレツに野菜とえびのてんぷら、香の物、それに味噌汁がついていた。なかなか悪くはない。 持ってきた親父さんに何時まで営業してるのか聞いてみると3時ごろまでだという。 3時ごろになると誰もこなくなるそうだ。それを聞いて、確かに問屋街の人向けのレストランなのだと納得した。 |
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今度、行きたくなりました。
オムライスとカツ丼、食べた〜い!
2011/7/29(金) 午後 9:22 [ Gee Bars ]
カレーがお勧めのようです。
はたして、カレーは金沢カレー風なのかどうか…
2011/7/29(金) 午後 9:28 [ なごんちゅ ]