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娘が何かにつまずいた『あがー!!』。その叫びを聞いて、娘に「お前は沖縄人だな」と言った。照れくさそうに「うるさい」という返事が返ってきた。
私も、たぶん?痛いときは「あがー」と言う声が出るだろう。少なくとも沖縄に住んでいたときはそうだった。
18年の間に、私の中に沖縄の(くくる)が少しづつ育っていったのだろうと思う。
どうも家内のほうは「あがー」と言う言葉が出てこないようだ。沖縄が好きだといっているが、沖縄化のほうは進んでいなかったのかもしれない。(^^;)
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沖縄
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平安時代に名僧、明恵(みょうえ)上人という方がいました。ある日、上人は使いの者を呼んで1通の手紙を渡しました。それには『島殿へ』と書いてありました。使いは、我が主人はなかなか粋なことをするなと思ったかどうかは分からないが、「どういう女人(にょにん)でございますか」と聞きまと、上人は、『そうではない。島だ。』と答えたそうです。上人が、仏教の修行をある島でしている時、島の自然に魅了された。そして寝ても覚めてもその島が忘れられなくなった。そしてついに、島宛の恋文を書いたというのだ。
だいぶ前だったが、「アイランド」(島)というアメリカ映画を見た。近未来を描いたもので世界は汚染されており人々は地下コロニーに住んでいる。しかし、ある島は、汚染から免れていて美しい自然に囲まれている。定員が制限されているのでコロニーで抽選会が行われ、当選された者がその楽園に行けることになっていた。人々はその島に憧れ、島に住むことを望みに生きていた。
しかし、それには裏があった。
コロニーに住む人々は、クーロン人間で、ある時期が来るとクーロンの遺伝子を提供した本人に臓器提供をするために作られた人々だった。島に行くとは手術室で臓器を摘出されることで、それは死を意味していたのだ。クーロン人間を作ることは、近未来でも禁止されていたので地下で密かに事が行われていたと言う物語なのです。
この映画を見ながら、実際こういう事が起こってもおかしくないだろうなと背筋の寒くなる思いがした。科学技術は進歩したが、それを使う人間の質が益々低下してるような今の時代、能力を持つ事への恐れが必要だと思う。
むしろ、技術はあまりなかったが、明恵上人のように島にラブレターを書く時代のほうが、あるところでは、はるかに進んだ豊かな時代だと思う。
ああ、沖縄の島にラブレターを書こうかなー…
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珊瑚を荒らす害生物として嫌われ者だったオニヒトデが、最近見直されている。
オニヒトデと同じ水槽に入れられた鯛がとても元気に育つことが発見されたためだ。
鯛だけの水槽では、病気にかかったりして全滅したそうだ。
オニヒトデのいる水槽では、鯛は病気にもかからず、食欲も旺盛で二倍の早さで成長するそうだ。
どうやらオニヒトデが出す分泌物の影響らしい。
オニヒトデは、害しか及ぼさない生物として嫌われ、「何故こんなのがいるんや」と言われてきたオニヒトデ。
少し面目を回復して、めでたしめでたしと言うところだろうが、それは人間の側の評価。
いかに人間の評価が、いい加減でコロコロと変わるのかを考えさせられてしまう。
オニヒトデは、今日も変わらず暖かい海の底で珊瑚をムシャムシャと食べ続け、鯛に元気を与えているのだろう。
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先日、沖縄の郵便局からある用件で電話が、かかってきた。「(あること)を忘れていませんか」という確認の電話だったが、実に親切だとあらためて沖縄らしさを感じた。
用件が終わり、わたしが静岡に住んでいることを伝えると
『沖縄には戻ってこないの?』と親しげに話しかけてくる。相手から、沖縄を無邪気に愛してる思いが伝わってくる。
見も知らない郵便局員。しかし、その口調は旧知の人に語るようなのだ。「ああ、そうだこれが沖縄の空気だ」と思いだした。
電話の向こう口から沖縄の風がこちらに吹き込んでくるようです。ああ!!、更に沖縄病が悪化しそうです。
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沖縄を離れて1年になるが、まだ沖縄病は重い。
(沖縄病の特徴?沖縄と言う言葉を1日に1度口にしてしまう)
今日は、特に寒い日だったのでそういう日は、よけい沖縄に思いが馳せるわけだ。(本当に困ったものだ)
よき治療法は、まだ見つかってはいないが、ある地図のサイトでは道路をカメラを積んだ車が走り回って撮影したものを見ることができる。それは、まるで沖縄を散策している感じになる。
住んでいた町は名護の町。沖縄の道路はかなりこのサイトでかなり細かいところまで見ることができる。「ああ、今はこうなっているんだ」と確認をするわけである。
ライブ映像でないのが残念。
これを眺めて少し気を紛らわせている。
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